家族と突然のお別れが来たら、悲しむ暇もなく葬儀を執り行う準備をしなくてはいけません。大切な人との最後のお別れの時間なので、心温まる葬儀を執り行いたいと考える方も多いでしょう。準備から当日の運営まで、葬儀全般に関することをサポートしてくれるのが葬儀屋です。しかし、葬儀屋はたくさんあり「どの葬儀屋を選べばいいのか」と悩んでしまうこともあります。
今回は、「葬儀屋の種類」「葬儀屋を選ぶ前に決めておくこと」「葬儀屋を選ぶポイント」などを解説します。本記事を最後までお読みいただき、いざというときのために備えてください。
【この記事のポイント】
- 葬儀屋の種類が分かる
- 葬儀屋を選ぶ前に決めておくべきことを知っておく
- 葬儀屋を選ぶポイントが分かる
【追記】
宮古島での葬儀屋選び
費用相場の違い
一般的に、葬儀費用は地域によって差があります。全国平均では一定の目安がある一方で、実際にはその地域の風習や参列人数、宗教者へのお礼、会食の有無などによって大きく変わります。
沖縄では、全国と比べると葬儀費用の平均はやや低めとされる一方、参列者数は多くなりやすい傾向があります。その背景には、お布施の考え方や、通夜振る舞い・精進落としの慣習が本土とは異なることなどがあるといわれています。
ただし、費用が低い=負担が必ず少ない、というわけではありません。
宮古島という地域性を踏まえると、親族だけでなく地域のつながりの中で参列者が想定より増えることもあり、返礼品や会場の広さ、案内の準備など、本土とは違う配慮が必要になる場合があります。
そのため見積もりを取る際は、単に「安いかどうか」だけでなく、
どのくらいの人数を見込むのか
どこまでがプランに含まれているのか
をしっかり確認することが大切です。
互助会について
一般的に本土では、冠婚葬祭互助会に加入して備える方も一定数いらっしゃいます。毎月少しずつ積み立てながら、いざというときに儀式のサービスを受けられる仕組みは、分かりやすい備えの一つといえるでしょう。
一方で、宮古島では互助会の仕組みそのものよりも、地域事情を理解している葬儀社かどうかが重要になりやすい傾向があります。地域のつながりが深く、ご親族や知人が広く関わることもあるため、単純に制度だけで判断するのではなく、地元の慣習や流れに対応できるかを見て選ぶことが大切です。
宮古島での葬儀社選び
宮古島で葬儀を行う場合、地域特有の流れや考え方に配慮できる葬儀社を選ぶことが大切です。一般的な葬儀の知識だけでは対応しきれない場面もあるため、地域に根ざした経験が安心につながります。
また、突然の出来事の中で準備を進めるのは、ご家族にとって大きな負担です。だからこそ、事前に相談できる環境があること、そして相談したときに落ち着いて話を聞いてもらえることが重要になります。
宮古島では、ご親族が島外から来られることも少なくありません。移動や滞在のことまで含めて考える必要があるため、地域の事情を踏まえて段取りを組める葬儀社かどうかも確認しておきたいポイントです。
ハートフルセレモ心は、宮古島で創業28年以上、累計1800件以上の施行実績があり、宮古島市内に2会館を備えています。宮古島・伊良部島・池間島・来間島・多良間島などで多くのご葬儀と法要を支えてきた地域密着の葬儀社です。
葬儀屋の種類
葬儀屋は大きく分けると、いくつかのタイプがあります。一般的には「葬儀社」「互助会系」「仲介サービス」などがよく知られています。それぞれ仕組みが違うため、特徴を知ったうえで選ぶことが大切です。
葬儀屋・葬儀社
葬儀屋・葬儀社とは、葬儀全般を取りまとめる会社のことです。ご逝去後のお迎え、安置、打ち合わせ、式の運営、火葬、法要相談まで、一連の流れを支えるのが一般的です。病院などから紹介されるのも、このタイプであることが多いです。
また、自社斎場を持っている葬儀社であれば、式場の手配が比較的スムーズで、葬儀後の法事・法要などまで相談しやすい場合があります。
宮古島で葬儀社を選ぶ場合は、こうした一般的な機能に加えて、地域の風習や参列人数の傾向を理解しているかが大切です。ハートフルセレモ心では、家族葬向けのホールから大規模葬に対応できる会館まで用意されており、ご家族の希望や人数に応じたご提案が可能です。
