こんにちは〜。
ぴしーぴしの日々が続いていましたが、ここ三日ぬふーぬふの日が続いている東京です。宮古はもう暑いくらいのようですね。
気持ちもぬふーぬふにvol.212お届けでーす。
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R(平良・西里出身)
年がかわり、早、2週間が過ぎ、沖縄本島では、「桜まつり」のニュースが流れる季節となりました。
ばんたがやー(我が家)では、大阪で専門学校に通う娘も「卒業に向けて大忙し」という状況でも何とか大晦日には帰ってこれたので、今年も家族揃ってのお正月が迎えられました。
やーでぃ(家族)が一同に集まることは当たり前、と思って何気なく過ごしてきた時間でしたが、これからの子どもたちの更なる成長の過程では、その形が ぴっちゃ(少し)ずつ変化していく時期に入ったのかもしれません。
新年の挨拶のために娘二人と うつざ(親戚)の家を訪ねた際、その途中に日の丸を揚げている家を1軒発見しました。戦後、その歴史的背景ゆえに教育現場で教えることを控えてきた日の丸を掲揚することは、沖縄ではめずらしい光景と言えます。
その日の丸を見て、父を思い出しました。
7年半前、父の告別式の日、父自慢の庭のソテツの木の前にりっぱなポールを見つけました。嫁姉さんの話によると、お正月に日の丸を掲揚するためのポールだということでした。
父が、平良から下地に移り住んだ時に設置したようで、毎年お正月には日の丸を掲揚していたそうです。下地は父の生まれた地です。そこに揚る日の丸を私は見たことがなかったので、それまで、ポールの存在にも気づきませんでした。恥ずかしい話です。
お正月や旧16日祭など、みんながお休みをとる時に忙しく働かなければならないという仕事に沖縄本島で就いたこともあって、短大卒業後は、お正月を両親と過ごすために帰ったことはありませんでした。その後、結婚して休みがとれる職場に異動しても、今度は長男嫁ということを口実に一度もお正月を宮古島で過ごしたことがなかったのです。
親不孝者でした。当時は「忙しい」生活が「かっこいい」生き方だと勘違いしていました。
なすきしゃ(末っ子)の私は、父から怒られることを避けるため、母の背中越しに父を見て父と向き合うことをしませんでした。父が死んだ後、「あんたのお父さんはこんな人だったさー」と言われても私の知らない話ばかりです。「血をひいた娘」というだけでは、父との関係が不十分だったんじゃないかと考えさせられました。
幼い頃父と過ごしたお正月の記憶では、父は着物を着ています。着物姿の父と大人になった私と日の丸が揚る庭で一緒に写真を撮りたかったな、と思います。
「親孝行したい時には親はなし」
どぅが(自分の)生まれた土地にこだわり、下地にこだわり、宮古にこだわった父は、私に日本人としての誇りを教えてくれています。
下地勇さん、CD『南の島で』(沖縄限定)を発売!
松谷初美(下地・高千穂出身)
昨日(20日)、下地勇さん出演のオリオンビールのコマーシャル【オリオンドラフト2009鮮度満喫ガーデンパーティー編】で流れている曲「南の島で」がCDになり発売(沖縄限定)されました!
すでに、もう手にしている方も だう(たくさん)いることでしょうね。
このコマーシャルは放送されると同時に注目を集め、話題になりました。さわやかな曲とさわやかな勇さん、そこに集う楽しそうな人たち。目にも耳にも心にも残るコマーシャルですよね。
さて、今回も、CD発売にあたり勇さんにお話をお聞きましたよ。
CD発売、おめでとうございます〜!
ありがとうございます!
コマーシャルソングがCDになったわけですが、もともとCD化する予定はあったのでしょうか?
