第1章 – 魂は星のかけらの集合体
第6節 魂のSOSと時空を超える過去世の記憶
魂からのメッセージをムシしたら副腎腫瘍で危うく死ぬ寸前でした
体のどこかが病気になりそうなとき、魂はメッセージを送ってきます。わたしが副腎腫瘍になったときも、魂はさまざまな体調不良という症状を使って「このままだと病気で命を落とすよ」と、メッセージを送ってきんでいました。
最初のメッセージは体重減少でした。ダイエットも運動もしてないのにすごい勢いで痩せたんです。でもわたしは「入らなかったスカートが入った わーい」と喜んでいました。25歳から事業をしていたのですが、バブル崩壊で経営は右肩下がり……。当時のわたしは、たまりにたまった借金を返すのに必死すぎて、まさか自分が健康を損なっているからだとは、考えもしなかった。忙しすぎたんです。
出かけた帰りに、いきなりガクッと膝から崩れ落ちたことがありました。脚にまったく力が入らなくて立ち上がれない。しばらくその場でじっとしていたら歩けるようになったので、寝不足なうえに疲れているからだと思っていました。魂からのメッセージだったんですよね。でも、借金を返さないといけないから、病気になるわけにはいかない。魂からのメッセージに耳を傾けないようにしていました。
ある日のことです。血糖値がものすごく上昇したのか、フラフラするんです。あわてて近くのクリニックへ行きました。血液検査の結果、2型の糖尿病と診断されました。ところが、しばらく薬を飲んでも血糖値は下がりません。血圧も上がってきました。
再度、検査をすると、今度は1型糖尿病と診断されました。「膵臓からインスリンが出なくなっています。急激に痩せたのもインスリンが出なくなったからです」
毎日1日3回、食前に、インスリンを打つように指導されました。精密検査もせずに診断できるものなのかな?と疑問に思いましたが、医師の言うことだし、おとなしく従いました。でもインスリンを打っても、血糖値は下がらなかったんです。
糖尿病と診断されたので、お酒を一切やめました。そしたら、血糖値がピタッと安定して。びっくりしましたよ。それですぐに医師と相談してインスリンの投与をやめました。
一瞬、症状が改善したように感じたのですが、そのあとからです。体重と筋肉が落ち始めて、変な痩せ方をしてしまいました。魂がバンバンメッセージを送ってきているのです。 糖尿病でもないし、お酒が原因でもない。別のところに異常があるから、あの手この手を使って、魂が教えてくれようとしていたんですよね。このときもわたしは借金を返すことに夢中で、魂からのメッセージを無視していました。
ほんとうにすごい痩せ方でした。筋肉が落ちて皮膚がどんどんたるんで。老化が早まったみたいな感じです。さすがに焦って、むかし購入した美顔器を引っぱり出して、肌のお手入れを始めました。「痩せたし、わたし、きれいになったかも」と喜んでました。知らなかったとはいえ、副腎腫瘍が原因で筋肉が落ちていたのを喜んでいるなんて……。
自分が副腎腫瘍かもしれないと気づいたのは、テレビ番組にレギュラー出演していたときです。その日は久しぶりの一家団欒のひとときを過ごしているときで、たままま見ていたテレビに、わたしとそっくりな症状の病気が映っていたのです。家族の勧めもあり、すぐに、そのドクターに電話をしました。そして、次のテレビ出演で東京に行く日に合わせて診察の予約をしました。
診断の結果は副腎腫瘍でした。「もしいま気づかなかったらどうなっていましたか?」と恐る恐る先生に尋ねました。「頭痛はありますか?」「いえ、ないです」「心臓はドキドキしませんか?」「テレビに出ているから緊張でドキドキすることはあるけれど」「緊張してないときにもドキドキすることはありませんか?」
そのとき、ふわっと魂からメッセージが届いたんです。あれ?いまテレビに出演してないのに心臓だけが脈打ってる……。慌てて先生に言いました。「あ、あったかもしれません」
先生は言いました。「もしもいま、あなたが副腎腫瘍に気づかなかったら、近いうちに心筋梗塞で亡くなってましたよ」……心筋梗塞。そこまで弱っていたんです。
わたしの命が危険にさらされているから、魂はいろんなメッセージを送っていたのに、借金を返すことだけに前のめりになって、立ち止まることができなかった。魂からのメッセージをないがしろにしていました。
わたしは霊視の能力が強いせいもあって、魂からのメッセージはどんなに小さくても聞き逃さない自信があります。でも、このときは違いました。借金返済が、何よりも優先順位が高かったんです。
