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宮古島方言マガジン「くまから・かまから」
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くまから・かまから vol. 228

2021 5/08
メールマガジン
2010年9月16日2021年5月8日

こんにちは〜。
残暑がぴっちゃがま和らいできましたね。
今回も盛りだくさんの内容でお送りしますよ〜。ぬかーぬか(ゆっくり)お楽しみください〜。

目次

んなま(今)の宮古 〜新緑の季節〜

カニ(平良・西里出身)

宮古島はこのところ東風が吹いております。8月の終わりごろから殆んど東風です。

この風が吹き始めてから森から青い眼をしたサンコウチョウの姿が見えなくなってきました。鳴き声も殆んど聞こえません。子育てを終わったサンコウチョウは、子らを引きつれ家族で宮古島よりももっともっと南の島へ渡っていったのでしょう。

サンコウチョウに代わって姿をみせてくれるのはセキレイらです。昨日の夕方、キセキレイ、ハクセキレイの姿をみました。秋の渡りの始まりかもしれないですね。
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9月の中旬を過ぎると秋の北風が吹き始める。明らかに北風なのだ。池間島の方から吹いてくるサラサラサラと川の流れるように吹いてくるミーニシのような強さはない。とてもとても柔らかい秋の なぐかじ(和風)だ。この北風に乗ってアマサギの群れが渡ってくる。

5年前の9月20日頃、城辺の農夫が「畑に白鳥(はくちょう)の群れがきている」といったので見に行くと白鷺のように見えたが、よく見ると真っ白に冬化粧した「アマサギ」であった。それも何百羽という大きな群れだった。与那覇湾に浮かぶ小さな島の木にもこの時期にこの「あまさぎ」が肩を寄せ合い止まっていた。北風と共に宮古島に渡ってくる秋の使者アマサギたち。もう宮古島のどこかにすでに来ているかもしれない・・・胸の中が踊りだす。

今年は夏の若葉の時期に「アオバズク」と仲良しになった。今頃は夕方になると 森の中では「リュウキュウコノハズク」の鳴き声がどこからともなく聞こえてくる。そして時にはその姿を見ては嬉しくなる。可愛いらしい・・・小さなミミズク・・・今年は何度も出会った。

昨日の夕方 大野山林を散歩しながら2度目の宮古島の春を感じていた。森全体が新緑の季節なのだ。アコウギは新芽が出ている。全ての葉は落葉し新芽が出ている。冬に続いて夏にも落葉している。

寒緋桜の木の葉もこの時期には、真っ赤に色づき、そして落葉している・・・そして新芽がでている。

クロヨナの木も今が落葉しそして今年2度目の新緑と共に紫の花を咲かせ心を和ませてくれる。
 
タブノキはどうだ・・・。1月の新芽そして新緑に続いて、今が今年2度目の新芽の時期で、森の中はタブの新緑で清清しい。イジュの木の葉も新緑だ「2度目の春」だ。

夏、秋、春が入り混じる琉球の森、そして宮古島の森。暑い夏のストレスから身を守るために2回落葉したり、2度も新緑となる。

そして今頃の夜中には冬の星座が出ていて、5月の南十字星が輝く美しい南天の星座と同様に、東天そして北天の夜空も素晴らしく輝いている。
 
1年中全ての季節が混在している琉球の森そして宮古島の森。

昨日の散歩で、何十匹ものミヤコジママドボタルにも遭遇しながら久しぶりに良い汗をかき、新緑の季節と秋の到来を感じていました。

チュウチュウたちの50歳の記念旅行

ワタリマリ(上野・宮国出身)

幼馴染のチュウチュウたちは50歳になりました。

子年生まれだからチュウチュウ。記念旅行しようと計画が持ち出されたのが3年前。行き先は京都と奈良。毎月少しずづ旅行積み立てをしていよいよ三泊四日の旅が実現されたのです。

え〜さてさて、メンバーは6名。大中小とサイズもいろいろ。神奈川から1名、那覇から1名、地元で1名、そして宮古から3名。どうなる事やら・・・。

1 再会

ガラガラとキャリーバックを引っ張って、近鉄奈良駅からと、JR奈良駅からとでホテルに向かうまでは んざがらい ホテルぅあ?(どこだろ?ホテルは)と不安な面持ちでして。向こうからくるおばさんたちもなんだかおんなじ様にきょろきょろですな。ありー!はあい!誰かが発見と同時に叫びまして、次の瞬間6名は抱き合って再会を喜んでいたのであります。

