広大な干潟の上を自転車で走る。膝まで水に浸かりながら駅伝をする。砂に足を取られながら10人11脚で転がり回る。サニツ浜カーニバルは、宮古島の与那覇湾の干潟を丸ごと使った、日本中探してもここにしかないスポーツイベントです。一時中断の時期を経て、2024年に第30回として復活。干潟の笑いと歓声が戻ってきました。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催時期 | 7月下旬の日曜日 |
| 会場 | サニツ浜ふれあい広場・与那覇湾干潟(下地与那覇地区) |
| アクセス | 宮古空港から車で約15分 |
| 料金 | 観覧無料(競技参加はチームエントリー制) |
| 主催 | サニツ浜カーニバル実行委員会 |
30年を超えて愛されるスポーツ大会
始まりは1991年
サニツ浜カーニバルは1991年(平成3年)に始まりました。与那覇湾はラムサール条約にも登録された貴重な湿地で、大潮の日には広大な干潟が出現します。この自然のフィールドを活かしたスポーツ大会として、島民に長く愛されてきました。
2024年、第30回として復活
2024年、第30回として復活開催が実現。会場には島民と観光客が詰めかけ、干潟に笑い声が響きました。
干潟だからこそ面白い — ユニークな競技の数々
ガタチャリ(干潟自転車)
大会の看板競技です。泥と水でぬかるむ干潟の上を自転車で走ります。ペダルを漕いでもタイヤが空転し、ハンドルを取られ、乗っているだけで精一杯。参加者の悪戦苦闘ぶりが観客席を沸かせます。
水中駅伝
水深30cmほどの浅い海の中を走り抜ける駅伝です。水の抵抗と砂地に足を取られる感覚は、陸上の駅伝とはまったくの別物。真剣に走っているのに、どうしても滑稽な走りになるのがこの競技の魅力です。
その他の競技
- ビーチドッジボール
- 砂浜の上で繰り広げるドッジボール
- 10人11脚
- 干潟の上で10人が足を結んで走る。転倒必至の人気種目
- 板スキー
- 板の上に乗って干潟を滑走
- 宮古角力(すもう)
- 宮古島の伝統格闘技。砂地での取り組み
- 宝探し
- 干潟に隠された宝物を探す。子どもたちに大人気
過去の開催実績
| 年 | 日程 | 備考 |
|---|---|---|
| 1991年 | — | 初開催(第1回) |
| 2024年 | — | 第30回として復活 |
| 2025年 | 7月27日(日) | 第31回 |
| 2026年 | 未発表 | 7月下旬の日曜日が有力 |
泥まみれで笑い転げる穴場イベント、サニツ浜カーニバルの魅力
島の人間として断言しますけど、これは宮古島で一番「笑える」イベントです。干潟の上で自転車に乗ろうとして3秒で転ぶ大人とか、水中駅伝で全力疾走してるのに全然進まない人とか、もう会場じゅうが笑い声だらけになります。
島民にとっては夏の風物詩として愛されてきたカーニバルです。
観光客の方には意外と知られていないイベントなんですが、むしろそこがいいところでもあります。ラムサール条約の干潟を「運動場」にしてしまうなんて、冷静に考えるとかなりクレイジーです。宮古島らしいおおらかさが詰まったこのカーニバル、タイミングが合えばぜひ見に来てください。参加できるならなお最高です。着替えだけは忘れずに。
観光客へのガイド
観覧するなら
競技は午前中から行われます。サニツ浜ふれあい広場から干潟を見渡せるので、早めに到着して場所を確保しましょう。日差しを遮るものがほとんどないため、帽子・日焼け止め・飲み物は必須です。
参加するなら
競技参加はチーム単位でのエントリーが基本です。職場や友人グループで参加するのが一般的ですが、観光客チームの受付がある年もあります。参加を希望する場合は、事前に主催者の告知をチェックしてください。
服装・持ち物
- 濡れてもいい服装
- 確実に泥だらけ・びしょ濡れになります。着替えは必ず持参を
- マリンシューズまたは古い運動靴
- 裸足は貝殻やサンゴの破片で危険です
- 帽子・日焼け止め
- 7月の宮古島の紫外線は強烈です
- タオル・着替え
- 車にもう1セット置いておくと安心です
- 防水バッグ
- スマホやカメラの水濡れ対策に
与那覇湾について
会場となる与那覇湾は2012年にラムサール条約湿地に登録された貴重な自然環境です。干潟にはカニやヤドカリ、渡り鳥なども見られます。イベントを楽しみながら、ゴミは必ず持ち帰り、干潟の環境を大切にしましょう。
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