いやー、CDにする予定はありませんでした。ありがたいことにたくさんの反響をいただいたので、今回CD化が実現することになりました。本当に皆さんに感謝です。
リクエストや問い合わせが多かったんですね。
FM沖縄さんから「リクエストがきているので音源ありませんか?」と尋ねられたのですが、うちの事務所にたった1枚の記録用というか記念用の音源(CD−R)しかなかったので、嬉しさのあまりそれをダビングもせずにFM沖縄に持って行ったくらいです。(笑)
そのため、僕の手元には音源が無くなってしまいました。宮古の母から、「あのCMの歌上等ね〜、CD送ってちょうだい」と電話をもらったのですが、「あがい、あれはCDになっていない。オレも持ってないし」と、投げやりなことを言っては母をがっかりさせたこともありました。
今回のCD化は、お母さんも大喜びですね。
「南の島で」を作った際のエピソードがあったらおしえてください。
オリオンビールさんから特に「こんな曲にしてほしい」という注文はありませんでしたが、広告代理店さんが既にCMの案を作られていて、映像イメージ(絵コンテなど)を見させていただきました。広がる夏の青い空をバックに僕がビールを美味しそうに飲んでいるではありませんか。ということで、夏をイメージできるさわやかな曲というのが僕の頭の中で出来上がりました。
勝手ですけど夏と言えば「恋」ですね。(笑)目の前に好きな人がいるのに「好き」と言えない気の弱い少年がすぐに主人公になりました。「この島に生まれて君に会えたよ」「いつもそばにいてほしい」抑えられない気持ちを口にして恋が成就!そんなスウィートなラブソングに仕上がっています。
あの子への想いとオリオンビールへの想いがクロスしているんですね。素直な言葉がすーっと心に響きます。映像と歌がすごくマッチしてホントにさわやかだなーと思います。
それから、今回オリジナルの新曲「小舟」という歌も入っているようですが、これは、どんな歌なのでしょう?
この歌は、今回の「南の島で」と一緒にCMソングの候補として作った曲です。「南の島で」が採用されたので、この楽曲はひとりぼっちになってしまったのですが、今回ありがたくCD化の運びになったことで、見事カップリングとして日の目を見ることになりました。
この歌も同じイメージで作りましたから、さわやか過ぎるくらいのラブソングに仕上がっています。
僕は加山雄三さんの歌が大好きなんです。「お嫁においで」みたいな、さわやかで透明で直球勝負のラブソングを作ってみたいと、ずっと前から憧れていました。
「今回のチャンスを逃したら後はないぞ」という気持ちでこの歌を作りました。「あの舟に乗って旅に出よう」「海の見える丘で君と暮らそう」など、ドキッとするほどさわやかに標準語で歌いあげております。この歌を聴いて、恋していた若い頃、あ、いや、あの頃を思い出して、幸せな気持ちになっていただけたら、僕も幸せです。
この歌もさわやかなラブソングなんですね〜。勇さんの直球勝負のラブソング期待大です。そして、お蔵入りすることなくCD化されて、ぷからすむぬ!(うれしいです)。
自分でもびっくりするほどのさわやか標準語2連発ですが、聴いていただければきっと楽しくて幸せな気持ちになれると思います。沖縄限定なので県外の方にはご不便をおかけしますが、どこかで購入の機会がありましたら、何卒よろしくお願いします。
わくわく楽しみです。
今年もお忙しい毎日になると思いますが、活躍期待しています。お忙しいところ、たんでぃがーたんでぃでした!!