ホテルの前はしばらくは みゃーくふつ(宮古弁)が飛び交い、いひがあは(笑って楽しそうな様子)と賑やかでありました。この賑やかさ、四日間続くことになるんです。

で、賑やかだけでなく早速写真ときましたよ。捕まった道行く人は、しばらくは時間拘束。6名のカメラで6回シャッターを押すことになりまして・・・。これも四日間続くんです。

晩のビヤガーデン。ジョッキ片手にひさしぶり〜と乾杯。だが、再会の宴が盛り上がろうとしていると言うのに あば?んにゃ おわりなあ?(あら?もう閉店?)もちろん飲み足りないチュウチュウたち。コンビニで酒を買い、つまみを買い、第二弾はホテルの部屋。あまいぷさ(笑うだけ)笑って、うぷぐい(大声)だして、隣の人、ごめんなさいね。

2 定期観光バス

次の日、9時の定期観光バスに乗って大仏さんと遷都1300年平城京跡巡り。

小学校の時に社会の教科書に載っていた大仏さんに会いに行こうと約束したらしいですな。ん?ばやあ、まったく うぶいやうらんすが・・・(私は全く覚えていないのですが)その約束が果たせたことと目の前の大仏さんとに圧倒されて皆大感激な様子。

それはいいのだが、観光バスは団体行動でして、皆遅れないようにとか、ガイドさんの話を聞き逃すまいとかでぞろぞろついていきますなぁ。それをしなかったらマナー悪いでしょ?ちょっとうちら悪っかたのかしらん?ガイドさん、どちらから?ときいてきまして・・・。沖縄ですと答えると妙に納得しておりましてねぇ。いや別にマナー悪かったわけではないのですよ。

ただちょっといろんなことにおいて ぎーばん(一番最後)でして。
(みゃーくではあまりせかせかしないからさ・・・)
ガイドの説明がみんな子守唄に聞こえたようで。
(だから昨日2時までのんでるからさあ・・・)
目の前で説明しているのに携帯で話はするもんで。
(だから電源切っとけよ。あがい どぅごうさ(ああ気恥ずかしい・・・))

3 観光・学び・体験

奈良、京都は寺社仏閣だらけだからそこそこの歴史の知識のあるガイドが必要でありまして、奈良ではバスガイドさんの説明にうなずきながら、東大寺や春日神社で平城京跡で古の体験を体験することになります。それにしても暑い。むかしもこんなに暑かったかね?とあせを拭き拭き、タオルを冠り、それでも写真を撮っておりまして。

京都では観光タクシーのガイドさんに有名、無名の寺に案内してもらって、もう忘れてしまったたくさんの歴史をもう一度学び、人里離れた山寺ではこんなにも静かな生活は今も昔も変わらない話を聞き、こんな日常がほしいと思ったものです。

他5名も多分そう思ったはずだよ。煩悩とさよなら?と言おうと思ったら、だれかーがトイレのスリッパをはいてそのまま帰ろうとして声を殺して、だってしずーかな山寺だよ、うぷぐい(大声)でわらえないっさあ。おなかを痛めてわらったのでありまして、うちら所詮みゃーくぬおばさんであるのです。さよならどころではないさあよ。

このタクシーのガイドもナイスでしたが、おしかりもありましてですなぁ。説明の途中でふっと割り込んで質問するもんで、今から説明するから最後まで聞きなさいと。また爆笑です。はい!とても親切な運転手さんでして、いやな顔一つせずわがままを聞いてもらったのであります。

夜も盛りりだくさん。祇園花見小路では伝統芸能・文化を見せてもらい、京料理を堪能し、工芸品を体験してと盛りだくさんの内容に世界が広がった感じでしたねぇ。みんな幸せそうな顔でしたねえ。特に隣に座った1名は興味津津に微動だせずに釘付け。もしや舞妓さんと自分を重ねていたのかねぇ。そのかおで?!!

4 歩く・笑う

この体験はとにかく歩くことでありまして。特に平城京では6名様ヒーヒーハーハー。大中小がすこしづつサイズダウンですなぁ。ガラガラを預けるためにコインロッカーを探してあるき・・・。宮古では隣のうちに行くのにも車を出すのが当たり前になっているからほとんど歩く機会がないんじゃないかね?

皆 ぬっちーぬっちー(とろりとろり)していて、すたすたはうちだけ。そういえばコインロッカーの事をだれががコインランドリーといってて、ん?のうゆが あろうがまた?(何を洗うわけ?)確かに暑いから汗はかいているんですけど・・・?

