『宮古諸島の生物多様性を考える市民講座』開催!

2025年11月30日

地域
『宮古諸島の生物多様性を考える市民講座』開催!

なぜ、外来種対策を行う必要があるのか?

現在、沖縄の生物多様性は危機的な状況にあります。
要因は様々ですが、特に重要な課題となっているのが外来種問題です。
日本には、2,500種を超える外来種が定着していますが、沖縄県にはその約半数に当たる1,200種もの外来種が生息しています。その中には、希少な在来種に深刻な影響を与えている外来種も少なくありません。
そのため、生態系や人間生活に重大な被害を及ぼしている外来種に対しては、根絶を目的に様々な駆除事業が実施されています。
しかし、そもそも外来種は人間によって移入された生物で、本来その命は在来種と同様に大切なものです。
にもかかわらず、なぜ私たちは外来種の駆除を行わなければならないのでしょうか?

今回の講演では、琉球列島の地史や自然環境の特性と、その中で生み出されてきた生物多様性の進化の仕組み、
また、現在沖縄県や宮古島市が抱える外来種問題とその対策事業について紹介いたします。
そして、外来種の命とどう向き合うべきか、根絶が困難な外来種とどう付き合えば良いか、皆さんと一緒に考えていきます。

【日時】
2025年11月30日(日)10:00~12:00
【場所】
宮古島市役所 2階大ホール
(〒906-0012 宮古島市平良西里1140)
【講師】
佐々木 健志 氏(琉球大学博物館 協力研究員)
沖縄県の「外来種対策事業検討委員会」や「希少野生生物保護推進事業検討委員会」、「レッドデーターブック編集員会」の委員や、環境省の希少野生動植物種保存推進員などを務める。また、科学教育も積極的に進め、県内で多数の講演会を行う。
【参加費】
無料
【対象】
宮古島市にお住まいの方
【申込】
不要
【お問合せ】
宮古島市 環境保全課(担当:斎藤)
TEL:0980-79-5283 / 平日8:30~17:15(12:00~13:00を除く)
『宮古諸島の生物多様性を考える市民講座』開催!

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