【沖縄税理士会会長賞】税と向き合う 沖縄県立宮古高等学校 松田 麻愛

 最近、選挙のニュースで「消費税」や「税金の使い道」についての話をよく耳にします。税は本当に必要なものなのでしょうか。私にとって税は難しく、少し遠いものだと感じていました。けれど、選挙権をあと何年かで手に入れると考えると、税についてもよく学び考えていかなければいけないと感じるようになりました。

 そこで、まず税の種類や税金の使い道など税について調べることから始めようと思いました。税は主に所得税や消費税、酒税、たばこ税などがあり、様々な種類があります。そして納めた税金は、年金や医療などの社会保障関係費、道路や住宅などを整備する公共事業関係費など、公共サービスを提供するために使われています。料金を払わず、「公共サービス」を利用できるのは税によって賄われているからなのです。また、世界にはお菓子に税をかける国やペットを飼うときに税がかかる国もあります。ハンガリーではスナック菓子や清涼飲料水などの塩分や糖分の多い食品にかけられる「ポテトチップス税」、イギリスのロンドンでは渋滞を防ぐために、決められた区間を走る車はお金を払わなければいけない「渋滞税」があるなど様々な税があります。国によって税にこんなにも違いがあることを知って、とても面白いと感じました。

 けれども、税には課題もあると感じました。現在、二〇一九年の増税により消費税が十%になり、消費税の見直しについての意見が多く聞かれるようになりました。先日行われた参議院選挙では、野党の多くが消費税の減税や廃止を訴えているを見ました。財政的に実現できるなら、毎日必要なものにも税がかかるのは負担になるので、ぜひ実現してほしいと思いました。また他にも、税の無駄遣いや不要な公共事業、防衛費の増加など税の使い方を指摘するニュースを見ることもあります。無駄遣いされていると感じたら、納める人は納得できず嫌な気持ちになります。私たちにとっても、もっと分かりやすく、納得できる使い方になってほしいと思いました。

 だからこそ私は、これから税とどう向き合っていくかを考えていきたいと思います。将来、自分たちも税を納める立場になるので、無駄に使われることがないように、税の使い道にも関心を持ちたいです。正直に言うと、私はまだ税を素直に「いいものだ」とは思えきれていません。でも、あと何年かで選挙に参加できる年齢になる私にとって、税について考えることはとても大切だと思います。また「どんな社会にしたいか」を考え、税が正しく使われる社会になるように、今ある課題を解決したり、選挙などを通して税について見直したりしていくことが大切だと思いました。私もこれから少しずつ、税について考えていきたいです。