だけどみーんなが目指しているのはコインロッカーさあね?だからみーんな いいまつがいとは知っていたようで、あとでその話になり すなっちすーか(死ぬほど)笑ったわけであります。

で、京都に来ても地元参加の一名は自分の庭のように連れまわすわけ。ちょっと歩けねぇと目的地まで歩かせたけど、あまりにもついてくるのが遅い4名がまだか?まだか?と。つんだらーさ(かわいそう)なので、帰りはバスが来たので、ぬーり!と皆を押し込めたのですが、約一名の酔っ払いおばさんは すさん ふいーふい(おすましで)先に座った人のおひざにちょこんと座るのですな?ん?なんだこのリアクションは?ギャグ?酔いのせい?みーる、まいぬ びきどぅん客ぬあまいゆうさ。前の座席に座っていた男の人もクスッとわらうのですなぁ。

普通やるかよお、それも小サイズの上に大サイズが座るもんだからさ、バスのなかには みゃーく笑いが響いたのであります。あちどぅ おおらかかあ(とてもおおらかだ)

おおらかといえばホテルのボーイさんに渦巻きパンをあげて、宮古を宣伝したかと思ったら、あんたはどこか?ときいているのは、お−!出ました宮古的なコミですな?

京料理の時にはテーブルが一緒だった外国の方が刺身を食べないでいたので、その向かいに座った1名が、さしーみたべない?と聞いている。人の事が気になってほっとけない みゃーくぴとぅの人情深さ。が、その方うちらよりもまともな標準語で、たべますよ〜と。

なんだか要らなかったら頂戴みたいなかんじのきき方だったので、黙々と食べていたそのテーブルは一瞬で和やかな雰囲気になったのであります。これも上等な声かけだったさあ。

5 またね

やれやれ6名ご一行様、本当にたのしかったなあ。最終日はそれーお土産だ!でしてね。ありー うすかなあ とーんかい(あれまー、そんなにたくさん誰に?)指を折って数える一名様。何と親きょうだい、親戚、隣近所からお小遣いをもらってきたとのことでして。びっくりするやら、驚きやら。うわー いふつりゃあ(あんたいくつなの?)

だけどさ、昔は皆そうだったさねぇ。人付き合いを大事にする地域ならではと嬉しい気持にもなったのであります。

で、特急はるかで4名様、新幹線で1名様はさびしさでウルウルしながら、またねぇ ありがとうねぇ、次もきっとね、とガラガラを引っ張って帰路へと急ぐのでした。

今頃、運動会、孫の世話、旦那の世話、子の応援、そして ぶーぎいび(きび植え)とせわしない日常に戻っているのでありましょうなぁ。でも顔はにこにこだろーなぁ。

うちら50歳!自分自身も楽しむことっていいことでありますのよ。

敬老

菜の花(伊良部町仲地出身)

8月の旧盆で島に里帰りをした。

お盆と言えば島の年中行事の中でも一番女性が大変な思いをする、と思っている。して、やっぱり忙しかった。

そんな忙しさの中、従妹の嫁ぎ先のおじいの喜寿祝いのことが話題になり、会場はどこか、招待客は何名か、余興はだれが何をするかと、訪ねてくる親戚の話にも花が咲く。

伊良部では(宮古の他の地域もそうだはず)、70歳になると「一年生」と呼ばれ敬老会への入学(仲間入り)をする。

「敬老の日」には、紋付の かぎつん(綺麗な着物)やしゃれた洋服を着た高齢の「一年生」を、子どもや孫が敬老会の会場である公民館へ供(案内)する。70歳の あぱらぎんま(美人のおばぁ)や、ぞうぎしゅう(ハンサムおじぃ)が胸にリボンを付け、着飾って並んで座っている姿は誇らしげで、見ていて心温まる光景である。

敬老会が済んで帰宅した後は、敬老「一年生」の入学の よーす゜(宴)が始まる。家族や近所、知人の手伝いの者は、お祝いの来客に飲み物や御馳走を振る舞い、包んだ つと(土産)を持たせる。島じゅうの「一年生」宅でお祝いがあるので、何軒もお祝いに立ち寄るうちに酩酊状態となり、つと(土産)を持ち帰れないお客さんの やーんかい(家まで)届けにいくということも結構多い。

