第2章 – マイナスのクセと人間関係
第2節 身体への影響と「手放すこと」の大切さ
集中しすぎたり、マイナスの感情が続くと呼吸が浅くなり脈も速くなる
幸せホルモンに包まれると、脈が穏やかになり、呼吸が深く安定します 。おいしいものを食べて「幸せ〜」ってなると、深く息を吐き出しますよね 。意識せず深呼吸しているんです 。
欲張りすぎたり、マイナスの感情に囚われると、ストレスホルモンが出ます 。血圧が上がって脈が速くなり、筋肉がギュッと収縮して、呼吸も浅くなります 。
「嫌だ嫌だ」って思うことが続いたら、呼吸が浅くなって脈も大きくなることが多いです 。心の中で吸って吐いてと唱えて、呼吸を整えてください 。
仕事に集中しすぎたり「あ、息してなかったかも」と感じるときがありますよね 。呼吸が浅くなっているんです 。マイナスの感情は持っていなくても、ストレスは感じているのです 。だから仕事中も、1時間に1回ぐらいは意識して深呼吸をしましょう 。
学校では1時間ごとに休み時間がありますよね 。人間の生理に合っていると思います 。人の集中力ってそもそもは、長く持つようにできてないのでしょうね 。
マイナスの感情とマイナスの感情が関わるとプラスとなり、宇宙の力を味方にできる
わたしの友人に、夫のモラハラと暴力に苦しんでいた女性がいました 。その日も、夫に殴られ、目の周りが真っ黒になりました 。見かねた息子に「逃げてほしい」と言われました 。
それまでにも何度も逃げるチャンスはあったそうです 。でもできなかった 。なぜかといったら同居する親の介護があったから 。「父を残して逃げられない」と、自分で逃げないための言い訳をしていたんです 。
あの日は息子に「逃げて」「おじいちゃんのことは大丈夫だから」と背中を押されて、なんとか家を出たわけですが、隣町の姉の家に逃げながらも、彼女はまだ迷っていました 。
でもね、逃げたら今度は、自分の家に戻れないくらい怖くなったんです 。逃げてみて初めて、夫の暴力的なところが震えが止らなくなるくらい怖くなったのです 。逃げられてよかった、心の底からほっとしたそう 。
彼女はわたしに言いました 。「ずっと、夫が怖いという感情に蓋をして気づかないフリをしていたのよね」
「親の介護がある」という偽ポジティブな感情に偏りすぎていたのでしょう 。いま辛いなら、がんばるのをやめて逃れてもいいのです 。心から笑えるようになれればそれでいい 。自分の人生なのだから 。
「逃げる」は単体だとマイナスですが、「恐怖から逃げる」となると、マイナス×マイナスでプラスに変わります 。マイナスとマイナスの状況からプラスを見つけられると、前に進めるのですね 。
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