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キャラバンのレンタカーを宮古島で借りる、大人数・大荷物の選択肢

宮古島で14人乗りのマイクロバスを当日のカウンターで借りようとして、運転できる人が一人もいなかった。夏になると、この手の失敗談をぽつぽつ見かけます。日産キャラバンには、普通免許で動かせるバン系(グランドプレミアムGX)と、中型免許がいるマイクロバスGX(14人乗り)が同じ車名で同居していて、同じ「キャラバン」でも運転できる人がまるで違うからです。大人数と大荷物を一度に運ぶ車として宮古島で現実的に挙がるのは、ハイエースかキャラバンのほぼ二択です。どちらを何台で押さえるか考える前に、まず手元の免許証を一度見ておくと迷いません。

ツキ

毎年夏になると、「14人乗りで予約したのに、当日になって運転できる人がいない」っていう読者相談が必ず届くんですよ。普通免許で運転できるのは乗車定員10人以下まで。14人のマイクロバスは中型免許がいるの。免許証の取得日と種類は、予約を入れる前に全員ぶん確認しておいてね。あとから一人増やすのが、いちばん大変なんですから。

ハイエースかキャラバンか、宮古島の大人数移動で残る二択

どちらもワゴン・バン・マイクロバスの3系統を持ち、標準ボディからスーパーロングまで幅広い車種展開を持つ、業務用車の代表格です。

二台の性格を分けるのは、まず全幅です。ハイエースのワゴン系列は全グレードが1,880mmのワイドに統一されています。対してキャラバンのバン上級「グランドプレミアムGX」は全幅1,695mm、5ナンバーに収まる幅で、乗用車に近い感覚で取り回せます。

もう一つの分かれ目がディーゼルの有無。ハイエースのワゴン系列にディーゼル設定はありませんが、キャラバンのグランドプレミアムGXは2.4L直4クリーンディーゼル(4N16型)に7ATを組み合わせています。フル乗車で長距離を走る旅程や、燃料コストを抑えたいグループにとって、これがキャラバンを選ぶ理由になります。

車種 全長 全幅 全高 乗車定員 燃料
キャラバン グランドプレミアムGX 4,695mm 1,695mm 1,990mm 2名(バン) ディーゼル/ガソリン
キャラバン マイクロバスGX 約5,230mm 1,880mm 2,285mm 14名 ガソリン
ハイエース GL(ロング) 4,840mm 1,880mm 2,105mm 10名 ガソリン
ハイエース グランドキャビン 5,380mm 1,880mm 2,285mm 10名 ガソリン

E26型のボディ展開

日産キャラバンの現行型は「E26型」。2012年6月の発売から10年以上、改良を重ねてきた世代です。2021年10月にガソリン車、2022年5月にディーゼル車がそれぞれビッグマイナーチェンジを受け、このとき車名も「NV350キャラバン」から「キャラバン」へ戻りました。

ボディは幅と長さの組み合わせで分かれます。標準幅(5ナンバー・全幅1,695mm)がバン系の主力で、ワイド(1,880mm)がマイクロバスGXなどの大型仕様です。さらに、ホイールベースを伸ばしたスーパーロングもあります。レンタカーで配車されるのは多くがバン系のプレミアムGX相当で、14人乗りのマイクロバスGXは台数が絞られ、送迎や観光ツアー向けに使われます。

宮古島の道で、大型キャラバンを運転する感覚

ウミ

キャラバンはフル乗車だと相当な重さになる車でな、リアタイヤとブレーキへの負担は軽自動車とはまるで別物さぁ。空荷で試したときと、定員いっぱい荷物満載のときじゃ、曲がり方も止まり方もまるっきり変わる。あと起きやすいのが、ディーゼルにレギュラーを入れかける給油ミス。給油口に軽油って書いてあるから、ノズル突っ込む前に一回見ろ。命預ける道具だからな。

全長4,695mm・最小回転半径5.2mの実寸感

グランドプレミアムGXの標準ボディは全長4,695mm、最小回転半径5.2m。全長はハイエースGLのロングより145mm短く、最小回転半径も大型業務系のなかでは小さい部類です。全幅1,695mmの5ナンバー幅もものを言い、集落の細い道や観光地の駐車場では、ワイドのハイエースより気持ちに余裕が出ます。

