第8章 – 生と死を受け入れる
~直感は「あの世」とつながっている~
第3節 魂の絆
~生前から死後へ続く関係~
人生の導き
みなさん、不思議に聞こえるかもしれませんが、私は両親が要介護になったことを、ある意味で感謝していたんです。他家に嫁いだ身の私が、両親と深く関わることができたのは、介護が必要になったからこそでした。今では、それを心からありがたいことだと感じています。
私の人生のシナリオには、きっと「両親の介護をして、ちゃんと見送ってあげる」という役割が最初から書かれていたのでしょうね。四人姉妹の中で、なぜか私だけが宮古島から離れることができなかったのも、今思えばこのためだったんだと感じるんです。
魂の付き合い
6年前に父を看取り、母とも、あとどれだけ一緒にいられるかはわかりません。でも、もし明日母が逝くことになっても、私はきっと悲しまないと思うんです。心から「よく頑張ったね」「お疲れさまでした」という言葉と、私をこの世に生み出してくれたことへの深い感謝の気持ちとともに、母を送り出せる気がしています。それは、今この瞬間も、母と密接な魂の付き合いをしているからなんです。
後悔のない関係
大切な人を亡くしたときの悲しみ。その中でも大きいのは、「もっとこうしてあげればよかった」という後悔の気持ちではないでしょうか。もちろん、大切な人を失う喪失感は計り知れません。でも、後悔しないくらい精一杯魂の付き合いをして、最期を看取ることができたときには、単なる悲しみとは少し違う感情が生まれるんです。それは、感謝の気持ちや穏やかさ、そして深い満足感に近いものかもしれません。
永続する絆
そして大切なことは、生前の関わり方が、その後の魂と魂の関係にも大きく影響するということです。生きている間に魂の付き合いができた人ほど、死後もその魂同士のつながりは強く保たれるんです。だからこそ、大切な人とは、生きている間に精一杯の愛と感謝をもって過ごしていきたいですね。そうすることで、その人が亡くなったときにも後悔することなく、その後も強いつながりを感じ続けることができるんです。
カウンセリング
Spiritual Counseling
~あなたの未来を鑑定して心から不安を開放します。~