伊良部島のなかでは、No.1人気のシュノーケルスポット。下地島の南西にあるビーチで、地元では、「カヤッファビーチ」と呼ばれています。

なにより、たくさんのサンゴ礁、たくさんの魚たちに出会うことができるこのビーチ。魅力的な地形も楽しめるので、全国から多くのダイバーやシュノーケル好きが中の島ビーチに集まります。そのため、午前中からお昼にかけて、ダイビングのボートを見かけることが多いです。

中の島ビーチの代表的なダイビングスポットは、「中島ホール」と「中島チャネル」。「中之島ホール」は、水深5メートルほどのところにあいている穴から入り、水深25メートルほどのところまで穴が続きます。穴の形もおもしろいので、ダイビング好きは満足できること間違いなし!

「中の島チャネル」は、下地島のダイビングスポットではお馴染み。コンディションがいい時が多く、比較的安全に潜れるポイントです。

チャネルとは「水路」のこと。迷路のようになっている道を進んでいきます。進んでいくと、方向感覚を失い気づいたら元の場所に戻っている、という不思議な体験をすることも。

近年、中の島ビーチは、シーズン中は島民や観光客でいっぱい!入り口近くの駐車場はすぐ満車になってしまいます。その日の潮の満ち引きの時間にもよりますが、午前中に到着するのがオススメです。

砂浜は、サラサラ、というよりもサンゴのかけらや貝殻がたくさん落ちています。裸足で歩くと痛くて危ないので、マリンシューズがあると安心。

中の島ビーチの特徴は、不思議な形をした岩がたくさんあるところ。湾の両サイドには、洞穴も!お散歩のついでに探検してみるのもオススメです。

あまり外海の影響をうけないビーチなので、シュノーケル初心者も安心。水深は、中央の大きな岩場あたりで3メートルほど。ボート停まっているアウトリーフあたりは10メートル前後です。さすが有数のダイビングスポット、下地島!かなり透明度が高いです。

砂浜から、海に入ってすぐたくさんの魚に出会えるので、初心者も浅瀬でじゅうぶん楽しめます。少し泳いでいくと、群生サンゴやカラフルな熱帯魚が数百種類も!かわいらしいクマノミ達がお出迎えしてくれますよ。魚の群れを見かけることが多く、ウミヘビに出会うことも。海中散歩が楽しい、まさに「天然の水族館」です。

ただし、天然の浜なので監視員もおらず、泳ぐ時は安全に十分気を付けてくだいね。もし他に泳いでる人がいない時は海に入らない、そして1人では絶対に泳がないように!

中の島ビーチはとがった岩やサンゴが多いので、海の中でもフィンをするなど、なるべく素足では泳がないようにしましょう。

売店やトイレ、シャワーなどもないので要注意。(車で10分ほど行くと、渡口の浜のシャワーが有料で利用できますよ!)またビーチには、木陰などが少ないので真夏は日差しが強く当たります。左奥にある岩場は影になってくれますが、人が多い時は場所取りができないかも…帽子やサングラス、日焼け止めなど日焼け対策は必須。飲み物も来る前に買っておきましょう。

シュノーケルもダイビングも楽しめる、「中の島ビーチ」をご紹介しました。もちろん、泳がなくても浜でのんびりしたりビーチをお散歩するのもオススメ。とはいえ、せっかくなら伊良部島の誇る透明度バツグンな海の中をぜひ見てほしいところ。“天然の水族館”ともいわれる「中の島ビーチ」、ぜひぜひ満喫してください!