第2章 – マイナスのクセと人間関係
第5節 魂のゆくえと「念」が残る事故現場の真実
身近な人に自殺されても自責の念に囚われないで
自殺した人の魂を霊視すると「かわいそう」「なんで死んだの?」というような気持ちを持たないでほしい、というメッセージが見えます 。
自殺で亡くなった人の多くは、肉体の辛さから解放され、生きる執着から解放されていることがほとんど 。「こんな苦しくて痛いのに生きることに執着して生き続けるよりも、肉体から解放されたいまはとっても楽」というメッセージです 。
自殺した人の魂が直接、残された人に話しかけるわけではないから、残された人はどうしたって自責の念に苦しめられ、いなくなった寂しさや悲しさに苛まれます 。魂からのメッセージを聞く限り、責任を感じる必要もないし、悲しまなくてもいいのですが…… 。
自殺した人は、語弊があるけど、死ねて幸せなんです 。その人にとって生きていくことは修行のようなものでした 。元の姿、星のかけらに戻れました 。死ぬことでやっと痛みから解放され、苦しさから解放されたのです 。辛い痛い苦しいという念を肉体に残して、肉体を手放すことによって 。
だから、家族が自殺した場合や仲よしが自殺した場合は、難しいとは思いますが「ラクになれてよかったね」と空にいる星のかけらに話しかけてください 。
マイナスな感情で話しかけると、そこに念が溜まってしまいますからポジティブに、死を否定しないプラスの言葉で 。「わかってあげられなくてごめんね」くらいは話してもいいです 。間違っても「もっと早くに気づいてあげられたら自殺を止められたのに」と自分を責めないこと 。星のかけらになった魂からは「ラクになった」メッセージしか見えないんですから 。
以前、夫が自殺したという人に「亡くなった主人からのメッセージが欲しい」と霊視を依頼されました 。もともと夫婦関係があんまりよろしくなく、お互いに感情的になることも多かったそう 。
そんなある日、夫が自殺しました 。奥さんは「もっと優しくすればよかった」とすごく後悔していました 。それがね、会いにいってたんですよ 。魂が肉体から抜けた瞬間に、奥さんに会いにいっていたんです 。
「気配を感じたんじゃないですか?」とわたしは聞きました 。「あ、帰ってきた、と思ってドアを開けたんです 。でも誰もいなかったんですよね」と奥さん 。何時ごろの出来事だったか、さらに詳しく聞くと、夫の魂が肉体から離れた直後 。死の瞬間に、妻に会いにきていたのです 。
夫からのメッセージは、お礼と感謝でした 。「弱くてごめんね 。自分が弱かったから生きていけなかった 。これ以上、この世で修行を積むのはムリだったけど、あなたのせいじゃないから 。夫婦関係もよくなかったし、生きていたときはなんとなくあなたに対して恨み辛みみたいな感情はあった 。でもそれは全部、自分の弱さだったんだっていうのを肉体を手放した瞬間にわかったよ 。だからごめんね 。家族のみんなには、自分のことで悲しまず苦しまず前に進んでほしい 。自分は先に行っています」
自殺した人の魂ってね、いちばん最初に配偶者やパートナーに会いにいくんですよね 。不思議だなぁと思って 。残された人も、会いにきたことを感じているんですよね 。ほんの一瞬なんだけど、指摘すると「あのときだ!」とみなさん、思い出しますよ 。
念とは怖いと思う人の気持ちが魂からポロンと落ちた黒い影
死ぬと魂は星のかけらに戻るけれど、念はその場に残ります 。
たとえば交通事故が何度も何度も起きるところには、影絵のように恐怖という念が溜まっていることがほとんど 。念の浄化さえできれば、その場所で交通事故は起こらなくなります 。
なぜ念が溜まるのかというと、交通事故のあったところにお花やぬいぐるみ、飲み物などを置くからなんです 。でも、そこにいるのは魂ではなく念 。事故にあった瞬間に抱いた「うわっ、怖いっ」「痛い」「死にたくない」といった強烈なマイナスの感情が、魂からポロッとこぼれ落ちたのが念です 。マイナスな感情をまとったいや〜な塊 。
ただでさえ念はマイナスな感情に支配されているのに、生きている人間が「かわいそうに」「痛かったよね」とマイナスな感情で話しかけながら献花すると、念はそのマイナスな感情を吸い取って消えるどころか、どんどん大きくなり、塊になっていくのです 。そうなるとどうしようもありません 。念が交通事故を呼び寄せるようになります 。早く浄化して念を取り除きましょう 。
わたしたちは事故現場に献花して冥福を祈るのではなく、空を見上げて「もう痛くないよね」「もう怖くないよね」「安らかに眠ってね」と、プラスの言葉を使って、星のかけらとなった魂に向かって話しかけるといいでしょう 。
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