葬儀屋の選び方|慌てない!後悔しないために事前に準備しておくこと

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葬儀屋の選び方

家族と突然のお別れが来たら、悲しむ暇もなく葬儀を執り行う準備をしなくてはいけません。大切な人との最後のお別れの時間なので、心温まる葬儀を執り行いたいと考える方も多いでしょう。準備から当日の運営まで、葬儀全般に関することをサポートしてくれるのが葬儀屋です。しかし、葬儀屋はたくさんあり「どの葬儀屋を選べばいいのか」と悩んでしまうこともあります。

今回は、「葬儀屋の種類」「葬儀屋を選ぶ前に決めておくこと」「葬儀屋を選ぶポイント」などを解説します。本記事を最後までお読みいただき、いざというときのために備えてください。

【この記事のポイント】

  • 葬儀屋の種類が分かる
  • 葬儀屋を選ぶ前に決めておくべきことを知っておく
  • 葬儀屋を選ぶポイントが分かる

葬儀屋の種類

葬儀屋は大きく分けて4つの種類があります。「葬儀屋・葬儀社」「冠婚葬祭互助会」「JA・生協系」「インターネット仲介業者」です。以下でそれぞれについて詳細を解説します。

葬儀屋・葬儀社

葬儀屋・葬儀社とは「葬儀全般を取りまとめる会社」のことです。葬儀屋は経験豊かなスタッフが在籍し、ご遺族をサポートしながら葬儀を執り行います。ご逝去後に病院から紹介されるのは、一般的に葬儀屋・葬儀社であることが多いです。

また、葬儀の運営だけではなく葬儀後の法事・法要などアフターサービスが充実していたり、自社斎場を持つ葬儀屋もあります。

冠婚葬祭互助会

冠婚葬祭互助会とは「一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会」が正式名称で、経済産業省に認可された全国208社(2021年4月現在)により構成されている団体です。会員になると毎月一定の金額を積立て冠婚葬祭に備え、必要なときに儀式のサービスを受けることができるシステムです。

一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)

JA(農業協同組合)

JAの事業の1つであるJA葬祭は、全国に葬祭センターや葬祭会館を運営しています。葬祭会館の数や種類が豊富で、少人数の家族葬から会葬者の多い葬儀まで幅広く対応できます。協同組合は利潤を得ることを目的としない組織なので、葬儀費用は葬儀社と比べると料金設定が抑えめです。組合員または各地のJA独自の会員になると、葬儀費用の割引はもちろん墓石や仏壇が特別価格で購入できたり、対象の飲食店が割引になったりと葬儀以外の特典が受けられることが多いです。

JA葬祭

インターネット仲介業者

インターネット仲介業者とはいくつかの葬儀屋と提携し、お客様のご要望に沿った葬儀社を紹介するサービスです。上記でご紹介した葬儀屋などと大きく違うのは、自社で葬儀を執り行うことがないという点です。パソコンやスマートフォンの普及から、近年は仲介業者を通して斎場や式場を決める方が増えてきています。明瞭な価格設定と割引、相談して決められる安心感などが人気のポイントです。

葬儀屋を選ぶ時期

葬儀屋の種類が分かったところで、葬儀屋を選ぶ時期について解説します。葬儀屋を選ぶタイミングはご逝去後だけではありません。いくつかありますので、以下で詳しくご紹介します。

ご逝去後にすぐに決める必要はない

病院は葬儀社と提携していることが多く、ご逝去後すぐにご遺族の元に葬儀屋が営業に来ることがあります。しかし、このタイミングで「早く決めないといけない」と焦る必要はありません。葬儀屋はいくつか見積りを取ってから選ぶのがおすすめです。病院にいる葬儀屋は葬儀費用が高額な場合もありますので、お断りするか保留をして、葬儀屋数社に連絡を取りましょう。ほとんどの葬儀屋では、年中無休・フリーダイヤルで葬儀専門スタッフが対応し、安置についてなど今後の流れなどをサポートしてくれます。

安置施設などに搬送してから

ご逝去したあとは、病院などから故人を早めに搬送する必要があります。すぐに運び出さないといけない場合は、とりあえず病院にいる葬儀屋に安置施設やご自宅へ搬送のみお願いしてもよいでしょう。また、電話だけで搬送用の車を対応してくれる葬儀社もあります。サービス内容を比較し、葬儀屋を決めましょう。

生前という方法も

近年の終活ブームで、事前に葬儀プランなどを決める方も増えてきました。葬儀屋の中には、経験豊富なスタッフによる「葬儀の事前相談会」などを行っているところもあります。元気なときから葬儀の予算を決定しておくと、いざという時に残されたご家族の負担が軽減ができますね。

葬儀屋を選ぶ前に決めておくこと

葬儀の際にご遺族が決めることは多数あります。葬儀屋が決まってスムーズに段取りが進むように、あらかじめ「どのような宗教で葬儀を執り行うのか」「規模や葬儀スタイルはどのようにするのか」「予算」などは決定しておきましょう。

宗旨・宗派

故人の宗教や宗派について、すぐに葬儀屋に伝えられるようにしましょう。仏教の中でも天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗など宗派が分かれますので、宗教だけではなく正確な宗派を確認しておく必要があります。お付き合いのある寺院が遠い場合は、同じ宗派の僧侶を紹介してくれる葬儀屋もあります。

葬儀規模・スタイル

葬儀に「どのくらいの人数を呼ぶか」、「どのような葬儀スタイルにするか」という方向性をご遺族の中で決めておくことも必要です。以下に簡単にまとめたので、参考にしてください。

