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くまから・かまから vol. 314

2024 7/15
メールマガジン
2014年4月17日2024年7月15日

こんにちは〜。
ぞーわーつき゜(良い天気)の続いている宮古です。 そちらは、のーしーがらー(いかがですかー)?
宮古のいろいろなぱなす(話)、お届けです〜。

目次

最後の入学式

アモイ(平良・宮原出身)

去った4月7日に宮原小学校の入学式があった。自治会の役員という立場で出席依頼を受けて出席した。

宮古毎日新聞にも紹介されていましたが、新入学生は3人。男1人、女2人、先生や保護者や父兄、地域の人が見守る中、新入学生も緊張の中にも元気いっぱいで、上級生のサポートもすばらしく、校長先生の挨拶もユニークだ。

保護者代表、PTA会長、来賓代表挨拶とプログラムも滞りなく進んだ。出席者の我々も君が代と校歌を斉唱し、素晴らしい入学式だった。にもかかわらず私の気持ちは卒業式のようなちょっと寂しい気分だった。こんなに晴れやかな入学式をやった1年生、来年は統廃合の為にこの学校に通えなくなってしまうからだ。

宮原小学校は平成27年度で鏡原小学校に統廃合される事が決定している。この事は今回の幼稚園児の入園者がゼロという事から裏打ちされてしまっている。入園対象者は3人位はいるようであるが、統廃合されることから、鏡原幼稚園の方に入園したという事である。

今年小学生が11人に対し、70歳以上の老人は約180人。60歳以上となるともっと増える。その人達の子供が街の方に住んでいていずれ親と同居したいと思ったり家を新築したいと思っていても、宮原小学校が無くなる事が判った時点で、親元に戻るのを諦めてしまう。益々若者が住まなくなってしまう悪循環が起きてしまう。

老人達も「学校ぬにゃーんふなす゜つかー さびすむぬさいが、ふふぁぬきゃーまい くーん」(学校が無くなると寂しいね、子供も戻ってこない)とぼやいている。地域の活動の中心には学校が必要だと思うが、寂しいかぎりである。 

入学式が終わって、出席した地域の人たちが校長室に集まり校長先生を囲みコーヒーを飲みながら雑談会となった。昭和23年山北分校として開校以来の生徒数の推移表が掲示されているが、昭和39年の319人をピークに右肩下がりでどんどん減っている。今年度11人で最後になる。

まさか小学校がなくなるなんて思った事もありませんでしたが、自分の事に当てはめて見ると、宮原生まれ宮原育ちですが、30年以上も故郷を離れてしまい、子供も2人ですが、学校は全て本土でした。私のような人がかなりいる事で生徒数が年々減っていったことでしょうが、そんな浦島太郎には空白期間を埋める事はできません。

あれは何年前だったか、初めて大神島に旅行した時のことだった。船をおりて歩いていると、小学校からピアノの音が聞こえてきた。ピアノの練習か、聞けば生徒数は一人ということだ。一人か、マンツーマン指導でピアノの練習なんて羨ましい、と思ったものだ。生徒が一人いるだけで学校は活気が感じられるものだ。

その後何年もしないうちに大神小学校に生徒がいなくなり廃校になったというニュースを聞いた。あのピアノの生徒が卒業したのかな?と思った。学校というのは廃校になるとその後、開校するのは難しいのだそうだ。そういえば、あの大神小学校跡地はどうなってるのかな?とふと思う。

今、日本全国で過疎化による学校の統廃合が増えているとの事。人口増加中の沖縄県の中で過疎化というのはちょっと悔しい、宮原小学校の生徒達にはこれから1年の間、たくさんの思い出を作りながら頑張ってもらいたいと願うばかりである。

宮古島産 んまーんま(1)すぬす゜(もずく)

松谷初美(下地・高千穂出身)

もずくと言えば沖縄産というくらい内地でも有名だ。塩漬けだったり、味付けされているのが一般的だが、宮古では今、収穫期を迎えていて生のすぬす゜が食べられる。

今月初めにスーパーで「新物 生もずく」と書かれたのを発見し、買ってみた。100グラム39円という安さにびっくり。

まずは、お澄ましの汁に入れて食べたのだが(黒い すぬす゜が薄い緑色に変わった。してその形まではっきりとわかる。枝のように分かれているとは知らなかった)シコシコと歯ごたえがあり、磯の かざ(香り)がして、んまーんま(美味しい)!病み付きになる美味しさだ。次は、定番の酢の物にきゅうりを細く切って。これもいくらでも口に入る。幸せ〜。