生きていくためには借金を返すのが最優先で、仕事も最優先でした。自分の体のことは優先順位の後ろだったんです。命がなければ借金すら返せないのにね。
副腎腫瘍で入院したときには、「あ〜仕事をしなくていいんだ」とほっとしている自分がいました。手術で1週間前から入院しているし、体調も整えているし。手術が終わってもしばらく入院で。こんなにゆっくり休めるのは病気の恩恵だと思っていたんです。お医者さんが驚くほど回復が早くて。自分の自己治癒力を信じていました。何か見えないものに守られてる感じはありましたよね。
わたしのテレビ出演は、わたしの命を救うために魂が導いてくれたのだと思います。副腎腫瘍の診断をしてくれたのは、東京のドクターでした。あのときもし、東京のテレビに出演していなければ、そのドクターに連絡していなかったと断言できます。というのも、宮古島から東京って気軽に行ける距離ではないからです。そもそも、自分がまさか心筋梗塞で死ぬ寸前の状況だとは思ってもいないわけだから、「念のために診てもらう」ためだけに高いお金をかけて東京まで出かけないですよね。魂ってね、宿る肉体を救うために導いてくれるんですよ。
純粋で汚れのない人は過去世のイメージを形にしていく運命にある
ごくごくたまーになんですけど、霊視を始めた瞬間に、ババーンと過去世が見える人がいます。ふつうは、その人の魂を掘って掘って叩いて叩いて、何とかやっと小さく過去世が見える程度なのですが。
でも、Aさんは違いました。扉を開けて部屋に入って電気をつけようとしたら、いきなり大スクリーンに映画が映し出されたみたいな感じ。突然、過去世が見えたんです。
道がガタガタしてジクジクしている。眩しいくらいに晴れてるのに、風がふわーっと吹いて雲がモコモコっと湧いてきて太陽を覆って、あっという間に暗くなって。ピカッー・ゴロゴロゴロッダーーーン。一瞬、無音になったと思ったらザーッ。雨が勢いよく落ちてきて、あたりは真っ白。
ずーっとムシムシの夏なイメージ。東南アジアのどこかだと思います。場所まではわからなかった。蝶々がすごくたくさん飛んでいました。
アトリエがあって、画家をしていた人生。蝶をモチーフに絵を描いて。自然界にある花の色で画家のイメージが形づくれるような感じだった。絵しか描かない。絵がすべて。結局パートナーもいず、最期は「あれ?わたしって孤独?」と言いながら死にました。これが、Aさんの過去世です。
「いまはどんなお仕事をされてますか?」とわたしはAさんに聞きました。「デザイナーです」「デザインだけですか?絵は描かないんですか?」「むかしは描いてました。でも食べていけないからデザイナーに転向したんです」
「あなたは日本じゃない。生まれてくるところを間違えましたね」とお伝えしました。「できるならいまの仕事を続けながら、海外で絵を描くといいと思いますよ」
「3年後に海外に行く予定です」とAさんが話した瞬間、今度はロンドンの街並みがババーンと見えたんです。どこかの過去世で、ロンドンで生きていたみたい。聞いたら、ロンドンを旅行したときに、すごく懐かしいと感じて、ここに住みたい、帰りたくないって思ったそうなんです。
Aさんはね、過去世のイメージを形にしていく人。こういう人はなかなかいない。純粋で汚れがないんです。汚れがなさすぎるから、ババーンって過去世がわたしに入ってきたんです。Aさんの過去世が、現世のAさんの人生に大きな影響を与えてるんだろうなって思います。
「過去世は古代エジプト人」が集まった不思議な飲み会
以前の飲み会で、参加者全員が、エジプトにゆかりのある過去世の持ち主だったことがありました。おもしろいですよね。こういう偶然もあるんだなーってお酒を飲みながら、心の中でニンマリしていました。
Aさんは神官を拝んでいる一般人。Bさんはピラミッドを作る公務員。お金もお酒も食べ物もたくさん支給されて裕福だった。Cさんはクレオパトラのお付きの人。書記官。
Cさんは他にも、卑弥呼を構成するひとりだったり、マヤ文明の終わりのころの書記官だったり、古いイギリス王室の政策を決定するメンバーだったり。さまざまな過去世を持っています。
Cさんが特別なわけではなく、魂は星のかけらだから、いろんな記憶を持っているんです。Cさんの過去世で共通するのは、歴史のすごく古い時代のあちこちの場所の記憶を持っていて、その場所その時代の出来事を記憶として残したいと思ってるということ。つまり、Cさんの魂は書くことを欲している。だから現世でもCさんは、書くことを仕事にしたらいいんじゃないかな、と思います。
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