第6章 – 人を知り、見極める
~仕事、恋愛、友人…人間関係の悩みも、直感が答えをくれる~
第6節 恋愛と因縁
~繰り返さない勇気~
前世からのメッセージ
もし、あなたがつらい恋愛をくり返しているとしたら、それは前世の因縁によるものかもしれません。友人関係や仕事の人間関係に比べて、恋愛は前世とのつながりが強く現れやすい分野なんです。だからこそ、恋愛においては特に直感の扱い方に注意が必要になります。
直感に導かれるまま恋をすると、前世でもくり返していたようなつらい恋愛を、延々と続けることになりかねない場合もあるんです。例えば、暴力を振るう人や、ギャンブル癖のある人、遊び癖のある人など、自分を苦しめるとわかっているタイプの人にどうしても惹かれてしまうケース。また、自分は結婚したいのに、なぜか結婚に向かない人とばかり付き合ってしまうという場合もあります。
惹かれる心と選ぶ勇気
その人に心惹かれるということは、確かに直感で「この人、いいな」と感じたということです。ただし、自分を不幸にするタイプだとわかっているのなら、いくら直感で惹かれた相手でも付き合うべきではありません。
では、なぜ付き合うべきでない人に心惹かれてしまうのでしょう?なぜ、自分の絶対的な味方であるはずの魂が、直感を通じて自分を苦しめるタイプの人に惹かれるように働きかけてくるのでしょう?ここで考えるべきなのが、前世の因縁なんです。
魂が求める解放
魂は、前世でくり返してしまったつらい経験を今世でクリアにしようとする場合があります。それがもっとも現れやすいのが恋愛なのです。実際、恋愛相談をされる方の魂の声を聴いてみると、ご本人は気づいていなくても、「前世の因縁を今世でこそクリアにしたい」と訴えてくることがほとんどです。
こうした場合には、直感的に惹かれる人ではなく、これまで眼中になかったタイプの人にあえて目を向けてみることをお勧めしています。直感を磨いて幸せになろうという普段のスタンスとは矛盾しているように思われるかもしれませんが、前世の因縁はそれほど強い引力を持っているんです。ここは直感に働きかけている魂の真意を汲み取り、慎重に相手を選ぶ必要があります。
一瞬の決断から、慎重な選択へ
直感に従えば、付き合うと決めるまでの決断は一瞬です。でも、同じ思いを繰り返したくないのなら、そこでいったん思いとどまること。そして、相手のタイプを冷静に見極めることが大切です。
相手に自分を苦しめるような悪癖はないか、都合のいい人を演じなくても大丈夫そうか、無理強いせず素の自分を受け入れてくれそうか――。こうしたポイントを注意深く確認してみてください。
これまでと似た直感で「いいな」と思った相手なら、同じような苦しみを繰り返す危険が潜んでいる場合も少なくありません。何もなければそれで良いのですが、慎重に相手を観察してから結論を出すようにしましょう。魂の真意を読み取り、新しい恋愛のパターンを見つけることが、あなたを幸せな恋愛へと導いてくれるはずです。
カウンセリング
Spiritual Counseling
~あなたの未来を鑑定して心から不安を開放します。~