私は、やらびぱだ、すぬす゜を食べた記憶があまりない。たぶん美味しいと思わなかったので食べなかったんだはず。

まだ作ったことはないが、てんぷらにしたり、ハンバーグに入れたりと調理方法もさまざまある。私が子どもの頃からは、想像もできない調理法だ。(母に聞いたら、てんぷらはよく作っていたさーとのこと。あれま、ぜんぜん覚えてない・・・)。お好み焼きや卵焼きにいれても美味しいかも。今度作ってみよう。

今、宮古では、すぬす゜に関する商品が やまかさ(たくさん)あり、びっくりする。宮古島漁業協同組合がだしている「もずくスープ」も、んまーんま。カップ容器が付いていてその中にもずくとかつお出汁、ねぎを入れお湯をそそぐだけというもの。簡単に美味しく食べられる。お土産にも上等だはず。

その他にも、定番の味付けのものや塩漬けのもの。乾燥もずく、また、ごはんの友になるような佃煮など等、いろいろなところからでていて、バリエーション豊富だ。

カロリーが少なくて、体にいい「すぬす゜」。ぜひ、いろいろお試しあれ〜。生の すぬす゜の収穫は5月頃まで続くそう。この時季、宮古にいらっしゃる方は、スーパーなどで探してみるのもおすすめですよ〜。

住民健診のキャラバンはゆくよ

根間(幸地)郁乃(平良・久貝出身)

5年前に配置になった職場は、ばんたがすま(我らの島)の皆さんの健康を守る部署だった。なかでも一番忙しいのは、毎年、夏から秋にかけて、宮古各地を回る住民健診の期間である。

会場となるのは宮古島にある保健センターや公民館、それにいわゆる“改善センター”など各地の集会施設。私たち受付事務のスタッフと、検査を行うスタッフさんたちは、早朝に待ち合わせをしてその日の会場へと向かう。

現地につくと自治会の会長さんが待機していて会場の鍵を開けてくれるので、ドドッと健診に使う大道具小道具を搬入する。私たちはパイプ椅子や長テーブルを並べて受付と待合スペースづくり。検査スタッフはてきぱきと衝立などの骨組を組み立てカーテンで仕切り、あっという間に簡易の検査室が出来上がる。

私は、がん検診の受付担当だったので、お客さんが何の検査を受けるのか最初に聞いていく。例えば、胃がんのバリウム検査を受けるには朝ごはんを抜いていなければならない。たばこやガム、お茶など色のついたのを口にしても、レントゲンに影ができて正常な画像撮影ができなくなるからだ。

そこでこんなやりとりが始まる。

私「きょうは胃の検査は受けますか?」

おじい「受けるさー。朝ごはん食べんできたのに」

・・・プーンとタバコかじゃー(匂い)。

私「タバコ吸いましたかね〜・・・」

おじいの顔色が変わる。

「あっがい、今がま、一本がまが(だけ)吸ったんだよ!」

私「ああ〜、タバコ吸ったら受けられないんですよ・・・」

かくして、おじいは空きっ腹で他の検査だけ受けて帰ることに。
(注:こういうときは受けられなかった項目だけ別の日に受けることもできます)

またあるとき、ニコニコと受付に来たおじさん。

私「朝ごはんは抜いてきましたか?」

おじさん(残念そうな顔で)
「あっ、あああ・・・。た、食べて、・・・ないねえ・・・」

ここでいう、「食べて、ない」とは宮古的な言い回しで「食べてしまった」の意。標準語の「食べてない=朝ごはん抜き」とは違うのだ。よって、このおじさんもその日の胃の検査はアウト!ちょっぴり、つんだらーさ(かわいそう)。

ご夫婦の場合は二人一緒に受付をする場合もあるので、こういうダジャレ大会も。

私「胃(の検査)は受けますか?」

おじさん「胃〜はね、・・・いい」

私「肺は受けますか?」

おじさん「・・・ハイ」

おばさん「私も、胃〜はいい、肺はハイ!」

笑いでふるふると肩を震わせる私たち。

秋の婦人検診では、伊良部島に行くのが楽しい。市街地でのちょっと緊張感ただよう様子とは違って、おばちゃんたちがあっけらかんと明るいからだ。私の男性上司は、こんな会話をしていた。