ここまで書いても、大和ではありえない敬老会だけど、これで敬老「一年生」のお祝いが終わるわけじゃない。

敬老会に入学するのは ぬつ(命)ある者の もうきぶん(儲け分)であり、喜寿を祝うことなくあの世に逝くのは損だと、島の ぅいぴとぅ(年寄り)たちは口にする。長寿の ゆー(穣・富貴)を んまっふぁがぁ(子子孫孫)に分けないとだめさぁ!皆で喜寿のお祝いができることもまた ぷからすむぬ(喜び・嬉しい)だと。

確かにその通り!なので、敬老会とは別に喜寿の祝いの日取りが決められる。だけどもが、お祝いの仕方がまたまたスゴイのなんのって・・・。

招待状は大和の結婚式の招待状のような立派なもので、招待客は軽く100名越えという家も珍しくない。子ども、孫の踊りに、唄三線は当たり前。ステージの上で披露される余興の見事さったら!スクリーンに映し出される若かりし頃の主人公の写真あり、結婚生活、想い出の数々がナレーションで流されると、会場は笑いあり涙ありのうちにダイズな(凄い)熱気と盛り上がりを繰り広げる。長寿を祝う喜びを、自然体で島の人々が受け継いでいることが感じ取れる宴でもある。

親、祖父母、曾祖父母の長寿を祝えることは、歳を重ねた重みを知ることであり、受け取ることであると思う。

しかし、こんな豪快な喜寿の祝い方は大和にもあるんだろか?!30年も大和生活しているけど、一度も聞いたことがない。

やがて、かつて遠くの島だった宮古島と伊良部島との間には橋が架かる。物資も以前より容易く手にはいることだろう。生活も便利になっていくだろう。ゆー(世・時代)は変わっていこうとも、島に根付く長寿への喜びと感謝の気持ちが残って在る限り、敬老会も続くのだろう。

しかし、その反面衝撃的な事もある。

8月24日付の宮古毎日新聞の「宮古島署便り」で、今年8月末現で12体の独居高齢者の孤独死があることを知った。

死後数日間そのままの状態にあり、本人確認も難しかったとの記事には愕然とした。宮古は ぅいぴとぅ(年寄り)を敬う島であり、高齢者の孤独死など絶対にあり得ないと思っていたが、これは幻想であるということを思い知らされた。

喜寿の祝いに湧く歓声のその裏側では、独居高齢者が誰にも看取られず、誰も知らないうちに息を引き取っているのだ。これは事実であり宮古の現状なのだ。隣との垣根が低く、プライバシーというものには縁がないと思われたかつての島の生活が、変わりつつあることを嫌でも感じさせられた。

私の勤務する老人施設にも大勢の高齢者が入居している。まずがーと
(試しに)車いすのおじぃに聞いてみた。

私「敬老会って行ったことありますか?」
おじぃ「けーろーかい!って言ったところで、どこへけーるんだよ。」
私「ぁあ〜・・・。」

ごめん、ごめん。おじぃは「敬老会」ってこと自体に馴染みがない時代を生きてきたんだもんね。

敬老とは老人を敬い大切にすること。敬老の日とは老人を敬愛し、長寿を祝うこと。と習った気がする。じゃあ、施設は毎日が敬老会だね。カレンダーでも一年の内にたった一日だけの「敬老の日」設置はだめだよね。毎日でなくちゃ・・・。

おしらせ

 D介(平良在住)

■第4回 ポストカードアート展 ぴん座 2010

メールで簡単に連絡が取れてしまう現代、おろそかになりつつある「心のつたえ方」を、手紙というスローなツールを中心に、さまざまな角度からもう一度見なおすとともに、宮古島から発信するアーティストを発掘し、アートの側面から島を応援するローカルプロジェクトです。

第4回となる今年は新たな試みとして、ポストカードにまつわるさまざまなコミュニケーショングッズも出展されます。

会 期2010年9月19日(日)〜26日(日) 12:00〜20:00
会 場ギャラリーうえすやー(宮古島市 http://uesuya.ti-da.net/)
主 催pinza pro. http://pinza.ti-da.net/

※入場無料
※会期中は特設カフェもオープン予定
※ポストカードの即売もございます

■「一粒の種〜合唱〜」全国発売!