みなさん、ぜひ、手にしてくださいね〜。
「南の島で」 1000円(税込み)
【収録曲】
1.南の島で(オリオンビールCMソング)
2.小舟(オリジナル新曲)
3.オリオンでありがとう2009(オリオンビールお歳暮編CMソング)
4.南の島で(カラオケ)
5.小舟(カラオケ)
「オリオンビールCM集」
↓このサイトでコマーシャルを見ることができます。
下地勇オフィシャルサイト
へら鮒釣りへのご招待
宮国勉(城辺・西城出身)
親戚に、脱サラで釣道具屋さんを始めた方がいて、へら鮒釣りをやってみないかと誘われた。それまで趣味といえるような遊びの無かった私は義理もあって始めることにした。嵌ってしまい年の始めは初釣り、年末には釣り納めと、暇が有れば釣りに夢中になった。とうとう私の趣味の一つになってしまった、へら鮒釣りである。
現在は、周りに釣り仲間が居なくなったことで、ゴルフに取って代わり15年ほど休止状態を続けている。ゴルフは年齢的に限界がくると思われるので、その時はヘら鮒釣りへ再挑戦し、釣り三昧を目指そうかと思っている。
あてぃくと がーっふぃ まい うらいんば いゆきすっさ んなま やすみうーだら。(あんまり遊んでばかりは居られないから、今は魚釣りを休んでいる)
釣りには海釣り、川釣り、渓流釣りと色々ありますが、ヘラ鮒釣りは川釣りの一つで、釣り掘、山上湖、小沼などの管理釣り場と呼ばれる池で釣る。
一人で気の向いたときに、さっと出掛けられる気軽さから海のない埼玉 県周辺にはへら鮒釣り場が結構存在し、オールシーズンで楽しめることもあり愛好家が多いようだ。時季によっては用水や川でも釣りが楽しめて野釣りといい、そこで釣れた魚は地べら又は野べら(野性のヘラブナ)と云われる。しかし、放流しないことから魚影が薄く釣る数も少ないか、もしかするとオデコ(釣果ゼロ)を覚悟しなければならない。
へら鮒釣りは季節で場所を移して山上湖、小沼、釣り掘などを選び出掛けて釣るが、山上湖は比較的に水深が深く、舟からの宙釣りが多い。小沼は比較的に浅いが自然があり、岸の桟橋から釣ることが多い。釣り掘は深さがある程度適度な水深で底も平らなことなど易しく釣れるが、自然が乏しい。そのようなことから遠くても山上湖、小沼などの方が人気はある。釣り掘は家から近いことが選択する理由となっている。
へら鮒とはカワチブナとゲンゴロウブナとをかけ合わせて改良した、競技用のフナのことである。ヘら鮒釣りはサイズや数、重量を競い、直ぐにリリースするスポーツフィッシングである。「釣りは鮒に始まって鮒に終わる」と諺があるぐらい、味わいのある奥の深い釣りでもある。のめり込んでしまったことに気づいた頃は、雨、雪、風、波、夏の暑さ、冬の寒さなどの自然との闘いも喜びに感じる。
大抵の釣りは立ってやるのだがヘら釣りは座布団を敷いてアグラをかいた姿勢で行う。餌を目的の位置まで竿を振り込む動作は送り込みがほとんどで、隣との間が近く怪我をさせないような配慮からでもある。長く座っても耐えられるよう、笑点に出てくるような座布団を持って席を決め、本日の最高位を狙う訳である。釣りに夢中になると長く同じ姿勢なので ぴさつふむ(痺れ)や腰に負担が来るので、腰に故障を持つ人も多いようである。
竿の良し悪しはやはり値段の高い方が性能もよいので高級志向に成っていくのである。カーボン竿が主流ではあるがアモルファスウィスカーなど新製品がでてきて暫く成る。1.8メートルから6.3メートル辺りまでの長さの竿で、並み継ぎ(なみつぎ)と呼ばれる、差し込んで継いで使う竿がほとんどである。また、竿の真ん中を起点に曲がる竿を本調子(胴調子)、竿の曲がり具合を先端部に大きくとった竿を先調子と云い、扱い易さから先調子が流行っているようだ。