上司「きょうは、乳がんの検査は受けますか?」

おばちゃん「あがい、もう、父ちゃんがさわってくれんから、先生(医師)にさわってもらいにきたさ〜!」

赤面する上司のそばで、またも笑いをこらえる私。

多いときは1日に2つの会場へ。城辺で健診をした後に、翌日の設営のため伊良部島に船で渡るなんていう日もあり、なんだかスタッフ全員がキャラバン隊というか、旅芸人一座みたいな雰囲気もあった。

大腸がん検診の場合、後日、各地の公民館で検便の入った容器を回収するのだが、その検体ボックスを集めるために、島じゅうのほとんどの集会施設の場所を覚えてしまった。完成したてでピカピカの施設もいいけれど、昭和の香りが残る旧公民館が私は大好きなので、それを見ながら回れたのは、個人的にはかなり収穫だった。そんなふうにして日々が過ぎていった。

この春、異動が決まり、また違う分野の仕事をすることになった。忙しくも楽しかった、あの住民健診のキャラバン生活がいまでは懐かしい。受付で顔を合わせた、たくさんの方々が、いつがみまい(いつまでも)健康でいらっしゃいますように、と願いつつ、この原稿を結びたいと思う。

編集後記

松谷初美(下地・高千穂出身)

宮古では、4月6日、ぞーわーつき゜(良い天気)の中、下地の前浜で「海開き」が行われ、だいずな賑わいでした。海に入るだけでなく、車エビのつかみ取りや島ぞうりとばし大会など、もりだくさんの内容でした。

4月9日のフォークの日には、映画館「シネマパニック宮古島」で、のひなひろしさん主催のコンサートがありました。映画館のデジタル化に協力したいということで開催したそうです。ばんたが ざうかにさんも参加して盛り上がりましたよ〜。入場料はすべてシネマパニック宮古島さんに贈呈されました。

この時季、宮古はもう夏の暑さかなーと思っていたのですが、そうでもなく、朝晩は肌寒くなることもあります。一番ガース(イワサキクサゼミ)も鳴きはじめましたが、まだ少ないですね。用事のない午後は、葉タバコの手伝いに ぱり(畑)へ。夕方にはへとへとになりますが、野生のミニトマトを見つけたり、名も知らない黄色い花に癒されたりしています。あと、黒い実のなる草(テリミノイヌホウズキと言うようです。子どものころ食べてました)もよく見かけます。

13日には、両親と東平安名崎の百合を見てきました。すとむてぃ しゃーか(早朝)家を出て、おっぱい山のところで、あかーあかの朝日を見ました。平安名崎に着くころには明るくなっていて、朝日に輝く白い百合が見事でした。今週末のトライアスロンの時には、選手のみなさんを迎えることでしょう。

今年のトライアスロンには親友のご主人が初出場。沿道で応援する予定です。読者のみなさんの中にも出場される方がいらっしゃるでしょうか。わいーっと頑張ってくださいね。

くま・かま掲示板では、その時々の写真を掲載しています。ぜひご覧くださいね。

さて、今回の くまかまぁ のーしが やたーがらやー?

この春、来間中学校は下地中学校に統合されました。アモイさんの住む宮原小学校は来年そうなるんですね。母校がなくなるというのは、寂しさの一言では、表せない気持ちがありますねー。「最後の入学式」という言葉の中にアモイさんの想いが込められているように感じました。

30年ぶりに宮古に住むことになって、懐かしいものや、新鮮なものに心動かされています。んまーんまの(美味しい)ものもいっぱいあるんですよね。これからいろいろお届けできたらと思っています。

住民健診の様子には、思わず笑ってしまいました。「・・・してない(してしまった)」と言いますね〜。確かに考えてみたら反対の意味みたいさいが!(笑)伊良部の方たちの大らかさもいいですね〜。みやこ〜みやこの話に心がとても和みました。郁乃さんの優しい眼差しにも。

貴方の感想もぜひお寄せくださいね。掲示板での書き込みもお待ちしています。


今回も しまいがみ ゆみふぃーさまい、すでぃがふー!
(最後まで お読みくださり、ありがとうございました!)

次号は、5月1日(木)発行予定です。
うぬときゃがみ(その時まで)、がんずぅかり うらあちよー(お元気で)あつかー、またや〜。

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