第1章 – 魂は星のかけらの集合体
第1節 魂の本質と宇宙から与えられた力
誰もが持っている魂の感覚
「私には霊感がないから」「鈍感だから、第六感なんてわからない」と話す人がいます。
でも、霊感や第六感、直感は、特別な人だけに備わっているものではありません。誰もが持っている力であり、日常の中でも自然に働いているんです。ただ、その感覚に気づいていなかったり、うまく使えていなかったりするだけなのです。
霊感や第六感、直感とは、魂から届けられるメッセージを敏感に受け取る力です。
ネイティブ・アメリカンには、「直感を信じなくて、何を信じるのか」という考え方があります。直感は、私たちが生きていくために、宇宙から与えられた大切な能力なのです。
生きるために与えられた力
文明が発達する以前、人間は五感を働かせながら生活していました。
風の匂いや雲の形から天気の変化を予測する。漂ってくる匂いや周囲の気配から、敵や危険の接近を察知する。寒さを感じれば火を焚き、動物の毛皮を衣類として利用する。
当時は、目で見ること、耳で聞くこと、肌で感じることが、そのまま命を守ることにつながっていました。
「何かがおかしい」「こちらへ進んではいけない」「今すぐ動いたほうがいい」
そうした説明できない感覚も、人間が危険を避け、生き延びるために必要な力だったのでしょう。
文明の発達とともに鈍くなった感覚
ところが文明が発達し、生活が便利になるにつれて、私たちは五感を十分に働かせなくても、安全に暮らせるようになりました。
さらに、社会の中で人間関係を円滑に保つため、自分の本当の感情を抑える場面も増えていきました。
悲しくても笑う。怒っていても平静を装う。疲れていても「大丈夫」と答える。
このように、自分の感覚や感情を抑え続けているうちに、五感は少しずつ鈍くなり、感情を素直に表現することも苦手になっていったのです。
その結果、魂から届けられているメッセージにも気づきにくくなりました。
だからこそ、「私には霊感がない」「直感がわからない」と感じる人の気持ちもよくわかります。
本当は誰にでも備わっているのに、その力を十分に使えていない状態なんです。
魂からのメッセージは人生の道しるべ
魂からのメッセージは、人生を進むための道しるべです。
どちらの方向へ進めばよいのか。どのような方法を選べばよいのか。いつ行動を起こせばよいのか。
魂は、直感や感情、体の反応などを通して、私たちに必要な情報を送り続けています。
その道しるべを使わずに人生を進むことは、暗闇の中を懐中電灯なしで歩くようなものです。
自分ではまっすぐ進んでいるつもりでも、朝になってみれば深い森に迷い込んでいるかもしれません。川に流されたり、崖から足を踏み外したりするような、大きな危険に近づいていることもあるでしょう。
一方で、魂からのメッセージを上手に受け取ることができれば、進むべき道を見失いにくくなります。
必要なタイミングで必要なものを得られたり、ピンチだと思っていた出来事がチャンスに変わったり、重大な場面での判断を誤らずに済んだりすることもあります。
そうして少しずつ人生の流れが整い、心や経済にも安定が生まれていくのです。
五感を研ぎ澄ませる
せっかく私たちに備わっている人生の道しるべです。使わないままにしておくのは、とてももったいないことです。
まずは、自分が見たもの、聞いたもの、感じたものに意識を向けてみてください。
「なぜか気になる」
「こちらを選びたい」
「今日は少し休みたい」
「この人とは安心して話せる」
そんな小さな感覚の中にも、魂からのメッセージが隠れています。
五感を研ぎ澄ませ、自分の感情に素直になることで、魂の声は少しずつ聞こえやすくなっていきます。
魂は星のかけらの集合体
私は、魂とは星のかけらが集まってできたものだと考えています。
人間が亡くなると、その人の魂は小さな星のかけらとなって宇宙へ戻っていきます。
そして、それぞれの星のかけらは、その人が経験した人生や感情、出来事の記憶を持ちながら、再び宇宙を漂うのです。
人間が生まれ、亡くなり、魂が宇宙へ戻る。
この循環は、何百万年もの長い時間の中で繰り返されてきました。
宇宙には今も、さまざまな時代や人生の記憶を持った、数え切れないほどの星のかけらが存在しているのだと思います。
魂の姿が見えた瞬間
私は物心がついたころから霊感が強く、魂の存在を身近に感じていました。
「魂はどこにあるのだろう」
「魂とは、いったい何なのだろう」
そんなことを、幼いころからずっと考えていたんです。