             会葬者の人数               葬儀の種類
家族や親族、ごく親しい人のみ~10名程度家族葬
~約100名程一般的な規模の葬儀
100名以上大型葬(会社で執り行うなら社葬)

             葬儀の日数                名称

2日間(通夜と葬儀)
(会葬者の人数によって)家族葬・一般葬など
1日間(葬儀のみ)一日葬
1日間(通夜・葬儀なし、火葬のみ)火葬式、直葬 

平成27年に公開された葬儀の取引に関する実態調査報告書によると、近年は遺族や親族だけで故人を見送る「家族葬」が増加の傾向にあります。一方で会葬者を呼ぶ「一般葬」や「社葬」は減少しています。ご遺族・親族のみの家族葬、通夜や葬儀を執り行わない直葬など、ご遺族の負担を抑えた葬儀スタイルに注目が集まっています。

さらに、「より故人らしい葬儀を」とお考えなら、従来の形式にこだわらない自由な葬儀を執り行う方法もあります。たとえば、「音楽葬」は故人が生前音楽が好きだった、音楽関係の仕事をしていたという理由から選ばれることがある葬儀の形です。葬儀の最中に音響設備を使って音楽を流したり、楽器で演奏したりして故人を偲びます。見積書を作成してもらう前に葬儀の方向性をご遺族の中で決定しておくと、段取りなどがスムーズにいくでしょう。

予算 

葬儀に関する予算をご遺族の中で決めておく必要もあります。葬儀に掛かる費用は、大きく分けて4つあります。

  • 葬儀費用(葬儀社に支払う費用)
  • 飲食、返礼品などの費用(実費または立替)
  • 宗教者のお礼(実費)
  • その他、火葬場・宿泊費用など

葬儀屋に作成してもらう見積書の内容は、「葬儀費用」にあたります。それ以外に、通夜の際の「通夜振舞い」と呼ばれる「会食の費用」、宗教者(僧侶など)に対する「お布施」、「火葬費用」(火葬代、待合室使用料)、「宿泊費用」(部屋代や貸布団代)などがあります。葬儀費用は複雑で見積書の金額以外にもさまざまなお金がかかることを考慮しましょう。

安心葬儀様の「葬儀前に想定していた費用と実際にかかった費用のデータ(2019年)」によると、葬儀前に想定していた葬儀費用の総額の平均は1,320,713円で、全体のおよそ25%の方が100万~150万未満を葬儀費用の予算と考えていることが分かりました。それに対して、実際かかった費用の総額は平均は1,431,285円で、想定よりも高額になったという結果でした。「あまりお金を掛けたくない」「予算が少ない」という方は葬儀社に相談し、無理のないプランを選びましょう。

遺影写真はどれにするか

遺影写真を選ぶ際、「本当にこの写真でいいのか」と悩むご遺族は少なくありません。葬儀までに遺影写真に適した写真を準備するのは大変なことですが、遺族が思いを馳せることができる故人らしい1枚を選ぶと良いでしょう。

葬儀屋を選ぶときのポイント

葬儀屋を選ぶときのポイント

ここでは、葬儀屋を選ぶポイントを「葬儀費用に関して」「スタッフの対応」「アフターサービス」に分けてご紹介します。

葬儀費用は明確か

前述の通り葬儀費用は大変複雑です。そのため、葬儀社を選ぶ際に「明確な見積書を作成するか」ということは大切なポイントの1つです。たとえば、「葬儀一式〇円、基本セット」というプランの見積書の場合、含まれている項目や各項目の単価分かりにくいですよね。

「プランに含まれていると思っていた項目が実際はオプションで、見積書よりも高額な費用が請求された」

というケースもあります。このような状況を防ぐために、項目の詳細や単価が明確で分かりやすい葬儀社を選ぶようにしましょう。

スタッフの対応・資格

葬儀屋を選ぶ際はスタッフの対応などもチェックしましょう。「シンプルな葬儀を考えているのに、追加費用がかかる豪華な祭壇を勧めてくる」「低予算の葬儀だと分かったら態度が変わる」「プランの決定をせかされる」といったスタッフがいる葬儀屋は要注意です。反対に、ご遺族の希望に親身に対応してくれたり、さまざまな選択肢を提示してくれたりする葬儀屋なら、安心して任せられるでしょう。

また、葬儀屋で働くスタッフの中には「葬祭ディレクター1級・2級」の資格を持つ方もいます。葬祭ディレクターは厚生労働省の認定資格で実務経験も必要としているため、資格を取得しているスタッフは知識や実績とも豊富な葬儀のスペシャリストだといえます。葬儀屋によっては葬祭ディレクターが何名在籍しているのかホームページなどで紹介されている場合もありますので、葬儀社選びに悩んだら「葬祭ディレクターの資格」に注目してもよいでしょう。

アフターサービス

葬儀屋の中には豊富なアフターサービスを用意しているところもあります。以下でアフターサービスの一例をご紹介します。

  • 四十九日や一周忌などの法事・法要
  • 遺品整理
  • 相続相談などお金に関すること

葬儀後もしばらくはサポートして欲しいという場合は、このようなアフターサービスを行ってくれる葬儀屋を選ぶのもおすすめです。

まとめ

今回は葬儀屋の選び方についてご紹介しました。葬儀屋にはさまざまな種類があり、プランの内容やサービス内容が違います。ご遺族に親身になって寄り添い、温かい葬儀を執り行うためのサポートをしてくれる葬儀屋を選びましょう。