お葬式の基本
葬儀の基本的な流れを解説!初めての参列でも安心のマナー紹介付き!お葬式に参列する機会は、遺族であれ、参列者であれ、人生の中でそうあるものではありません。お葬式マナーや基本を最低限知っておきましょう!
一般的な葬儀について
葬儀を段取りよく進めるためには、流れなど全体像を知っておくことをおすすめします。亡くなられてから葬儀当日までは大切な時間であるにもかかわらず、落ち着いて過ごすことは難しいものです。
葬儀の段取りをするために押さえておきたい流れ、費用、マナーといった重要なポイントを知ることができます。ぜひお役立てください。
葬儀の服装やマナー
会葬は葬儀・告別式に参列することです。通夜には弔問するという表現が用いられます。会葬する際は、服装や焼香の作法など様々なマナーがあります。葬儀に参列するのは頻繁ではありません。それゆえに分からないことなどが多いものです。事前に調べておきましょう。
お葬式やお通夜の時、服装には十分に気を使う必要があります。一般的に喪服を選びますが、実は平服でも問題無い場合があることはご存知でしょうか。そこで今回は、知って得するお葬式の服装についてご紹介します。
四十九日にすることまとめ
人が亡くなると法要が行われますが、四十九日法要の意味は皆さんご存知でしょうか?法要にはそれぞれ意味があり、形式やマナーなどさまざまです。
しかし、四十九日法要は、忌中に行う法要のなかでも最後、かつ最重要なものなのです。四十九日法要がどのような意味を持つものなのか、どういった流れで行われるのかを正しく理解することで、法要の意義や故人をしのぶ気持ちも変わってくるでしょう。
四十九日の法要で執り行われる儀式の順序や、四十九日法要を行う前にやっておくべき準備、マナーについてわかりやすく解説していきます。
終活のすすめ
終活は自分の死と向き合うことですが、死生観は十人十色で、年代によっても死に対する考え方や受け入れ方が異なります。終活を正しく理解するためには、終活という言葉が定着しはじめた背景から知っておく必要があります。
終活とは誰にでも訪れる人生のエンディングと向き合い、その準備をし、どんな人生を送りたいのか、人生のエンディングからさかのぼって考えてみようという考え方です。
葬儀・お葬式の流れ
大切な方との最期のお別れから、その後の大切な手続きまでの流れをご案内いたします。葬儀の準備や手配はもちろんのこと、ご家族の心の拠り所となるお墓選び、故人の大切な財産に関する相続手続き、そして故人を偲ぶ法要まで、お別れに関わるすべての流れを丁寧にご説明いたします。初めての方にも安心してご利用いただけるよう、重要なポイントを分かりやすくまとめております。
STEP 1看取りから葬儀社選びまでの流れ
「大切な方との別れを穏やかに – 最初にすべき具体的な手順」
大切な方との別れを迎えた直後、最も重要となるのがご遺体の安置場所の決定です。特に病院での看取りの場合、ご遺体の安置場所への搬送を早めに手配する必要があります。
この大切な時期を少しでも穏やかに過ごしていただくため、まずは信頼できる葬儀社を選ぶことをおすすめします。葬儀社は、ご遺体の搬送から葬儀の執り行い、その後の諸手続きまで、一連の流れをサポートしてくれる心強い存在となります。
STEP 2大切な方を送る葬儀の準備とその流れ
「心を込めた葬儀の準備 – 後悔のない式づくりのために」
ご遺体の安置が済みましたら、次は葬儀の具体的な準備に入ります。まずは葬儀担当者との打ち合わせで、故人らしい送り方について丁寧に話し合いましょう。故人の想いや、ご遺族の希望を形にできる葬儀スタイルを決めていきます。
打ち合わせでは、会場の選択や日程調整はもちろん、式の形式や規模、お花や供物の選択まで、細かな点を相談することができます。会場と日程が決まりましたら、大切な方々への連絡を始めていきましょう。
通夜から告別式までの進行は、経験豊富な葬儀社がしっかりとサポートしてくれます。とはいえ、当日の流れを事前に把握しておくことで、より落ち着いて故人とのお別れの時間を過ごすことができます。ご不明な点は、どんな些細なことでも葬儀担当者に相談することをおすすめします。
STEP 3葬儀後のご供養と、必要な手続き期限と優先順位
「故人を偲ぶご供養と大切な手続き – 後悔しないための確認ポイント」