その時の流行で新製品が出ると大枚を出して揃え、釣りの日が来るのが待ち遠しく感じることになる。バッグや竿ケース、タモ網の類など新調して揃えると、仲間との道具の品評会が始まる。和竿と呼ばれる竹竿の愛好者もいて、値段は丸一つ桁が違うのである。それは、未知の世界であり、使ってみたい衝動に駆られる。
その大切な竿がうっかりすると魚に持ち逃げされる事態が起こるのだが、持ち主の慌てるマヌケ顔は滑稽に見える。その竿は沖の方へ引きずられ管理人が船で捜すしかない。浮子と仕掛けだけが魚に持って行かれ、浮子が彼方から此方へと流されるのもよく見掛ける。私は買ったばかりの偏光サングラスが水中へ沈んでいくのを恨めしく見ている事があった。岸からボートに乗り込むときに、慌てると水中にドボンと落ちる者もいたりして、水が相手での失敗は命に関わりカナヅチの私は特に怖さを感じる
餌は、麩、グルテン、マッシュ、芋グルテン、昆布、オカメ、ウドンなどが使われミミズや赤虫などのいわゆる生き餌などは禁止である。へら鮒釣りで最も使用頻度の高い基本エサは麩エサで、水中で溶けて漂うのがへら鮒の主食である植物性プランクトとよく似ていているからだそうだ。
麩エサは食用のお麩を粉砕したもので、麩の焼き加減や粒子の大小によって水中でパラパラと細かく溶け、また、さなぎ粉やペレットなどの集魚材を加えたのもあり、へら鮒の寄せと、食わせの両方に使われています。季節によっても釣る餌が代わり、春から秋口までは麩が主流のダンゴ、晩秋から冬は、グルテンなどの溶けにくい餌で釣る。
釣果を上げるには餌も大事であるが水面から水中のことを察知しなければならないので、浮子の動きがやはり決め手であるので感度の良い浮子を選ぶことが大事である。浮力が大きい浮子は春から夏にかけて秋まで釣りに用いられ、逆に浮力が小さいのは冬用の底づりに使われる。好みでトップの長い浮子、短い浮子を選ぶのだが、アタリの出方に違いがある。
浮子がツンと動く、それに合わせて腕を前に出す、すると竿が撓り、利き手で竿を立てると糸鳴りして、水面に口を開け銀色の魚体が見えてくる。その一連の操作をやり取りといい、至福の時である。もう片方でタモ網を持って掬い、針を外し、そして普段はリリース、競技の時はフラシ(網)に入れる。その時の鱗の艶、色具合、大きさがこの釣りの魅力を感じスポーツフィッシングの世界に浸る。
魚がエサに食いついたときなどの状態がウキに伝わる魚信を俗にアタリというが、ツン、ケシコミ、ムズアタリ、クイアゲ、スレ、ジャミアタリなどと表現する。「魚は棚を釣れ」という言葉もあり、深さを上層、中層、下層と3層に分けてどの位置に集めて釣るかによって釣果に大差が出る。これは餌の作り方が大きく関わり、比重や硬さなどの調整が大きく釣果に影響する。沈む途中でパカッと割れたりしないで針に付いたまま周りから溶ける芯残りする餌が作れることを目指す。
手返しとは餌を付けてから振り込む一連の動作のことで、そのテンポの速さが攻めの釣りと表現される理由でもある。水中のことを想像して、このテンポを調整し「寄せて釣る」ことが釣果に繋がるのである。攻めの釣りであるので、釣れたとは言わずに釣ったと言う。日の出頃を朝まずめ、日没の頃を夕まずめといい、よく釣れる時間帯のことで、海釣りは満潮がよく釣れるとされている。
へら鮒釣りの針には返しの無いスレバリを用いて魚を労っている。スレとは魚の口以外にハリがかかることで、手返しや餌の作り方などが大きく影響をする。池によっては浮子から針までの深さを浮子下1m以上などと規定しており、魚を傷つかないよう気遣っている。スレは背びれ、尾びれ、口の周りなど、アッパーはへら鮒の下アゴに針が掛かっている状態を云う。口から5ミリ以内などと取り決めて競技する。鯉や鯰などは外道(げどう)と呼ばれ釣果に入らない。特にへら鮒を釣る人はへら師と呼ばれ、テレビ番組も多く、人気のインストラクターが出演したりしている。