宮古島の観光スポットはほとんどが平面駐車場なので、全高1,990mmの高さがゲートに引っかかる心配はまず要りません。気をつけたいのは、むしろ風のほうです。橋の上や海沿いの直線で横風を受けると、背の高い箱型の車は車体が振られます。軽自動車と同じ感覚で運転していると、その振れが思った以上に大きくなります。風の強い日は速度を一段落として、両手でしっかり握る。これが大型車に乗る日の基本です。

ディーゼルの航続と軽油の給油

グランドプレミアムGXのクリーンディーゼルは、燃料タンク65L、WLTC燃費が約11.3km/L前後(グレードや仕様で前後します)。単純計算で満タン700km超を走る勘定で、宮古島を数周する旅程でも、給油のためにスタンドへ寄る回数はぐっと少なくて済みます。

ディーゼルで一つだけ気をつけたいのが燃料の種類です。入れるのは軽油。宮古島本島を中心に、軽油を扱うスタンドが複数あります。借りた店で「軽油が入れられる近場のスタンド」を一度聞いておくと、返却前の最終給油で迷いません。

荷室優先のバン、人を運ぶマイクロバス

バン系のグランドプレミアムGXは乗車定員2名のバン登録。人を乗せる枠が少ない代わりに、荷室がとにかく広い。撮影機材、ダイビング器材、大型スーツケースをまとめて積む、荷物が主役の旅程に向く一台です。

10人を超える人数を1台で運びたいなら、マイクロバスGXの14人乗り。ただしこちらは免許の条件と、そもそもの台数の少なさを先に確認してから予約を進めます。

グランドプレミアムGXとマイクロバスGXは、別物として選ぶ

キャラバンのグレードは、バン系(DX・EX・プレミアムGX・グランドプレミアムGX)とマイクロバス系(GX・14名乗り)で性格がはっきり分かれます。旅の道具として荷物を積むのか、送迎の足として人を運ぶのか。同じ車名でも、選ぶ理由が違う車です。

項目 グランドプレミアムGX(バン) マイクロバスGX
全長 4,695mm 約5,230mm
全幅 1,695mm 1,880mm
全高 1,990mm 2,285mm
乗車定員 2名(バン登録) 14名
燃料 ディーゼル / ガソリン ガソリン
WLTC燃費(ディーゼル) 約11.3km/L前後 非設定
エンジン(ディーゼル) 2.4L 直4 DOHC(4N16型) 非設定
最小回転半径 5.2m 非設定
タンク容量 65L 非設定

14人乗りは普通免許では動かせない

マイクロバスGX(14人乗り)は、普通免許では運転できません。2007年(平成19年)6月2日以降に普通免許を取った人が運転できるのは、乗車定員10人以下まで。14名乗りは中型免許(限定なし)以上が要ります。

乗車定員 必要な免許(2007年6月以降に取った普通免許の場合)
10名以下 普通免許で運転可
11〜29名 中型免許(限定なし)以上が必要

ややこしいのは、2007年6月2日より前に取った旧普通免許(いまの8t限定中型免許)でも、運転できるのは乗車定員10人以下までという点です。つまりマイクロバスGXは、免許を取った時期にかかわらず普通免許では動かせません。ハイエースのワゴン(DX・GL・グランドキャビン)は定員10名なので普通免許で運転できますが、キャラバンのマイクロバスは14名で、この条件を超えます。10人乗りを超える車を借りるなら、同乗するドライバー全員の免許の種類を、予約前に確かめておきます。

ディーゼルかガソリンか

ガソリンとディーゼル、どちらで配車されるかは店の在庫しだいです。ディーゼルを指名したいなら、予約のときに「ディーゼルで」と伝えるのが確実。対応できなければガソリン車での配車になります。ディーゼル特有の太いトルクは、定員いっぱい・大荷物のときほど頼りになり、長距離を走る日の燃料コストにも差が出ます。給油が軽油に限られる点だけ、頭の隅に置いておきます。

料金相場と取り扱い店舗

大型クラスの料金目安

区分 通常期24時間 夏季ハイシーズン
キャラバン(バン系・大型クラス) 20,000〜30,000円 35,000円〜
マイクロバスGX(14名乗り) 30,000〜50,000円 要問い合わせ