大切な方をお見送りした後も、ご遺族の皆様には重要な役割が残されています。参列者への心のこもったお礼と香典返し、各種届出や手続き、そしてお墓や仏壇の選定など、やるべきことが数多くございます。
これらの手続きの中には、期限が設けられているものや、早めに対応することで負担が軽減されるものもございます。例えば、
- 参列者へのお礼と香典返し:できるだけ早めに(目安は49日以内)
- 年金や保険の手続き:期限内の申請が重要
- お墓や仏壇の準備:じっくりと検討できる余裕を
特に相続や保険に関する手続きは、期限を過ぎてしまうと受け取れる金額が減ってしまったり、手続きが複雑になってしまう場合があります。一つひとつの手続きを計画的に進めることで、心の余裕を持って故人を偲ぶ時間を大切にすることができます。
宮古島市でも葬祭費は受給できます
宮古島市にお住まいの方は、故人様が国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入されていた場合、葬祭費として20,000円が受け取れます。これは、大切な方への最後のお見送りのお手伝いとして、市が用意している制度です。
申請は、お葬式を取り仕切られた喪主様、もしくは施主様がしていただくことになります。必要なものは、
- 国民健康保険葬祭費請求書
- 故人の被保険者証
- 喪主の身分証明書(自治体によってはマイナンバー)
- 喪主の確認ができるもの(葬儀店の領収書、会葬御礼のはがきなど)
- 喪主名義の金融機関の預金通帳
国民健康保険以外の健康保険「社会保険(協会けんぽ等)」に加入していた被保険者が、業務外の事由により亡くなった場合、埋葬料を申請することができます。枚少量はその被保険者と生計維持関係にあった人が受け取れる給付金のことです。その給付金額は一律5万円になります。必要になる書類はこちらです。
- 埋葬料支給申請書
- 故人の健康保険証
- 事業所の証明(生計維持を確認できる書類)
埋葬料と葬祭費の両方の給付対象になったとしても、埋葬料と葬祭費の両方の給付を受けることはできませんので、保険の種類の確認はしっかりしましょう。
申請場所は、お住まいの地域に応じて選んでいただけます。市民生活部の国民健康保険課や、上野支所、城辺支所など、お近くの窓口をお選びください。
- 市民生活部 国民健康保険課
- 沖縄県宮古島市平良字西里1140番地
0980-73-1973 - 上野出張所(旧上野庁舎)
- 沖縄県宮古島市上野字上野395番地1
0980-76-6821 - 城辺出張所(旧城辺庁舎)
- 沖縄県宮古島市城辺字福里600番地1
0980-77-4905
- 下地出張所(移転前旧下地庁舎)
- 宮古島市下地字上地505番地
0980-73-1973 - 伊良部出張所(旧伊良部庁舎)
- 宮古島市伊良部字前里添1056番地1
0980-76-6821
葬祭費・埋葬料で注意しないといけないこと
ここで大切なことを2つお伝えしますが。葬祭費・埋葬料の申請期限は2年以内となっております。ですが、お気持ちが落ち着かれましたら、できるだけ早めに手続きされることをお勧めいたします。
それから、残念ながら火葬のみで葬儀を行われない場合や、保険料のお支払いが未納の場合は、給付されないことがございます。こちらは窓口の相談員にお問い合わせください。
葬祭費は、「申請するとお得」ではなく、「申請しないと損」になるものです。申請は忘れずに。
宮古島の葬儀の特徴について
宮古島の葬儀については他県とは少し違った特徴があります。
沖縄・宮古島地域では前火葬(火葬を先に行い、その後に葬儀を執り行う形式)が一般的となっております。ただし、地域によっては後火葬(葬儀後に火葬を行う形式)も見られます。特に夏季は、ご遺体の保存状態を考慮し、通夜を省略して火葬を優先させていただくケースが多くあります。一般の会葬者様は、通夜よりも葬儀・告別式へのご参列が主流です。
また、近年は全国的に葬儀当日に初七日法要まで済ませる「一日葬」が増えておりますが、沖縄県では仏教の伝統に従い、初七日や四十九日に合わせて法要を執り行うことが一般的です。
移住されてきた方は少し驚くかもしれませんが、日本全国に土地にあった多用なスタイルの葬儀があります。
