入り江の海面に浮かぶ特設舞台、三線の音色、そして宮古島を代表する民謡「なりやまあやぐ」を歌い上げる出場者たち。イムギャーマリンガーデンの絶景を背景に開催されるこのまつりは、宮古民謡の魅力を存分に味わえる秋の風物詩です。コンテスト形式で競い合う真剣勝負の歌声と、入り江に沈む夕日の美しさが重なる一夜は、ここでしか体験できません。

基本情報

項目内容
開催時期10月中旬ごろ(年により変動)
会場イムギャーマリンガーデン海浜・海上特設舞台(宮古島市城辺友利)
アクセス宮古空港から車で約20分
料金観覧無料
主催なりやまあやぐまつり実行委員会
開始年2006年

「なりやまあやぐ」とは

「なりやまあやぐ」は宮古島を代表する民謡のひとつです。「あやぐ」は宮古方言で「歌」や「綾歌(美しい歌)」を意味し、男女の恋心や島の暮らしを情感豊かに歌い上げます。

三線の伴奏にのせて歌われるその旋律は、どこか切なく、それでいて温かい。宮古島の風土と人々の心が凝縮された一曲です。地元では祝いの席や宴会で歌われることも多く、島の人にとっては暮らしに根付いた歌でもあります。

まつりの内容

民謡コンテスト

まつりのメインは「なりやまあやぐ」の歌唱コンテストです。大人の部と子供の部があり、宮古島内外から出場者が集まります。三線の腕前、歌声、歌への想い。審査は総合的に行われ、大賞を目指して出場者たちが真剣に歌い上げます。

優勝者には大きな栄誉が与えられ、宮古民謡の担い手として注目を集めることになります。

海上特設舞台

会場となるイムギャーマリンガーデンは、天然の入り江を活かした海浜公園です。穏やかな入り江の海面上に特設舞台が設けられ、周囲の岩場や丘の上から観覧する独特のスタイル。自然の地形がそのまま野外劇場になる贅沢なロケーションです。

夕暮れどきに始まるステージは、空の色が刻々と変わるなか三線の音が水面に響き、宮古島ならではの幻想的な雰囲気に包まれます。

もーやー大会・三線教室

コンテスト以外にも、「もーやー(踊り)大会」や三線教室など、参加型のプログラムが用意されています。三線に触れたことがない方でも気軽に楽しめる内容です。

過去の開催実績

日程備考
2024年10月中旬
2025年10月12日

※回数の表記は年により変動する場合があります。開催日は毎年異なるため、事前に公式情報をご確認ください。

なりやまあやぐまつり、海に浮かぶ舞台で聴く三線が沁みる夕暮れの体験

イムギャーの入り江に浮かぶ舞台で三線が鳴り始めると、水面が音を運んでくるような不思議な感覚があります。普通のホールで聴くのとは全然違うんですよね。風と波と三線の音が混ざって、宮古島の空気ごと耳に入ってくる感じです。

「なりやまあやぐ」は地元の宴会でもよく歌われる曲なので、僕らにとっては身近な存在です。でもコンテストで聴くと印象がまるで違います。出場者の皆さん、本当に真剣なんですよ。歌い終わったあとの静寂と、そこに重なる拍手。あの瞬間の空気は、会場にいないとわからないものがあります。

夕方から始まるので、少し早めに着いてイムギャーの遊歩道を歩いておくのがおすすめです。高台から入り江を見下ろすと、海上舞台の全景が見えて「ここで歌うのか」とテンションが上がります。日が沈むにつれて舞台の雰囲気がどんどん変わっていくのも、このまつりならではの楽しみ方です。

観光客へのガイド

観覧のポイント

場所取り
入り江を囲む岩場や遊歩道が観覧スペースになります。良い場所で見たい方は早めに到着を
夕方からが本番
ステージは夕方から夜にかけて。日没後はぐっと冷え込むことがあるので、羽織ものを一枚持っていくと安心です
イムギャーの景色も楽しんで
まつり前後にイムギャーマリンガーデンの遊歩道を散策するのもおすすめ。高台からの眺めは宮古島屈指の絶景です

アクセスと注意点

駐車場
イムギャーマリンガーデンの駐車場が利用できますが、まつり当日は混雑が予想されます。早めの到着か、乗り合わせでの来場がおすすめです
飲食
会場周辺に出店が出ることがありますが、飲み物や軽食は持参しておくと安心です
宮古民謡に触れる機会
普段なかなか聴く機会のない宮古民謡を、最高のロケーションで体感できる貴重な機会です。三線の音色に耳を傾けながら、島の文化の奥深さを感じてください

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