中学生になり、理科の授業で元素について学んでいたとき、先生がこのような話をしました。
「元素というのは素粒子なんです。宇宙でビッグバンが起こり、元素が誕生し、そこから生物が生まれました。だから私たちは、星のかけらからできているんですよ」
その言葉を聞いた瞬間、私の脳裏に魂の姿がはっきりと浮かびました。
長い間探していた答えに光が差し込んだようで、心の中がすっきりと晴れていったことを覚えています。
キラキラと輝く小さな粒
そのとき私の中に浮かんだ魂は、一つひとつの小さな粒が、キラキラと輝いている姿でした。
たくさんの粒が集まって一つの塊となり、全体から美しい光を放っているのです。
まるで、小さなスワロフスキーの粒を集めて作った、光り輝く結晶のようでした。
地球も人間の体も、ビッグバンや超新星の爆発によって生まれた元素、つまり星のかけらからできています。
自分の体を作っているものが、遠い昔には夜空に輝く星の一部だったかもしれない。
そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか。とても神秘的で、ロマンチックなことだと思います。
傷つきながら形を変える魂
魂が、いつも完璧な球体でいられるとは限りません。
病気や借金、人間関係の悩みなど、つらい出来事によって生まれたマイナスの感情は、魂にも傷を残します。
私自身の魂も、いくつかのスワロフスキーの粒が剥がれ落ち、少し形が歪んでしまったことがあると思っています。
その後、自分なりに修復してきましたが、私はもともと大雑把な性格です。
剥がれた粒を貼り直したものの、接着剤がところどころからはみ出しているような、少しいびつな形をしているかもしれません。
それでも、傷ついた魂は修復することができます。
完璧な形に戻らなかったとしても、傷を受け入れ、整え直すことで、再び美しい光を放つことができるのです。
過去世の記憶を持つ星のかけら
「私は歴史上の誰かの生まれ変わりです」と名乗る人が、世界のあちこちにいるという話を耳にします。
たとえば、ジャンヌ・ダルクの生まれ変わりを名乗る人が何人もいたり、源義経の記憶を持っていると話す人がいたりします。
同じ人物の生まれ変わりが何人もいることを、不思議に思う人もいるでしょう。
でも私は、その話を聞くと「そうだよね」と思うんです。
なぜなら、魂は一つの塊のまま生まれ変わるのではなく、過去世の記憶を持った、たくさんの星のかけらからできていると考えているからです。
一人の記憶が複数の魂へ
ジャンヌ・ダルクに宿っていた魂も、亡くなった後には小さな星のかけらとなり、宇宙へ戻っていったのでしょう。
その星のかけらが一粒ずつ、別々の時代、別々の場所で生まれる人たちの魂に加わっていきます。
すると、ジャンヌ・ダルクの記憶を持った人が、世界のさまざまな場所に生まれることになります。
その人たちは、魂の中に残された記憶を感じ取り、「私はジャンヌ・ダルクの生まれ変わりかもしれない」と思うようになるのです。
これは、魂が一つの大きな塊ではなく、無数の星のかけらが集まった集合体だからこそ起こる現象なのだと思います。
魂はどこに宿っているのか
「魂は体のどこにあるのですか」と質問されることがあります。
以前の私は、魂はおへその奥に鎮座しているのではないかと考えていました。
しかし最近では、魂は脳の中に宿っているのではないかと感じるようになりました。
その理由は、脳には今も解明されていない未知の領域が数多く残されているからです。
脳の未知の領域に魂が存在していると考えると、私の中ではとても納得がいくんです。
脳の未知の領域と宇宙の記憶
脳内では、シナプスを通して電気信号が伝わり、さまざまな情報がつながっています。
しかし、脳のすべての領域が、常に活発に動いているわけではありません。
もし、脳の中にある未知の領域がすべて目覚めたとしたら、私たちはビッグバンが起きたころからの記憶さえ思い出すのではないかと、私は想像しています。
けれども、私たちには喜怒哀楽という感情があります。
宇宙の始まりから続く、あまりにも膨大な記憶を一度に受け取ることは、人間にとって大きな恐怖になるのかもしれません。
だからこそ、すべての記憶がすぐには開かれないように、魂は脳の未知の領域に静かに存在しているのではないでしょうか。
私たちは必要なときに、必要な分だけ、直感や夢、感情、体の反応を通して、魂が持っている記憶やメッセージを受け取っているのだと思います。
カウンセリング
Spiritual Counseling
~あなたの未来を鑑定して心から不安を開放します。~