<第3章> 第3節 イメージの力が創る、明日への道

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第3章 – 人生を切り開く
~本当の自分を知り、本当にしたいことをする~

第3節 イメージの力が創る、
明日への道

夢を現実に変えた物語

「未来は、自分のイメージによって変わる」。これは単なる言葉ではなく、実際に起きた出来事です。ある方の体験をお話ししましょう。

友人の結婚式でハワイを訪れたその方は、式場となった教会に心を奪われました。その美しさに魅せられ、まだ恋人もいないのに「私もここで結婚式を挙げる」という強い直感が湧き上がったといいます。その思いは確信となり、数年先の予約を入れるまでに至ったのです。

さらに興味深いのは、その後の展開です。結婚相手の具体的な姿が、まるで映画のワンシーンのように次々と浮かび上がってきたそうです。年齢は何歳で、身長はどのくらい、年収はこれくらい。そして「結婚後はハワイに住む」「夫の転勤で移住する」など、将来の生活までイメージし、それを周囲に話すようになりました。

直感が好む、具体性という魔法

ここで重要なのは、直感が「具体的な数字」を好むという点です。潜在意識に届く情報が具体的であればあるほど、魂はその実現に向けて動き出すのです。この方の場合も、夢を具体的な数字で語り始めてから、物語は急速に動き出しました。思い描いた通りの条件を持つ男性との出会いが訪れ、予約していた教会での結婚式は現実のものとなったのです。

最初の「この教会で式を挙げたい」という純粋な直感から、具体的な未来図を描き続けたことで、イメージは着実に形となっていきました。

潜在意識という無限の可能性

人間の潜在意識には、そのような現実を動かす力が確かに宿っています。直感で受け取った魂のメッセージや、そこから広がるイメージには、現実を変容させる力があるのです。

仕事においても同じことが言えます。「こんな風に進められたら」「このように展開できたら」という願いを、具体的なイメージとして描いてみてください。「きっとこうなる」という確信まではいかなくても、「こうできたらいいな」というやわらかな想像から始めればいいのです。

希望のイメージが照らす夜明け

人生には思いがけない出来事が起きるものです。「どうしてこんなことに…」と落ち込むような日もあるでしょう。しかし、そんな日の終わりにこそ、新しいイメージを描く時間を作ってみてください。

「でも、この経験が次につながるはず」
「これを乗り越えたら、きっといいことが待っている」

一日の最後に、ほんの少しでもプラスのイメージを描くことで、潜在意識は新しい可能性に向かって動き始めます。それは、自分自身に贈る小さな、でも確かな希望の種なのです。

イメージという自由

誰かに話せば、「現実離れしている」と言われるかもしれません。でも、心の中で描くイメージは、あなただけの自由な領域です。「これは無理だろう」と自分で制限をかけたり、魂の声にフタをしたりしなければ、不思議なことに物事は「よい方向」へと流れ始めます。

それは大きな川の流れのように、少しずつですが確実に前に進んでいくものです。そしていつしか、自分が望む方向への流れが生まれてきます。その流れを感じたなら、恐れることなく身を任せてみましょう。喜びを感じる方向に進むことは、必ずや人生を豊かにするきっかけとなるはずです。

たとえその流れが予想外の場所へ連れて行くとしても、それもまた意味のある展開なのです。なぜなら、それはあなたの魂が選んだ道筋だからです。

カウンセリング

Spiritual Counseling

~あなたの未来を鑑定して心から不安を開放します。~