春の釣りは3月〜5月ごろで、魚が活発に動き始める時期で、釣り人にも楽しい時期である。
夏の釣りは6月〜8月ごろで、季節で比較的に優しく釣れる時期である。しかし、釣れる人と釣れない人の差が大きく分かれる。それは魚が活発に動き回り魚影が多いことから餌の配合や練り方を上層に浮かないよう常に管理しないと上ずり釣りにならないので注意がいる。また、上層のジャミと呼ばれる小魚たちに邪魔されて釣れないなどの経験的な対策が必要である。
秋の釣りは9月〜11月ごろで、宙釣りが主流で、魚も元気で糸鳴りするほどであり、釣りを満喫できるベストシーズンである。
冬の釣りは12月〜2月ごろで、釣り堀で釣ることになり一般的には底釣りが主流となり正確な棚取りが釣果を左右する。また、新ベラを放流する時期で、放流した量で池の人気が上がり釣り人が集まる。
真冬の池の水面からは、何の生物の気配も感じられないほど静まりかえっている。そんな池から1枚、2枚と釣ることは喜びが倍増し、そんな時季のへらを改まって寒べらと呼ぶ。浮子の目盛りがピクッと動いたことを見逃さず合わせる喜びはひとしおである。
それぞれの季節で趣の違った釣りが楽しめるのがへら鮒釣りであるように思う。季節によっては厳しいこともあるが、爽やかな風が吹きわたる湖で、竿を振るのは各別なものを感じるのである。
将来は道具も手作りで揃える積もりでラッキョウダケの鉢植えを植木の町、安行市から見つけて買ってきた。鉢での管理は難しいので地植えにして、今では2メートルを優に超え竹林状態となっている。ラッキョウダケにしては節の部分の膨らみが少なく すんびー(まっすぐ)として趣がない形の竹となる。しかも、秋口に竹の子が出て若竹のうちに霜で先端が枯れてしまう始末。もしかしたら、この竹は南方の生まれの、同郷ではないか思うと親近感が湧いてきた。
<釣り用語>
アタリ | 魚がエサに食いついたとき、その状態がウキに表れる動きの事。 本アタリ、スレアタリ、ジャミアタリなど。 |
ジャミアタリ | クチボソやタナゴなどの小魚がエサをつつくことをいう。 |
カラツン | アワセ動作を行っても空振りだったようなアタリ。 |
食い渋り | なかなか魚がエサを食わないこと。 |
アッパー | ヘラブナが釣上がった時に下アゴに針が掛かっている状態。 |
アワセ | アタリを見極めて竿を前に出し、魚の口にハリをかける動作。 |
アワセ切れ | アワセの動作が強いとハリスが耐えられず切れてしまうような事。 |
うわずる | へら鮒が上層へ浮いてくること、餌がバラケ過ぎるときなどに起きる。 |
オデコ | ヘラブナが一匹も釣れない事。 |
振込み | キャスティングのことで仕掛けを目的の位置まで竿を振りおく動作。 |
おくりこみ | 竿の振り方の一種で、周囲に木立などがあり、前方へつき出した竿をあおると同時に、ハリスの近くを持った手を離して、竿先を下げながら、餌を前方に送りこむ、餌とオモリが振り子の役をする。 |
外道 | 釣る目的以外の魚。 |
地ベラ | 野ベラ(野性のヘラブナ)のこと。 |
芯残り | エサの芯が残ること。バラケきらずにハリに残る良い餌の状態。 |
スレ | 魚の口以外にハリがかかること。 |
スレバリ | 釣り針の先にカエシの無いハリ。 |
タナ | 水中で魚の遊泳している層のことで水中で魚を釣る層。 |
宙釣り | 水底以外のタナで釣ることを指す。 |
深宙 | 水深の中層から下部、水底にいたるまでを深宙と呼ぶ。 |
チョウチン釣り | 竿の穂先からウキまでを短い状態にし、その下をタナとして釣る方法。 |
底釣り | 水底にエサを着けて釣ることで片ズラシ、共ズラシ、オモリベタなども底釣りの一種。 |
釣果 | 釣ったヘラブナの量や数、重さをいう。 |
