11/1 宮古島「税」のカレンダーの運用が始まりました!

【宮古青色申告納税貯蓄組合長賞】税金について 宮古島市立平良中学校 仲宗根 莉聖

 私は、税金はこれ以上上げるべきではないと思います。

 なぜなら、今はロシアとウクライナの戦争やコロナの流行で小麦の値段の高騰やお店の人員不足で国内の景気が悪くなっていると感じるからです。また、少子高齢化が進む中で、働ける人が減少していっています。そのため、将来は年金受給者が増加してしまい、若者の税金の負担が今よりもかかることが予想されています。しかし、税金を下げるともっと不景気になると私は学校の授業を通して分かりました。例えば、軽減税率がされる場合とされない場合の差はわずか二%であり、食費すべてをその対象とすると、毎月十万円を食費にかけることになってしまいます。そのため、毎月食費に十万円をかけることができるお金持ち達だけが得をしてしまい、経済格差が広がるのではないかと考えます。また、軽減税率の対象となる品目を販売するお店は、税率が八%と十%のものを分けて計算する必要があり、税率や税額を記載するための請求書の導入・発行することによる負担は非常に大きくなると考えられています。このように、税金が下がっても軽減税率との関係で負担が大きくなってくると考えることができ、日本の不景気は進んでいくでしょう。そのため、税金を下げることはせず、税金は変えることはせず、子育てのしやすい環境・老後に困らない環境を作ることができたら日本の景気は良くなっていくと私は考えます。なぜなら、これからは今の子供達が国を支えていくからです。例えば、公園を団地の近くに建て、税金でずっと綺麗に維持していくことです。しかし、団地には子供達だけでなく高齢者も多く住んでいます。そのために、デイサービスの施設を増やしていくことも重要だと私は思います。このように、たくさんの人が住みやすい環境を作ることで、少子高齢化の改善も期待できます。そして、このような環境を作るために税金を使うことについて批判する人は少ないと思います。このように、少子高齢化の改善で、仕事ができる人が多くなり、今の税金でも不満が少なくなっていくでしょう。そのため、私は、今は税金を上げるべきではなく、その税金を使い、住みやすい環境を作っていくべきだと考えます。