冠婚葬祭互助会
冠婚葬祭互助会は、毎月一定額を積み立てて、冠婚葬祭の際にそのサービスを受けられる仕組みです。計画的に備えたい方にとっては、分かりやすい制度といえます。
ただし、一般的に積立金は現金として自由に使えるわけではなく、対象となるサービスに充てる仕組みです。内容や対象範囲は事前に確認しておく必要があります。
宮古島では、本土に比べて互助会の普及度だけで判断するよりも、地域事情への理解や、葬儀後まで含めたサポート体制を重視して選ぶ方が安心しやすいでしょう。
インターネット仲介業者
インターネット仲介業者は、複数の葬儀社と提携し、希望に合う葬儀社を紹介するサービスです。価格が見やすく、比較しやすいことから、近年は利用する方も増えています。
ただし、仲介業者自身が葬儀を行うわけではないため、実際に対応するのは紹介先の葬儀社です。表示価格だけでは分からない部分もあるため、最終的には「誰がどこで対応するのか」「地域の事情まで把握しているか」を確認することが大切です。
宮古島のように地域性が色濃い場所では、価格だけで決めるよりも、実際に相談したときの対応や、地元での経験を重視した方が安心につながりやすいでしょう。
葬儀屋を選ぶ時期
葬儀屋の種類が分かったところで、葬儀屋を選ぶ時期について解説します。葬儀屋を選ぶタイミングはご逝去後だけではありません。いくつかありますので、以下で詳しくご紹介します。
ご逝去のタイミングで
ご逝去後は時間に追われやすく、病院から紹介を受けてそのまま決めるケースもあります。もちろん、それが必ず悪いわけではありません。ただ、気持ちが落ち着かない中で即決すると、後から「もう少し確認すればよかった」と感じることもあります。
一般的には、可能であれば複数の葬儀社に相談し、見積もりや対応を比較することが望ましいとされています。とくに費用だけでなく、安置先、式場、人数への対応、葬儀後の流れまで確認しておくと安心です。
宮古島でも、突然のことに慌ててしまうご家族は少なくありません。そうしたときこそ、地域の流れをよく知る葬儀社に相談できると、気持ちの面でも支えになります。
生前という方法も
近年は、終活の一環として事前に葬儀の相談をする方も増えています。元気なうちに話し合っておくことで、ご本人の希望を反映しやすくなるだけでなく、残されるご家族の負担も軽くなります。
たとえば、
- どのくらいの規模にしたいか
- 宗教者とのお付き合いがあるか
- 費用はどのくらいを考えているか
- どの会館が使いやすいか
といったことを少し整理しておくだけでも、いざというときの不安は大きく変わります。
ハートフルセレモ心でも、事前相談から葬儀後のアフターフォローまで、経験豊富な葬祭プランナーが対応しています。
葬儀屋を選ぶ前に決めておくこと
葬儀の際にご遺族が決めることは多数あります。葬儀屋が決まってスムーズに段取りが進むように、あらかじめ「どのような宗教で葬儀を執り行うのか」「規模や葬儀スタイルはどのようにするのか」「予算」などは決定しておきましょう。
宗旨・宗派
一般的に、故人の宗教や宗派は最初に確認したい項目です。仏教でも宗派によって進め方やお付き合いのあるお寺が異なる場合があります。
宮古島では、地域やご家庭によって考え方が異なることもあるため、「昔からお願いしている方がいるか」「親族の中で大切にしている形があるか」を先に確認しておくと安心です。
葬儀規模・スタイル
葬儀に「どのくらいの人数を呼ぶか」、「どのような葬儀スタイルにするか」という方向性をご遺族の中で決めておくことも必要です。以下に簡単にまとめたので、参考にしてください。
| 会葬者の人数 | 葬儀の種類 |
| 家族や親族、ごく親しい人のみ~10名程度 | 家族葬 |
| ~約100名程 | 一般的な規模の葬儀 |
| 100名以上 | 大型葬(会社で執り行うなら社葬) |
| 葬儀の日数 | 名称 |
2日間(通夜と葬儀) | (会葬者の人数によって)家族葬・一般葬など |
| 1日間(葬儀のみ) | 一日葬 |
| 1日間(通夜・葬儀なし、火葬のみ) | 火葬式、直葬 |
