宮古島の10月のイベント・島内の行事

10月の宮古島は、文化と音楽、伝統行事が豊富に楽しめる季節です。市民総合文化祭や音楽フェスティバル、伝統行事など、多彩なイベントが目白押しです。地域の文化や歴史を感じながら、秋の宮古島を満喫しましょう。

宮古島 市民総合文化祭

宮古島市民総合文化祭は、宮古島市と市教育委員会、市文化協会が主催するイベントです。市民と児童生徒が参加し、宮古島の文化と芸術を幅広く紹介します。園芸、美術、写真、織物、盆栽、生活文化、茶道、文芸、書道、方言など、さまざまな分野の作品が展示されます。さらに、ミニ盆栽や書道パフォーマンスなどのワークショップも開催され、創造力豊かな作品が展示されます。また、史跡巡り、音楽祭、芸能祭といったイベントも行われ、地域の文化と芸術を楽しむことができます。

伊良部トーガニまつり

「伊良部トーガニ」は、伊良部島の伝統民謡で、男女が即興で歌詞を作りやりとりする恋歌です。三線の伴奏に合わせて歌われ、情愛を表現します。この民謡を後世に伝えるため、2000年から毎年開催されています。

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宮古島・ミャークヅツ｜豊作や豊漁・子孫繁栄・地域の繁栄を祈願する一大祭り

旧暦8月か9月の最初の甲午（きのえうま）の日に行われる伝統行事。沖縄・宮古島市の平良池間、伊良部佐良浜（いらぶ・さらはま）、平良西原の3地区で行われ、住民総出で行なわれる一大祭りです。

初日は「アラビ」、2日目を「ンナカヌヒー」、3日目を「アトヌヒー」、最終日を「ブートイビー」と呼ばれています。

各地域の男性たちが、お揃いのハッピや鉢巻きを巻いて豪快なクイチャーを踊ったり、女性たちが神歌を歌ったりして、豊作や豊漁・子孫繁栄・地域の繁栄を祈願します。

ミャークヅツの由来と役割

ミャークヅツには二つの由来が伝えられています。一つは、池間の主である仲保屋が人頭税を完納した褒美として、祭りを与えられたという説。もう一つは、一人子を亡くした悲しみから、現世を楽しく生きようと始められたという説です。前者の説がより有力とされています。

ミャークヅツにはさまざまな仕来りがあり、それを司るのは各ムトゥのツカサウヤを中心に、ミーウヤ（別名ミーイディウヤやアライディウヤ）が行います。

西原の豊年祈願祭「ミャークヅツ」

「ミャークヅツ」は、池間島や市西原、伊良部字佐良浜で行われる三日間の豊年祈願祭です。男性を中心に行われ、泡盛に練乳を入れた「ミルク酒」を酌み交わし、クイチャーを踊って集落の繁栄を祈ります。また、昨年のミャークヅツ以降に生まれた子供たちの名前を報告する「ヤラビマス」が行われ、地域の繫栄を祝います。

池間島の豊年祈願祭「ミャークヅツ」

池間島で行われる「ミャークヅツ」は、四カ所のムトゥ（拝所）を中心に行われる民族行事です。55歳以上の男性が早朝から集まり、酒を酌み交わしながら談笑します。夕方には池間公民館前に集まり、ツカサンマ（司母）の先導で力強くクイチャーを踊り、豊年を祈願します。二日目には昨年生まれた子供の名前を登録する「ヤラビマス」が行われ、新生児の誕生を報告し、祝福します。

佐良浜の豊年祈願祭「ミャークヅツ」

佐良浜ミャークヅツは、旧暦8月、9月の甲午（キノエウマ）の日から4日間、佐良浜の「ムトゥ」を中心に行われる盛大な祭りです。この祭りは、池間島、平良・西原地区の三地域で行われています。池間添（マジャ、アギマス、マイヌヤー）では、数え年47歳から、前里添では50歳からミーウヤの役割を担います。

MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL

「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL（宮ロック）」は、“SAVE THE SEA SAVE THE SKY”をテーマに、宮古島の自然の美しさを音楽を通じて伝えるために始まった音楽フェスティバルです。宮古島の子供たちに夢を与え、島の自然を守る意識を高めることを目的としています。

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宮古島ミュージックコンベンション

宮古島ミュージックコンベンションは、2015年に始まった音楽イベントで、「訪れた時よりキレイな宮古島にして帰ろう！」というスローガンを掲げ、沖縄内外の人気アーティストが出演します。市内のライブバーでのジャムセッションやDJイベントもあり、夜遅くまで音楽を楽しむことができます。

島尻のパーントウ

パーントゥは、宮古島の島尻地区と上野野原地区で行われる伝統行事です。仮面をかぶり全身泥まみれの神様が蔓草を体に巻きつけて登場し、厄払いを行います。集落内を歩き回り、出会う人々に泥を塗りつけて悪霊を追い払います。この泥は厄払いの象徴で、新築の家のお祓いや子供の無病息災を祈願する行事です。

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カギマナフラin宮古島

「カギマナフラin宮古島」は、2013年から続くフライベントで、宮古島の方言「カギ（美しい）」とハワイ語「マナ（魂）」から名付けられています。国内外のチームが参加するインターナショナルフラコンペティションや、ミヤコブルーの海を背景にした野外特設ステージでのフラダンスの無料ライブが楽しめます。

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