ミニバンクラス(アルファード16,000〜25,000円、セレナ10,000〜14,000円)より高めの料金帯です。マイクロバスGXは台数が極端に少なく、料金も店ごとの個別対応になることがあります。

免責補償(CDW)や、車を貸し出せない期間の休車損害金(NOC)は、大型車や業務用車では普通車より一段高い水準に設定されがちで、実際の修理費も車体が大きいぶん高くなりやすい傾向があります。補償の正確な内訳と選び方は宮古島のレンタカーの保険・NOC補償の仕組みにまとめています。複数台に分けるか1台にまとめるか、人数と費用の兼ね合いは宮古島のレンタカー 大人数旅行の車種と台数選びが参考になります。

取り扱い店舗

大型業務系は在庫台数が少なく、配車できるグレードは店舗によって変わります。キャラバンの取り扱いが確認できている主な店舗は次の通りです。

  • ニッポンレンタカー宮古島(大型車クラスでの取り扱いあり)
  • オリックスレンタカー宮古島(一部店舗)
  • OTSレンタカー宮古島(大型業務系在庫の確認が必要)
  • 大手チェーン系列(「大型バン」「業務系大型」などの表示で予約ページに掲載されるケースあり)

『大型車クラス』で予約すると、ハイエースとキャラバンのどちらが配車されるか事前に選べないことがあります。車種やグレードを指定したい場合は、予約時に希望を伝え、対応可否の確認が必要です。

ツキ

キャラバンもハイエースも、お店が持っている台数そのものが少ないんです。夏のグループ旅行なら、2〜3か月前を目安にレンタカーを予約します。運転を交代する予定がある場合は、追加ドライバーの登録も予約時に済ませます。登録していない人が運転して事故を起こすと、補償を受けられないんですよ。お金の話はきちんとね。予約の時期は宮古島のレンタカーの予約時期と早割の使い方も読んでみて。

キャラバンについてよくある質問

キャラバンとハイエース、宮古島で使うなら何が違いますか?

ハイエースのワゴン系列は乗車定員10名の旅客向けで、9〜10名を1台にまとめる旅行に向きます。普通免許で運転できる最大の人数が、そのまま選ぶ理由になります。キャラバンのバン系(グランドプレミアムGXなど)は貨物寄りの設計で、広い荷室を活かした積載が主役。人より荷物を優先する旅程や、クリーンディーゼルの7ATが欲しい場合にキャラバンが候補に挙がります。ハイエース側の詳しい話はハイエースのレンタカーを宮古島で借りるにあります。

マイクロバスGXの14人乗りは普通免許で運転できますか?

できません。2007年(平成19年)6月2日以降に取った普通免許で運転できるのは乗車定員10名以下まで、11名以上は中型免許(限定なし)以上が必要です。マイクロバスGXは14名乗りなので、同乗するドライバー全員の免許の種類を事前に確認してください。2007年6月2日より前の旧普通免許(いまの8t限定中型免許)でも、運転できるのは10名以下までで、取得時期にかかわらずマイクロバスGXは普通免許の枠外です。

キャラバンのディーゼルとガソリン、どちらを選べばいいですか?

配車される仕様は店の在庫しだいなので、「ディーゼルで」と指名するなら予約時の確認が要ります。ディーゼル仕様(グランドプレミアムGX 3DF-VN2E26など)はクリーンディーゼル直4・7AT、WLTC燃費が約11.3km/L前後で、大荷物・長距離型の旅程で燃料コストを抑えたいときに分があります。ただし給油は軽油限定なので、入れ間違いには注意してください。補償まわりも合わせて見ておくなら宮古島のレンタカーの保険・NOC補償の仕組みをどうぞ。

来間島・池間島・伊良部島へもキャラバンで渡れますか?

3本の離島架橋はいずれも通常の車で渡れます。キャラバン グランドプレミアムGX(全長4,695mm)でも橋の通行に支障はありません。ただ離島の集落には路地の細い場所があるので、大型車なら広めの公式駐車場に停めて、そこから歩いて回るのが現実的です。砂浜や砂地への乗り入れは車種を問わず避けてください。ビーチへは手前の駐車場に車を停め、そこから徒歩で向かいます。大人数での離島の回り方は宮古島のレンタカー 大人数旅行の車種と台数選びも参考になります。

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