平成27年に公開された葬儀の取引に関する実態調査報告書によると、近年は遺族や親族だけで故人を見送る「家族葬」が増加の傾向にあります。ご遺族・親族のみの家族葬、通夜や葬儀を執り行わない直葬など、ご遺族の負担を抑えた葬儀スタイルに注目が集まっています。
宮古島では人とのつながりを大切にする地域性から、思ったより参列者が多くなることもあります。そのため、「身内だけのつもりだったが、実際には対応する人数が増えた」ということも起こりえます。
ハートフルセレモ心では、火葬プランから家族葬プラン、標準的な一般葬、大規模なお見送りまで複数のプランが用意されているため、人数やご希望に応じて相談しやすい体制があります。
予算
葬儀に関する予算をご遺族の中で決めておく必要もあります。葬儀に掛かる費用は、大きく分けて4つあります。
- 葬儀費用(葬儀社に支払う費用)
- 返礼品などの費用(実費または立替)
- 宗教者のお礼(実費)
- その他、火葬場・宿泊費用・飲食費・新聞広告など
見積書に書かれている金額だけで全体の費用が決まるとは限らないため、「何が含まれていて、何が別なのか」を確認することが大切です。
宮古島では参列者数によって必要な返礼品数や会場規模が変わりやすいため、人数の見込みをできるだけ正確に伝えることが、後からの差を小さくするポイントになります。
また、葬儀後には役所での手続きも続きます。宮古島市では、国民健康保険や後期高齢者医療保険の加入者が亡くなられた場合、葬祭を行った方に葬祭費2万円が支給される案内があります。申請期限や必要書類もあるため、葬儀後の流れまで見据えておくと安心です。
遺影写真はどれにするか
遺影写真を選ぶ際、「本当にこの写真でいいのか」と悩むご遺族は少なくありません。葬儀までに遺影写真に適した写真を準備するのは大変なことですが、遺族が思いを馳せることができる故人らしい1枚を選ぶと良いでしょう。
葬儀屋を選ぶときのポイント
ここでは、葬儀屋を選ぶポイントを「葬儀費用に関して」「スタッフの対応」「アフターサービス」に分けてご紹介します。
葬儀費用は明確か
一般的に、葬儀費用のトラブルは「何が含まれているか分からなかった」というところから起こりやすいです。
たとえば、
- 基本プランに何が入っているのか
- 追加になる項目は何か
- 参列人数が増えた場合に何が変わるのか
こうした点が分かりやすく示されているかは、大切な判断材料です。
ハートフルセレモ心では、火葬プラン、家族葬プラン、一般葬プランなどが分かりやすく案内されており、プランごとの含まれる内容も示されています。たとえば火葬プランにはお棺、骨壺セット、白木位牌、枕机セット、霊柩車などが含まれています。
スタッフの対応
葬儀は、費用だけで決められるものではありません。ご家族の不安や希望をきちんと受け止め、落ち着いて説明してくれるかどうかも大切です。
一般的には、
- 必要以上に急がせない
- 予算に応じた提案をしてくれる
- 質問しやすい雰囲気がある
- 希望を一度受け止めてくれる
といった対応が安心につながります。
宮古島では、ご家族だけでなく親族や周囲との調整が必要になることもあります。そうした状況も含めて丁寧に話を聞いてくれるかを見ておくとよいでしょう。
ハートフルセレモ心では、経験豊富な葬祭プランナーが在籍し、事前相談から葬儀後まで丁寧に対応する体制が案内されています。
アフターサービス
葬儀が終わった後も、ご家族にはさまざまな手続きが続きます。一般的には、法事・法要、各種名義変更、年金や保険、相続に関する確認など、やるべきことが少なくありません。
宮古島市のおくやみハンドブックでも、死亡後には住民登録、保険、年金、税金、介護、障がい福祉など幅広い手続きが必要になることが案内されています。来庁時の持ち物や、期限がある手続きも整理されています。
ハートフルセレモ心では、葬祭費申請の相談や法事・法要を含めたアフターサポートが案内されており、葬儀後の不安にも寄り添う体制があります。
まとめ
今回は葬儀屋の選び方についてご紹介しました。葬儀屋にはさまざまな種類があり、プランの内容やサービス内容が違います。ご遺族に親身になって寄り添い、温かい葬儀を執り行うためのサポートをしてくれる葬儀屋を選びましょう。