生きているミヤコカナヘビが博物館で見られます!
宮古島市総合博物館では、9月2日(火)〜9月15日(月・祝)の期間中、
「ミヤコカナヘビ」の特別展示を行います✨
宮古諸島にしか生息しない貴重な固有種、ミヤコカナヘビ。
昨年も大好評だったこの展示、今年も実際に生きている個体を観察できる貴重な機会です!
🌿ミヤコカナヘビは、宮古の自然を象徴する存在🌿
身近にいながら、なかなか出会えないその姿を、ぜひ博物館でじっくりご覧ください😊
※この展示は、環境省「ミヤコカナヘビ保護増殖事業計画」に基づく取り組みです。
- 【期間】
- 2025年9月2日(火)~9月15日(月・祝)
- 【場所】
- 宮古島市総合博物館ロビー
- 【お問合せ】
- 宮古島市総合博物館
TEL:0980-73-0567 - 【共催】
- 環境省沖縄奄美自然環境事務局、公益社団法人 日本動物園水族館協会
講演イベント「ミヤコカナヘビを飼う、守る―生息域外保全ってなに?―」
- 【日時】
- 2025年9月15日(月・祝)10:00~12:00
- 【場所】
- 宮古島市総合博物館 研究室
- 【講師】
- 本田直也氏(札幌円山動物園・野生生物域外保全センター)
- 【費用】
- 無料
- 【申込】
- 不要(お席に限りがあります!)
ミヤコカナヘビの生態と現状
ミヤコカナヘビは、宮古島や伊良部島、下地島、池間島、来間島、大神島にのみ生息する固有のトカゲです。体長は頭から尾の先端までおよそ27〜29cmあり、その大部分を占める尾は全体の約4分の3に達します。沖縄本島や八重山諸島にも似たカナヘビが分布していますが、遺伝的に最も近縁なのは台湾や中国に生息する種類であることが明らかになっています。そのため、ミヤコカナヘビは宮古諸島の成り立ちや島の生態系を理解するうえで欠かせない存在とされています。
かつては島のさまざまな場所で見られたものの、近年では環境破壊や外来種の影響、さらには販売を目的とした違法な捕獲によって数を減らしています。また、「種の保存法」に基づき保護対象に指定されており、捕獲・飼育・売買は一切禁止されています。