市内の主な葬儀施設のご案内
葬儀はその規模や理想のスタイルによって金額は上下します。料金プランにあらかじめ設定されている葬儀の内容も葬儀社によってそれぞれなので、詳しく知りたい方は、まずはお電話ください。
葬儀社
ハートフルセレモ心
宮古島市平良久貝にある葬儀社です。火葬式から家族葬、一般葬、一日葬、無宗教葬まで、ご希望に沿った様々な形式のご葬儀を執り行っております。宗教宗派は問いません。また、安置施設を完備していますので、病院からご遺体を直接搬送することが可能です。葬儀費用やプランについての事前相談も承っており、生前予約にも対応しています。
- 多様な葬儀形式に対応(火葬式、家族葬、一般葬、一日葬、無宗教葬)
- 宗教宗派不問
- 安置施設完備(病院からの直接搬送可能)
- 事前相談・生前予約対応可能
セレモニーいずみ
宮古島市平良下里に店舗を構える葬儀社です。火葬式、家族葬、一般葬、一日葬、無宗教葬など、ご要望に応じた葬儀形式に幅広く対応しています。宗教宗派は問いません。葬儀費用やプランについての事前相談も承っています。
- 多様な葬儀形式に対応
- 宗教宗派不問
- 事前相談可能
JAおきなわ宮古葬祭センター
宮古島市平良西里の葬儀社でます。火葬式から家族葬、一般葬、一日葬、無宗教葬まで、様々な形式のご葬儀に対応しています。宗教宗派は問いません。葬儀費用やプランについての事前相談も承っています。
- 多様な葬儀形式に対応
- 宗教宗派不問
- 事前相談可能
ペットの葬儀
株式会社 未基
あい・あいペット葬祭は、「大切な家族のペットに永遠の愛・安らぎ 」をモットーに大事な思い出、優しい時を過ごさせてくれたペットを心を込めて送り出すペット葬祭供養のメモリアルです。※現在セレモニーは行っておりません。
- 火葬車両
- ペット葬用品
葬儀・お葬式に関するよくある質問
お葬式Q&A、家族葬のFAQなどが満載です。よくあるご質問・葬儀の費用や、葬儀社に関することなど、よくいただくご質問をご紹介いたします。
病院から危篤の連絡を受けました。今すぐ何をすべきですか?
危篤の連絡を病院から受けた場合、ご家族やご親族の方々でお看取りいただくことをお勧めしております。事前の葬儀相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
在宅で看取りをする場合、どのような対応が必要ですか?
容態の急変時は、速やかに往診医または救急(119番)にご連絡ください。すでにお亡くなりになっている場合は、警察にご連絡ください。なお、警察による検視が終わるまでは、ご遺体には触れないようお願いいたします。
ご遺体を自宅に安置できない場合はどうすればよいですか?
ご自宅での安置が難しい場合は、葬儀社の霊安室をご利用いただける場合もあります。
病院からの搬送はいつ頼めばよいですか?料金はかかりますか?
病院でお亡くなりになった場合、医師の死亡診断後、看護師による清拭(エンゼルケア)が行われます。その間に葬儀社にご連絡いただければ、寝台車を手配させていただきます。搬送料金は時間帯や距離により異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
喪主は誰が務めるのが一般的なのでしょうか?
一般的に、配偶者の方が喪主をお務めになります。次いでご子息・ご令嬢となりますが、未成年の場合は故人のご両親やご兄弟が務められることもございます。現在は性別を問わず、ご遺族の中からお選びいただいております。
遺影写真は若い頃の写真と最近の写真、どちらが良いですか?
近年に撮影された写真をお勧めしております。後世の方々への記念としても、お亡くなりになるまでを生きた証として残る写真が適していると考えております。スナップ写真やデジカメデータでも対応可能です。最近では、普段着姿のままの遺影写真も増えてまいりました。
供花や供物の配置には決まりがありますか?
祭壇に近い順に、喪主様、ご遺族様、ご親族様の順で配置いたします。一般の方々の供花は前列から配置し、右内側が上座となります。スペースの都合で本来の順序通りに配置できない場合は、「順不同」と表示させていただきます。
家族だけで静かに送りたいのですが、家族葬は可能ですか?
