宮古島でわざわざイタリアン?南の島で出会う、意外な美食体験
宮古島と言えば沖縄料理のイメージが強いですよね。でも実は、この南国の島でイタリアンを楽しむこともできるんです。地元の食材を活かしたユニークなメニューに出会い、すっかりその魅力にハマってしまうリピータも!
誰もが驚く、宮古島×イタリアンの意外な相性
島の食べ物には自信があると思っていた私ですが、最近は「宮古島文化x〇〇料理」の組み合わせには色々な発見があって自炊も捗ります。特に「宮古島イタリアン」の発信には目を見張るものがあります。
昔は「宮古島まで来てイタリアン?」と首をかしげる人ばかりでした。私もその一人。でも今や、観光で訪れるリピーターの人の「実は宮古島の〇〇っていうお店に行くのが楽しみなんです」という声をよく耳にします。
実はリピーターの観光の方の方が美味しいお店知ってたり。うん、それは十分にありえる。
観光の方が求めるのは「島ならでは」の味わいがプラスされたイタリアン?
正直なところ、「なんでわざわざ宮古まで来て内地でも食べられる料理を食べるかね」とずっと感じてたのですが、最近自分も「ペペロンチーノにこれ入れちゃえ、あれも入れちゃえ!」みたいなことやってるな、と気付いたんですよね。これって絶対イタリア料理に入ってない!ってやつ。でもそれがんまい。
そう考えると観光で来る人が求めているのは「普通のイタリアン」ではないということかもしれない。島の食材を使った創作料理や、宮古島らしさを感じられる食材や雰囲気が好きで、人気なのかな、と。
例えば、「海ぶどうのカッペリーニ」。見た目は完全にイタリアンなのに、口に入れると宮古島の海を感じる。これ、観光客に大人気なのも頷けるんですよ。
家族連れにも優しい、島のイタリアン
子連れで来る観光の方も多いですよね。そんな方々に嬉しいのが、子供向けメニューを用意しているお店。宮古島の野菜は内地のホテルでも使われるクオリティで、野菜好きでもなかった私が「伊良部のかぼちゃの時期まだかな?」なんて思うくらい。そんな野菜が美味しく調理されればお子さんが野菜を食べるきっかけにもなるし、お父さんお母さんも嬉しいはず。
ある観光客の家族が「ウチの子が野菜を食べた!?」と驚いていたのを見て、宮古の食材の底力を感じますね。
あと、宮古の人は圧倒的に子供好きが多いので、マナーさえ守っていれば絶対優しくしてくれます。取ってつけたように思われるかもしれませんが、これが宮古島での良い体験になるはず。旅行好きな方に宮古島の良いところって?と聞くと「宮古の人たちが良い」という答えがホント多いです。これ、重要。まじで。
個室のお座敷も有るのでお子様連れにもよろしいかと!
絶景と一緒に楽しむのもアリでしょ!
海が見えるロケーションにあるお店なんかも人気で、やっぱりたまにはそういう贅沢な時間を楽しみたいときもありますよね。窯で焼きたてのピザを頬張りながら、宮古ブルーのを眺める。こんな贅沢、他では味わえませんよ。
え?宮古ブルーってあんまり言わない?仕事柄、ブルーを表現するときすぐ使っちゃうんですが…みなさんそんなでもない?(笑)
こちら、ホテルカテゴリでご紹介していますが、シギラセブンマイルズリゾートのイタリアンのお店。
シギラビーチに隣接してるので、海で遊んで、ちょっと休憩、なんて使い方もおすすめ。
意外と嬉しい、ランチだからこそのリーズナブルな価格設定!
島の物価は高いイメージがありますが、意外とリーズナブルなところもありますよ!ディナーだとめっちゃ高くて手が出ないお店も、ランチなら1000円台から楽しめるところも多いんです。観光でたくさん食べ歩きたい人には、これも大きな魅力だと思います。それに、夜は夜で島料理と泡盛、したいでしょ?
食べ歩きが好きな方(私)にとっては「コスパ高い」という表現はわりとしがちだと思いますが、手間暇かけたお料理が今日はちょっと奮発しちゃうぞ!ってくらいのお値段で食べられるんだから、まさにその通りとしか言えないと思うですよね。
逆にお祭りの屋台の焼き鳥とか…美味しいのはわかるけど…みたいなの、ありません?あ、でも「〇〇料理」みたいなお店が出してる焼き鳥とか、オリジナルスパイスで出してるところもあって、そういうところばかり狙ってしまいます。まさにコスパ鬼。
「選べるちぃぽっぽランチ」は前菜3種の中から一つ選び、メイン4種の中から選びます。さらにパン又はライスがセットになっています。これで¥1,100はまさに鬼コスパ。
宮古島とイタリアンは相性が良い説(仮)
これは完全に私の主観ですが、王宮料理やパーティー料理以外のすべての料理はどっちにしろ「お母さんの料理≒田舎料理」だと思ってます。
伊:Voglio mangiare la cucina di mamma!
日:お母さんの料理が食べたいよ!
なんかイタリアの人が言ってそうじゃないですか?多分日本人は相当言ってるはず。もしかしたら日本人と似てて、お母さんの味が好きなのかも。で、お母さんって何でも料理に入れちゃう。そういうところが宮古島・沖縄文化のチャンプルーとイタリアンがマッチする理由だったりするんじゃないかと思ったり。イタリアの郷土料理には「牛胃袋の煮込みおばあちゃん風」なんて料理もあったりするくらいだし。
田舎料理ってなんか安心しますよね?もしかしたらDNA的に組み込まれてるのかもしれない。観光で来る皆さんには、ぜひ島の海の幸、山の幸を使ったイタリアンを楽しんでほしい。きっと、宮古島の新しい魅力に出会えるはずです。
えー、では、この辺に真面目にまとめておきますね。
宮古島の食材とイタリア文化の進化系フュージョン。
宮古島のイタリアン。それは、島の豊かな食材とイタリア料理の技法が出会うことで生まれた、新しい食文化と言えるのかもしれません。
地元の方にとっては馴染みのある食材で作る"新しい"料理。
観光客にとっては南国リゾートで味わう"意外な"イタリアン。
その両方の魅力を兼ね備えているからこそ、多くの人に愛されているのかもしれません。
Buonissimo!(ブォニッシモ!=だいずんまぎー!=最高に美味しい!)
島の食べ物には新しい発見があるんです。
さて、次はどんな美味しいものに出会えるかな。食いしん坊の冒険は続きます!