宮古島、沖縄の「そうめん」って、どうなの？
突然ですが、宮古島・沖縄でそうめんと聞くと何を想像しますか？「そうめんチャンプルー！」と思ったあなた、期待通りです！が、実は手間が多く食堂でもあまりメニューになかったりするんですよね。
だったら、そうめんチャンプルーはどこで食べられるの？と聞かれたら、答えは「居酒屋」です！ランチ時に手間かけるのは食堂のねーねーは「忙しいのにめんどくさいさ～」って嫌がりそうですし、実際そう聞きます（笑）
逆に一般家庭だとツナ缶でパパっとできるクイック料理でもあったり、そのあたり、いろいろギャップがありそうで面白い料理の一つだな～と思います。
知ってる？宮古島ご家庭、そうめんは「鯖缶」で食べます！
もちろん宮古島でも基本的な素麺の食べ方が一般的ですが、実はさば缶を使った素麺が昔から超メジャーな食べ方なんですよ。基本のさば缶素麺の作り方を紹介しますね。
つゆの作り方は簡単。さばの水煮缶を汁ごとざばっと開けて、好きな感じにめんつゆとお水を加えて終わり！キンキンに冷やして食べると最高！さば缶の旨味が素麺にしっかり絡んで、簡単なのにとっても満足感のある一品ですよ。そこに薬味があればなお良し！絶妙なアクセントになって、風味豊かで美味しいんですよ。おおざっぱメシ is 正義。
さらに、こんなトッピングも！
宮古島を代表する海藻、「もずく」です！シンプルなめんつゆで食べるもよし、鯖缶めんつゆで食べるもよし！私たちは普段買ってきてまでは食べませんが（外食するとちょいちょい乗ってるので）、「海ぶどう」なんかも絶対合いますよね！お店ならそんなスタイルで出てきそう。
豆板醤を加えてピリ辛に仕上げ、盛り付けの際にごまを振りかけて香ばしさをプラス！なんて食べ方も。部落に行ったらまた他の食べ方があるかもしれません。奥深い…
こんな感じで、家に親戚や友達が集まる宮古島では実は素麺がよく出てくるんです。そうめんおいなりさんとか。
宮古島で楽しむ素麺の魅力とは？
さて、ここからがやっと本題です！
宮古島は、美しいビーチや豊かな自然を目的に観光される方が多い島ですが、実は食文化も負けず劣らず魅力的！最近では特に、暑い気候にぴったりの素麺と冷麺は、観光客にも人気があります。お笑い芸人のロバート馬場ちゃんプロデュースの宮古冷麺もありますしね。
宮古島の気候と冷たい麺料理の実態は！？
宮古島は亜熱帯気候に属していて、一年を通じて温暖な気候が続いています。特に夏場は非常に暑く、昼間に外に出たくない！というのが本音です。で、ですね。そんな時「あ～冷たいもの食べたいな～！」っていう話、あまり聞いたことないんですよね。（あなたはどうですか？私だけ？）
冷たいものというとアイスだったりジェラートだったりのいわゆるスイーツ、フルーツなんかを考えてしまうのでしょうか。お家で冷たい手軽に作れるメニューもありますからね。そんな宮古島ですから、最近まで「そうめん専門店」も「冷麺専門店」も、お店のメニューにすらも無かったわけです。（韓国料理屋にあったりなかったり）
そうめん専門店誕生、その名も「宮古素麺」をご紹介！
2021年の1月21日オープンした「宮古素麺」はおそらく宮古島で初めてのそうめん専門店。2021年まで無かったんです。ていうか素麺を外食で！？という驚きがまず最初でしたね。このお店の特徴は
- 麺は細麺（島の光）、太麺（半田そうめん）が選べる！
- たれの種類が豊富！
- あったかい麺もある！
宮古島の定番のアレンジ「鯖味噌タレ」をはじめとして、今まで素麺では食べた事ないような独特なタレがあります。とろろ玉子や豚バラなど普段のおうち素麺では出会えない具材や、変わり種のあったかい素麺が食べられるのもポイント。
そうめんチャンプルー以外の新たな名物になるのか、楽しみですね！
さて、次は何のお話をしましょうか。
あとからね～！
