お葬式では真珠をつけないとダメ?アクセサリーマナーのおさらい

葬儀の服装やマナー
お葬式では真珠をつけるべきか

【追記】

宮古島での葬儀の服装

沖縄では4月から11月にかけて、葬儀の場でも「かりゆしブラック」と呼ばれる喪服用のかりゆしウェアが正装として認められています。漆黒の無地生地で仕立てられた開襟タイプのシャツで、MAJUNや月桃物語といったブランドから3,000〜12,000円ほどで販売されています。香典を入れるための大きめの胸ポケットが付いているものが多く、実用面でも考えられた作りです。下は黒のスラックス、靴は光沢のない黒い革靴を合わせるのが基本です。

ただ、宮古島の実情をお話しすると、地元の方は「上下黒であれば問題ない」という感覚の方が多いです。正式な喪服をきっちり着て参列される方は、どちらかというと県外からいらっしゃった方に多い傾向があります。島の気候は本土とまったく違いますので、暑さで体調を崩されるよりも、無理のない服装で故人を偲ぶことを大切にされています。

なお、三回忌以降の年忌焼香(ニンチスーコー)では、かりゆしウェアのデザインも多少カジュアルなものが許容されるなど、法要の段階に応じて服装の基準も緩やかになっていきます。初めて沖縄の葬儀に参列される方は、まずは黒を基調とした服装であれば心配ありません。迷われた際はお気軽にご相談ください。

沖縄でのアクセサリーについて

沖縄の葬儀でもパールのアクセサリーは問題なく着用できます。一連のネックレスと一粒タイプのイヤリングという基本マナーは、全国共通と考えていただいて大丈夫です。

ひとつ気をつけたいのは、かりゆしブラックを着用される場合です。かりゆしウェアは開襟のデザインなので、ネックレスが目立ちやすくなります。華美な印象を避けるために、アクセサリーは控えめにまとめるか、つけないという選択をされる方もいらっしゃいます。故人への敬意が伝わる装いであれば、細かいルールよりもその気持ちのほうが大切です。

お葬式のアクセサリーはなぜ真珠がふさわしいのか

お葬式に真珠のアクセサリーがふさわしい理由

お葬式で身につけるアクセサリーとして代表的なのが真珠です。まずはなぜ真珠のアクセサリーがふさわしいとされるのか、その起源や理由などについてご紹介します。

なぜお葬式に使用されるようになったのか

真珠がお葬式に使われるようになったのは、イギリスの女王であるエリザベス2世がきっかけだったと伝えられています。エリザベス2世は、1965年チャーチル元首相の葬儀の際に、真珠のアクセサリーを身につけて参列しました。それを見た女性達が、自らも弔事で真珠のアクセサリーを使用するようになり、一気に世間に広がりました。その後日本にも、お葬式において真珠の使用が伝わり定着したようです。

真珠がもつ意味

真珠は古来より「月の涙」「涙の象徴」「人魚の涙」などの意味を持ちます。そのため、お悔やみの場では、真珠のアクセサリーは最適だと考えられました。また、真珠には「気持ちを鎮める」といった意味も持つため、故人を偲ぶ場で使用されるアクセサリーになったようです。

真珠のアクセサリーの選び方

真珠のアクセサリーの選び方

お葬式でつける真珠のアクセサリーはどのようなものがふさわしいのでしょうか。ここでは、真珠の種類や真珠のアクセサリーでもマナー違反となるタイプについてご紹介します。

真珠のネックレスの形

真珠のネックレスは「一連タイプ」、ネックレスが2重や3重になっている「二連・三連タイプ」があります。お葬式の場では複数が重なっている真珠のネックレスは「不幸が重なる」としてマナー違反となります。必ず、一連タイプのものを選びましょう。

真珠のネックレスの長さ

お葬式用に真珠のネックレスを購入する場合、ネックレスの長さは40~45cmくらいがおすすめです。胸より下の長さのロングタイプのネックレスは二連用のケースもあるため、お葬式用としては使用しにくいかもしれません。