釣り台 | 椅子代わりの組み立て式の台。 |
手返し | エサをつけてから振り込む一連の動作のこと。 |
本調子または胴調子 | 竿の調子で真ん中を起点に曲がりがある竿。 |
先調子 | 竿の曲がり具合を先端部に大きくとった竿。 |
取り込み | 魚をハリにかけてから、玉網ですくうまでの動作。 |
やり取り | 竿を操作し魚を釣り上げるまでのこと。 |
納竿(のうかん) | 竿をしまい、釣りをやめること。 |
ボディ | ウキの胴体のことで孔雀の羽が使われ、2枚合わせが一般的。 |
トップ | ウキの目盛の付いている上の部分の名称。 |
ムクトップ | ウキのトップで芯まで中身の詰まっているトップのこと。 |
ハイテクトップ | これはウキのトップでクセがつきにくいうえに強度もある。 |
パイプトップ | ポリカーボネイト、セルロイドで出来た中が空洞のウキのトップ。 |
ハリス | 針を付けた糸のことで重りから下の部分でヘラブナ釣りには0.1ミリ〜0.6ミリが一般的。 |
フラシ | ヘラブナ用の網ビクで底が広くなっており水中に浸けて使う。 |
穂先 | 竿の一番先の部分。 |
まずめ | 魚が最もエサを食う時間帯のこと。日の出る頃、日没の頃が、その間帯にあたる。 |
万力 | 釣り座に取り付け、竿を載せる竿掛けを差し込むための器具。 |
道糸 | 竿からハリスまでの糸でヘラブナ釣りでは1.5ミリ〜0.8ミリが一般的。 |
寄せエサ | 魚を集めるためのバラケエサ(麩を練り込んで使う)を寄せエサという。 |
編集後記
松谷初美(下地・高千穂出身)
今宮古では、ぶーき゜(サトウキビ)の収穫、まっさい中ですねー。今年も出来が良いとのことで、ぷからすむぬやー。昔ながらの作業も見られますが、ハーベスターを利用する人がだんだん増えているようです。ばんたがやー(我家)でも、今年はほとんどハーベスターに頼ると言っていました。
17日(日)には100キロワイドーマラソン(宮古島をほぼ一周する距離)が開かれたとのこと。もう20回目つぁー(だそうです)。今年は、有森祐子さんもゲストランナーとして走り、大会を盛り上げたようです。すごいですね〜。(宮古毎日新聞より)
東京では、10日(日)に関東城辺郷友会の総会&新年会が行われました。厳しい社会情勢の中で、みんなで協力し、夢を持っていきましょうと役員、会員たちの話がありました。各地の郷友会の役員たちも参加して、しみゃーんな(最後には)、新城のクイチャーをみんなで踊り、盛り上がりましたよ。各地の郷友会の集まりもこれから順次始まります。参加希望の方は、メールくださいね。各郷友会の連絡先をお教えします。
さて、vol.212や のーしが やたーがらやー?
お父さんへの想いがあふれたRさんの ぱなす(話し)、ジーンときますね。亡くなってから知ることってありますよね。Rさんの心の中に、お父さんは、今もイキイキと生きているんですね。
下地勇さんのCD発売になりましたね〜。もう手に入れしましたかー?今回もコアな話しをいろいろしてくださった勇さんに感謝です。勇さんのホームページでいろいろな情報が入手できます。ぜひ、アクセスしてくださいね。
私は釣りをしたことがないので、釣りの楽しみというのを のーまいすっさんすが、宮国勉さんのへら鮒釣りの話を読むと、その奥深さ、醍醐味が伝わってきますね。釣り用語もこんなにあるとはびっくり。興味を持たれた方も やまかさ(たくさん)いたことでしょう〜。
あなたの感想もぜひお寄せくださいね。
今回もしまいがみ ゆみふぃーさまい すでぃがふ〜
(最後までお読みいただき ありがとうございました)
次回は、2月4日(木)発行予定です!どんな話が登場するか、どうぞお楽しみに〜。
きょうも、佳き日でありますように! あつかー、またや〜。