<第8章>第2節 魂の永遠性 ~見守られる私たち~

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第8章 – 生と死を受け入れる
~直感は「あの世」とつながっている~

第2節 魂の永遠性
~見守られる私たち~

魂の本質

みなさん、人の肉体は亡くなっても、魂は決して消えることはありませんよ。これは私の体験からも、はっきりとお伝えできることなんです。では、大切な人の魂は、どのように存在し続けているのでしょうか。

肉体は、私たちが触れたり、見たりすることができます。嗅覚、触覚、聴覚、視覚、味覚という五感も、実は私たちの体のそれぞれの部分があってこそ感じられるものなんです。だから、その肉体がなくなった魂には、もう五感は存在しないんです。

感覚を超えた存在

五感だけではありません。喜び、怒り、悲しみ、楽しみといった感情も、善悪や美醜といった価値観も、魂には存在しないんです。「こんなことをしたら、亡くなったあの人に怒られる」「天国のあの人も喜んでいるだろうね」と、私たちはよく言いますよね。でも、実は魂にはそういった感情はないんです。魂とは、そういった主観的な感覚から解き放たれた、ひとつの生命エネルギーのようなもの。考えることも感じることもない、ただそこに在る、というとてもシンプルな存在なんです。

魂からの見守り

でも、こちらからは見えなくても、向こうからは私たちの姿が見えているんです。魂は、私たちのやることを見て何も感じはしなくても、ただいつもそこにいて、私たちを見守っています。このことを私がお伝えできるのは、私自身がそれを体験したからなんです。

ふたり目の子どもを産んだとき、私は大変な難産に見舞われ、生死の間をさまよいました。そのとき、不思議なことに私は自分の体を外から見ていたんです。そばには主人と息子がいて、息子が私にすがって泣いているのが見えました。私は彼らに向かって「ここだよ」と手を振ったり、肩を叩いたりしたのですが、彼らはまったく気づいてくれません。「なぜ気づかないのだろう」と思いましたが、それ以上の悲しみや感情はありませんでした。ただ息子が泣いている姿を見守っているだけだったんです。

永遠のつながり

その後、私は正気を取り戻しましたが、あの体外離脱のとき、確かに私は魂だけの存在になっていたんです。そして、自分自身がそうだったように、私の大切な人たちの魂も、いつも私を見守ってくれているのだと、何か温かいものを感じたのです。

「亡くなった人とは、また会えますか?」と、みなさんからよく質問をいただきます。いわゆる普通の意味で会えるか、つまり目に見える形で会えるかといえば「会えない」とお答えするしかありません。でも、その人はいつもそばにいて、見守ってくれているんです。肉体は失われても、魂同士のつながりが断たれることは決してありません。そういう意味では、大切な人とはいつまでも一緒にいられるんです。

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