菜の花(伊良部町仲地出身)

2010年7月7日、沖縄先行発売された「一粒の種〜合唱〜」が、9月22日に全国発売されることになりました。

昨年発売された「一粒の種」は砂川恵理歌さんの「smile seed project」活動を通して、全国の地に蒔かれました。砂川恵理歌さんがこの活動で訪れた施設、学校、病院などは200か所近くにもなります。

歌を聞いて下さった多くの方のご要望に応えて、誰でも口ずさめるようにアレンジされた新しい「一粒の種」です。同じ楽曲が新しくアレンジされ、再びリリースされることはそうそうないとのことです。聞いて下さった多くの方々が育てて下さったことに心より深く感謝いたします。

9月22日全国発売のCDには、2004年にメールマガジン「くまから かまから vol.71」に記載された「一粒の種」の原詩を、砂川恵理歌さんが朗読したものが6トラック目に挿入されています。新たな広がりをみせる「一粒の種〜合唱〜」です。皆さんも一度お聞きください。

「一粒の種 〜合唱〜」全国発売決定
YRCN-90129 / 700円(税込)
全6トラック収録

■琉球民謡伝統協会 神奈川支部 第3回芸能発表会〜いにしえを繋いで未来を創る 島唄を南風に乗せて〜 

棚原民謡研究会事務局

2年ぶりとなる発表会を来月開催します。三線教室の生徒による、唄・三線はもちろん、琉球民謡伝統協会本部からの参加もあり、琴や子供たちの琉球舞踊、ハモネプにも出演した「うりずん娘」の早弾きも必見です。秋の一日、沖縄・宮古民謡で楽しみませんか?たくさんのご来場お待ちしています!

日 時2010年10月10日 日曜日
開場/15:30  開演/16:00
会 場杜のホールはしもと
京王相模原線・JR横浜線・JR相模原線「橋本駅」北口
ミウィ橋本7・8階
料 金前売り券/1500円  当日券/1800円
チケット購入
問い合わせ
棚原民謡研究会 事務局
042−733−5437

編集後記

松谷初美(下地・高千穂出身)

東京は おとつい うぷあみ(大雨)が降って、やっとがま暑さがやわらぎました。叩きつけるような だいばん雨音を聞くのも久しぶり。なんだか爽快でした。

4〜5日前に雨が久しぶりに降ったときには、土の匂いがして(東京の西にある我家のあたりには、ところどころに畑があります。うちのお父に言わせると、我家は、「宮古で言えば腰原あたりだな」とのこと。市街地に近いけど、畑もあるという意味らしい。言い得て妙な例えに納得。笑)思わず深呼吸をしてしまいました。この匂い久しぶり!

やっぱり、晴れもあれば雨もある。それがいいんだはずね。

さて、vol.228は、のーしが やたーがらやー?

カニさんの「新緑の季節」は、掲示板に写真付きで紹介されたのを転載しました。宮古は、んなま ぐーりゃ(今ごろ)新緑?と思いますが、暑い夏のストレスから身を守るという話しに納得ですね。宮古の自然をあますところなく堪能しているカニさんの楽しそうな姿も浮かぶようでした。

ワタリマリの幼馴染たちの珍道中の旅行、うぷあまい(大笑い)をしている声まで聞えてきそうでしたね。普段はそれぞれ自分の居場所で頑張っていて、こうして50歳を記念に うがなーり(集まって)、みんなで旅行とは上等〜。絆の深さも伝わってきました。

20日は敬老の日ですね。菜の花の伊良部の敬老会の様子・・・すごいですね〜。70歳、ピカピカの一年生の入学式。(宮古では各地域で同じような行事があります)年を取っても主役になれるっていいですよね〜。しかし、一方では孤独死の現実も。宮古でもとは、まーてんぃ びっくりでした。考えさせられますね。

今回はおしらせも やまかさでした。

D介さんのポストカード展のおしらせ、もう3回目ですね。この時季の催し物として定着してきました。私も毎回友人に送ってもらっていますが、個性あふれる作品ばかりです。どうぞ足をお運びください!

「一粒の種〜合唱〜」いよいよ全国発売ですね。砂川恵理歌さんの活動が実を結び、より多くの人を動かしているんですね。今回は、菜の花が書いた詩の朗読も入っているとのこと。お近くのCDショップでぜひ!

ばんたが(我らの)マツカニ(棚原芳和)さんの三線教室の発表会が、2年ぶりに行われます。盛りだくさんの内容で毎回好評です。菜の花もでますよ〜。私も司会をする予定。ぜひ、お越しくださいね〜。

あなたの感想もぜひ きかしふぃーさまちよー(聞かせてくださいね)

投稿まい 受付中〜。

きゅうまい しまいがみ ゆみふぃーさまい すでぃがふー!
(きょうも最後までお読みいただき、ありがとうございました!)

次回は、三週間後10月7日(木)発行予定です。
季節の変わり目です。体調管理には十分お気をつけくださいね。あつかー、またや〜。

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