ご遺族のご希望に沿った葬儀形式をお選びいただけます。各葬儀社のウェブサイトに費用例を掲載しておりますので、ご参考にしていただければと存じます。
葬儀を行わず火葬だけにしたいのですが、直葬とは何ですか?
葬儀を行わず火葬のみを執り行う形式を指します。ただし、お花を手向けるなど、簡単なお別れの儀式は執り行われるのが一般的です。
葬儀の日時や場所は、どのように決めればよいですか?
ご遺族のご希望を基に、お寺様のご都合、火葬場の予約状況、葬儀会場の空き状況などを考慮してお決めいたします。会場につきましては、ご要望に応じて葬儀社からもご提案がもらえます。
自宅で葬儀を行うことはできますか?
自宅での葬儀には、祭壇・お棺の安置スペース、僧侶様とご家族の着座スペースが必要となります。また、お棺の搬出に支障のない玄関の広さも重要です。弔問客の接待スペースや駐車場の確保など、ご近所への配慮も必要となりますので、事前にご相談することをお勧めいたします。
お棺に故人の愛用品を入れたいのですが、何を入れることができますか?
火葬場の規定により、可燃物のみとなっております。厚い書物や大きなぬいぐるみ、靴やCD等の石油化学製品、釣竿等のカーボン製品、ガラスや金属製品は納めることができません。
お骨上げの作法を教えてください
2人1組で長い箸を使い、ご遺骨を拾い上げます。これは故人様が三途の川を無事に渡れるようにとの願いを込めた「箸渡し」の習わしによるものです。ただし、浄土真宗では一人で拾う場合もございます。
お布施はいくらが相場ですか?いつお渡しすればよいですか?
通常は菩提寺に直接お渡しいただくのが望ましいですが、最近では通夜の際にお渡しされることが多くなっております。金額については菩提寺に直接ご相談いただくことをお勧めいたします。葬儀社で僧侶を手配していただく場合は、事前にご説明があります。
弔問のお礼はいつまでにすればよいですか?
弔電や供物を頂戴した方々には、できるだけ早めに礼状と共に菓子折などをお送りするのが一般的です。生前のお見舞いのお礼は、納骨後の香典返しと一緒にお返しすることをお勧めいたします。
「忌中」と「喪中」はどう違うのですか?
「忌中」は近親者様が亡くなられてから四十九日間の慎みの期間を指し、「喪中」は一周忌までの祝事を控える期間を指します。現在は法的な決まりではございませんので、故人を偲ぶお気持ちに応じてお決めいただければと存じます。
戒名とは何ですか?法名・法号との違いは?
戒名は俗世を離れて仏弟子となられた証としてお付けするものです。宗派により、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」、その他の仏教では「戒名」と呼び方が異なります。位号には階級があり、一般的に男性は「居士」「信士」、女性は「大姉」「信女」、お子様は「童子」「童女」などと付されます。
お焼香の作法がわかりません。回数は決まっていますか?
お焼香は、お香で自身を清め、故人様を供養する儀礼でございます。回数は宗派により1~3回と異なりますが、参列者が多い場合は1回で心を込めてお参りください。基本的には故人様の宗派の作法に従っていただくのが望ましいとされています。
通夜の弔問に際しての服装は、一般的に何が良いのでしょうか?
地味な平服でも失礼にはなりませんが、近年は礼服でお参りされる方が増えております。
香典の相場はいくらですか?親族や会社関係で金額は変わりますか?
一般的な目安は以下の通りです。
- ご両親:10万円
- ご兄弟姉妹:3~5万円
- 祖父母・親戚:1~3万円
- 職場関係:5千円~1万円
- ご近所の方:3千円~5千円 なお、連名の場合は1千円~5千円が一般的です。
「家族葬で執り行います」とありますが、参列してもよいでしょうか?
訃報に「家族・近親者のみで執り行う」旨の記載がある場合は、ご遠慮いただくのが望ましいとされています。それ以外の場合は参列可能ですが、不明な場合はご確認いただくことをお勧めいたします。
なぜ亡くなった方は北枕にするのですか?
北枕は、お釈迦様が涅槃に入られた際の姿(頭を北に、顔を西に向けた状態)に由来しております。場所の都合で北枕が難しい場合は、西枕とさせていただいております。