くまから・かまから Vol.12

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今年の夏の終わりは、台風にわいーと居座られて 大変だったねー。あんなになー、たばりている(あんなにしつこく、くっついている)台風は、聞いた事がないんじゃないなー。うばいがうばい。
(あきれるやら、信じられないという風情で首を横に振りながら言う。)

きょうも最後までお付き合いください。 vol.12 スタート!

『学校がない 宮島分校編』

神童/著

いよいよ宮島分校編である。

正式な名称は、平良市立狩俣小中学校宮島分校である。校名カラマイスサイニャーン(校名からも分かるように)小中学校であり、校長1名、教頭2名(小中1名づつ)となるが、宮島分校には、校長も教頭もウランッタン。(いなかった)

確か、小2の時に分校開校10周年記念式典があったと思う。担任はH先生であったが、夫婦で宮島分校に働いていた。

幼稚園においては、存在が確認できなかった水飲場と便所(汲み取り)が完備されていた。1年当時の全校生徒数は、1年から順に25人、30人、25人で、計80人であった。(分校は3年生まで)

しかし、分校のくせに学校全体の面積は、通常の小学校より大きく、約4ha(40000?)くらいあったと思う。通常の小学校の面積は、3ha(30000?)あるので、1.3倍強となる。

問題となるのは、一人当たりのソーズ(掃除)面積である。当時の北小学校(2.5ha)と比較してみると、北小が1学年4クラスであったので、約120人として、全校で720人。よって以下の式が導き出される。

40000?÷75=
25000?÷720=

これでは、勉学に励む時間がない。

んびゃーいん、しゃく(どうしようもない)

『宮古のことわざ』

〔 作物や実いすが中 首や垂り 人ぁ食ちかぁ あぱなきぃ 〕

ムズフゥイスヤ
ノゥイスガナカ
フギィヤダリ
ピトゥァフアウチカァ
アパナキィ

作物は実れば実るほど穂が垂れるが、人は暮らし向きがよくなるとあぱなき(上を向く)胸をそらして歩く。人間は偉くなるほど、低姿勢でいなくてはならないという教え。

んきゃーんじゅく 佐渡山政子/編 より

『空気入れ物語 後編』

アモイ/著

先輩と相談の結果、その子の家に行き、先輩に呼び出してもらい、出てきたら僕が愛を告白することになりました。

先輩「ずぅあら、いきみー」(さぁ、行こうか)ばが心臓や、どぅった、どぅったてぃなり(僕の心臓はドッキンドッキン)バスドラと間違うほどの大きな音で早いリズムを刻んでいました。

その家らしいところに着きました。

先輩「よし、あすかー いき あびりくぅっちゃー まちうりよ」
(よし、それじゃー行って呼んで来るから待ってろよ)

先輩「んもーい!んもーい!」
(ごめんください)

その家の親父が玄関に出てきました。

親父「はいー、のうりゃー」
(はい、なんですか)

ちょっと威厳のある声に気後れした先輩は「かのー、かぬー、空気入れゆー貸らしふぃーる」
(えーと、えーと、空気入れを貸してもらえませんか?)

親父「空気入りーいっ?はーい、ばんたが家ーんな、みどんやらびゃー だうやーすが、空気入りゃー にゃーん」
(空気入れ?あのな、この家には女の子はいっぱいいるけど、空気入れはないんだよ)

先輩「えー、あんちーな」
(あ、そうですか)

戻ってきた先輩は、僕に親父との会話を繰り返しながら「みどぅんなだうやーすが空気入りゃー・・、あ、はっはは」と大笑いしていました。

僕は緊張の糸がプツンと切れてしまい、その帰りは、先輩のカブゴー(バイクの名前)の後ろで<バダバダ>と揺られながら放心していました。

あとぅーんき、っさいたーくとぅやーすが、ばんたがいきすたー家ーや、うぬみどんぬ いーにゃーどぅやーたーだらがー、ばかすむぬぅ。
(後でわかった事ですが、実際に我々が尋ねた家はその女の子の家ではく西隣の家だったのでした)

その家は女の子ばかりの5人姉妹で、親父の言った通り女の子はたくさんいましたが、空気入れは???

こうして僕の愛の告白大作戦は「空気入れ」にすり替えられ、大失敗に終わりました。しかし今思うと忘れる事の出来ない、いい思い出が残りました。

「あざー、たんでぃがーたんでぃどう」
(先輩、ありがとうございました)

『ミャークフツ講座 数編』

Hatsumi.M/著

  • ぴてぃーつ (一つ)
  • ふたーつ (ニつ)
  • みーつ (三つ)
  • ゆーつ (四つ)
  • いつつ (五つ)
  • んーつ (六つ)
  • ななつ (七つ)
  • やーつ (八つ)
  • くくぬつ (九つ)
  • とぅ (十)
  • ぴとぅず (一人)
  • ふたぁーず(二人)
  • みつぁーず (三人)
  • ゆたぁーず (四人)
  • ぴぃとぅから (一匹)
  • ぴぃとぅゆー (一夜)
  • いつばん (一番)
  • ぴとぅーん (一回)

『編集後記』

Hatsumi.M

宮古では、今年もアカハラダカの飛来が確認されたそうです。宮古ももう、秋さいがねー。宮古で秋と言ったら「運動会」ずぶん(時期)さー。

空にはタカが舞う中、表面上はイヤイヤ、内心はぷからすーぷからすして(うれしい気持ちで)フォークダンスの練習をしたことを思い出すねー。

して、運動会といったら新しい靴を買ってもらわなかった?運動会の後、足には、くつぱぎ(靴擦れ)ができてからよー。痛ーかったさ。

あと、ぬーま(馬)の糞を踏んだら早く走れるという、うわさもあって、道にぬーまの糞を見つけたら、勇気をだして踏んでなー、いたよ。あがいーまーん。(あーあ、まったく)

運動会、お天気になるといいですね。 あつかー(では)また。

次回は、10月4日(木)発行予定です。