また、チェーンに関しては金属部分の色合いにも最大限注意する必要があり、ゴールドのような派手なイメージのあるものは極力控えなければなりません。そのため、基本的には目立たないシルバーを選ぶようにして、できれば真珠の隙間から露出しないようなデザインがおすすめです。

真珠の色

真珠といえば「白色」をイメージする方も少なくありませんが、白色以外にも黒色やピンク、ゴールドといったバリエーションがあります。そしてお葬式においては「白色」か「黒色」のどちらかを選べば問題はありません。しかし、一般的には「黒真珠」は高価なものとされています。また、黒真珠の中に「ピーコックカラー」と呼ばれる、孔雀のような美しい輝きを持つものもあります。やはり高価なものなので、比較的年配の方がつけることがほとんどです。若い女性なら白い真珠のネックレスがおすすめです。

真珠のピアスとイヤリングの選び方

次は真珠のピアスとイヤリングの選び方についてご紹介します。ネックレスとセットになっているケースも多いので、葬儀の前にきちんと把握しておきましょう。

真珠のピアス

耳の穴に取り付けるピアスは「体を傷つけている」ことを連想させるため、原則として葬儀の場ではNGとされています。もちろん真珠に限った話ではないので、普段から身につけている方は忘れずに取り外しておかなくてはなりません。一方、既に穴が開いている場合もマナー違反になりそうですが、そういった場合後から塞ぐことはできないため、極力目立たないようにしておけば問題ないでしょう。

真珠のイヤリング

真珠のイヤリングに関してはマナー違反とはなりませんが、華やかなドレスコードを連想させることから、基本的に身につけない方が好ましいでしょう。しかし、遺族からの了解を得ている場合等は、真珠が7~8mm程度であること、そして金具が銀色で1粒タイプの固定されているものを選ぶようにして下さい。

真珠以外のアクセサリー

日本ではお葬式などの悲しみの場に身につけるアクセサリーは、真珠が圧倒的に多いです。しかし、海外では「ジェット」という素材のアクセサリーも使用されることがあります。また、天然石である「オニキス」使用したブラックフォーマルなどを選ぶ方もいます。ここでは、真珠以外のアクセサリーである、「ジェット」や「オニキス」についてご紹介しましょう。

古い歴史を持つ「ジェット」

お悔やみの場で使用するアクセサリーを「モーニングジュエリー」と呼びます。日本ではあまり馴染のない言葉かもしれませんが、海外では一般的に使用されます。モーニングジュエリーは、「ジェット」という素材を使用したアクセサリーが有名です。ジェットとは流木が化石になったもので、19世紀のヨーロッパで流行しました。深みのある漆黒の色が特徴の素材です。真珠よりは少ないですが、お葬式のブラックフォーマルの1つとして使用される方もいます。

パワーストーンとしてもお馴染みの「オニキス」

アルゼンチンやドイツなどで産出され、日本でもパワーストーンとしてもお馴染みな天然石が「オニキス」です。黒一色のオニキスを「ブラックオニキス」と呼び、お葬式用のアクセサリーとして使用されています。ブラックオニキスはジェットと同じ漆黒と表現されますが、ジェットよりは明るい輝きを放つのが特徴です。

アクセサリーは無理につける必要はない

真珠以外のアクセサリーをご紹介しましたが、喪服にアクセサリーを合わせないといけないというマナーはありません。 大切なのは、故人に対する偲ぶ気持ちと、ご遺族へのお悔やみの気持ちです。もし、真珠のアクセサリーなどを持っていない場合は、アクセサリーを着用せずに参列しても問題はありません。

そして、基本的に自身を着飾るアクセサリーは欧米の概念に端を発していることから、和装で葬儀に参加する際はダイヤモンド等が付いていない婚約指輪や結婚指輪以外は基本的にマナー違反となります。もちろん真珠も例外ではありませんので、故人と遺族へ失礼とならないためにも、忘れずに確認しておきましょう。

まとめ

今回は、お葬式で使用するアクセサリーについて解説しました。一般的には、真珠のアクセサリーをつけて参列することが多いですが、ジェットやオニキスを使用する方もいます。しかし、お葬式にふさわしいアクセサリーを持っていない場合は、無理につける必要はないといわれています。お葬式用に真珠のネックレスを用意しようとお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。


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