第7章 – 心身を健やかにする
~不調や病気は、直感からのメッセージ~
第5節 鏡が映す心の姿
~見つめ直すきっかけ~
避けたくなる自分の姿
心がつらいと、鏡を見ることすらなくなってしまうものです。鏡を見る余裕がないという理由もあるかもしれませんが、悩んでいる自分の姿を見たくない、という気持ちもその一因でしょう。
確かに、マイナス思考にとらわれている人は、たいてい顔色が悪く、やつれがちです。そんな自分の姿を鏡で見ることはつらいものです。でも実は、元気がないときこそ、鏡を見ることが大切なんです。
気づかない悪循環
元気なときは放っておいても顔に輝きがあります。しかし、元気がないときは、鏡を見ない限りどんどん影が深まり、気づかないまま悪循環に陥ってしまいます。心のつらさと一緒に顔つきもやつれていき、やつれた自分を見るのが嫌でますます鏡を見なくなる。その結果、さらに見た目が悪くなるという悪循環です。
この悪循環をどこかで断ち切らなければ、浮上するきっかけをつかむことも難しくなってしまいます。もしかしたら、久しぶりに鏡を見て、自分の姿にぞっとするかもしれません。「私、毎日こんな顔をしていたんだ」と思うかもしれません。
変化への第一歩
そのマイナスの印象は、実は周囲の人たちがあなたに抱いている印象でもあるのです。つまり、気づかないうちに、マイナスのオーラを振りまいている可能性があります。しかし、鏡を見て「こんな姿の自分は嫌だ。せめて見た目だけでもきれいでいたい」と思えたなら、それが大きな変化のきっかけになります。
鏡を見ることで、自分を見つめ直し、見た目を整えようと思う気持ちが芽生えたら、それは気持ちをプラスに転じさせる一歩です。見た目に気を配るようになれば、自然と笑顔も戻り、プラスのオーラを出すことができるようになるでしょう。
これまでにもお話ししてきたように、マイナスはマイナスを、プラスはプラスを引き寄せます。このことは、ここでも同じなんです。まず自分がプラスのオーラを出せるようになれば、周囲からも自然とプラスの反応が返ってくるようになるのです。
カウンセリング
Spiritual Counseling
~あなたの未来を鑑定して心から不安を開放します。~