<第5章> 第4節 お金の循環 ~気持ちよく使うことの大切さ~

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第5章 – お金に愛される
~直感に従えば、お金ともうまく付き合える~

第4節 お金の循環
~気持ちよく使うことの大切さ~

生きたお金の使い方

浪費グセは心と体の疲れの表れですから、そのままにしておくのはよくありません。でも、その一方で、浪費とは違う、もっとポジティブなお金の使い方ができたらいいですよね。縁あって自分のところにやってきたお金は、本当にしたいことや欲しいもののために気持ちよく使い、世の中に回していくのが一番なんです。

例えば、新しいチャレンジのためにお金を使うことは、とても気持ちの良い使い方の一つ。習い事を始めたり、思い切って一人旅に出たり。こういうちょっとした挑戦が、直接的に将来に生きることはないかもしれません。でも、それでいいんです。「お金を使ってチャレンジした」という体験そのものが、いずれ本当にしたいことが見つかったときに、恐れずに挑戦できる自信につながっていくんです。

お金は流れるもの

お金の流れは、気の流れと同じなんです。滞らせるのではなく、流してあげる方が巡りが良くなります。中には、節約して貯金に励んでいる人もいると思います。欲しいものを買うための貯金ならいいのですが、目的のない貯金は、なるべく避けた方がいいでしょう。なぜなら、目的のない貯金は、たいてい不安や喪失感といったマイナスの感情から生まれるものだからです。

心と貯金のマイナスのループ

例えば「この先、一家の大黒柱に万が一のことがあったときのために」「万が一、失業したときのために」という発想。一見、堅実でしっかり者のように思えるかもしれません。でも、こうした不安からくる発想でお金を貯めていると、どんどん潜在意識にマイナスのフィルターがかかってしまうんです。そして、貯めるばかりで使う機会のないお金を、実際に使う機会、つまり、万が一の事故や失業といった出来事を本当に招きかねません。

考えてみれば当然のことかもしれません。自分では「本当は起こってほしくない万が一のため」のつもりでも、常にその意識があることで、いつの間にか「起こってほしくない出来事」がお金を貯める目的になってしまうんです。

引き寄せの法則とお金

欲しいものを買うためにコツコツお金を貯めていけば、いつか欲しいものが自分のものになりますよね。これは「これを買う」という嬉しい出来事のイメージを潜在意識に送り続けた結果とも言えます。一方、万が一の備えとしての貯金は、この逆のパターン。万が一のイメージを潜在意識に送り続けることで、その万が一を実際に招いてしまうかもしれないのです。

今を生きる心の備え

ここでも大切なのは、「今、ここ」の現実です。「万が一、困ったときにはちゃんと頼れる人がいる」という心の備えこそが頼りになります。この意識が大事なのであって、まだ起こってもいないことにひとりで怯えてお金を貯め込むのは、本末転倒なんです。

ポジティブな備えへの転換

とはいえ、貯金がないのは不安という気持ちもよく分かります。そういう方は、「本当は起こってほしくない万が一の備え」を、別の「ポジティブな備え」に置き換えてみましょう。重要なのは、貯められるお金にどういう想いを込めるか。プラスの想いにはプラスの出来事がついてくるという法則は、お金においても同じなんです。

例えば、お子さん名義の口座をつくり、「この子の将来のため」と思いながらお金を貯める。または、「将来、何か新しいことを始めたくなったときのため」と思いながら貯金する。こんな簡単な気持ちの置き換えで、貯金にポジティブな意味を持たせることができるんです。

カウンセリング

Spiritual Counseling

~あなたの未来を鑑定して心から不安を開放します。~