こんにちは〜。
暦の上では立秋を過ぎましたが、まだまだあつむぬやー。ぱだーぱだうらまずなー(お元気ですかー)?
夏バテしらずのくま・かまです。お楽しみくださいね〜。
宮古島市ジュニアオーケストラ東京公演
ビートルズ世代のサラリーマン(平良・下里出身)
先日8月2日に新宿区にある「国立オリンピック記念青少年総合センター」で宮古島市ジュニアオーケストラ東京公演が催されました。今回で2回目となる東京公演。前回は行けなかったので今回の公演を まつかに(心待ちに)していました。
会場となった「国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール」はクラシック専用ホールで響きも良く、仲本光正さんの「とうがにあやぐ」にはじまり、江川ゲンタさんのパーカッションとの共演「カノン」やヴィヴァルディ、チャイコフスキー、グリーグ、モーツアルトの曲を次々と演奏しました。
初めて聴く宮古島市ジュニアオーケストラの演奏は予想以上に素晴らしく、なによりも天野さんの指揮の下伸び伸びと演奏する子供達の姿に深く感動しました。
宮古島市ジュニアオーケストラの指導に当たられている天野さん夫妻は5年半前に生まれ育った東京を離れ宮古島に移住。10年前初めて宮古島を訪れた際、奥様の方が宮古島にすっかり惚れ込み移住を決断なされたようです。
天野さんは、団員は素直で心根が優しい子供達ばかりだといいます。厳しいレッスンにも一生懸命応え、凄い集中力を発揮し指揮に食いついて音楽の神髄に迫ろうとする。「島の優しさ」と「美しい海」に囲まれて育った宮古島の子供達には知らず知らずのうちに「強く生きる力」が身についているといいます。
今回私が宮古島市ジュニアオーケストラに感じたのがまさにその「音楽の神髄に迫る」演奏でした。子供達の演奏テクニックにはまだ幼いところがありますが、音楽の表現力にはほんとうに深く強い力を感じました。
天野さんは、音楽を通じて子供達の強く生きる力を育てることがジュニアオケの目的だといます。舞台上で演奏曲目の紹介や進行も子供達にまかせるというのもその現れですね。演奏会の翌日には、国会議事堂、最高裁判所、東京芸術大学等も訪れ見聞を広めたようです。音楽だけでなく多くのものを学ばせたいという天野さんの子供達に対する愛情・情熱を感じました。
宮古島は んきゃーん(昔)から、小・中学校の合唱部や吹奏楽部の活動が盛んです。復帰前のことですがNHK全国合唱コンクール中学の部で沖縄県代表に選出された実績もあります。(信じてもらえないかも知れませんがB.サラはその時のメンバーでした!)そんな宮古島にジュニアオーケストラという弦楽の世界が加わったのは まーんてぃ ぷからす(本当に嬉しい)限りです。
来年の3月には宮古島で「日本弦楽指導者協会全国大会」が開催されることになったという嬉しい報告もありました。これを機に益々弦楽に興味を示す子供達が増えていくといいですね。将来はジュニアオーケストラを巣立った子供達が核になり「宮古島市オーケストラ」が実現するかも知れませんね。
演奏会がはねて、外に出ると子供達の演奏を祝福するかのような だいばん(大きな)月が浮かんでいました。宮古島市ジュニアオーケストラの皆さん素晴らしい感動を有難うございました。
これからも小さな音楽家達の活躍を期待しています。
下地勇さん 10周年記念アルバム第二弾『STOCKOUT』発売!
松谷初美(下地・高千穂出身)
下地勇さんの10周年記念アルバム第二弾『STOCKOUT』が今月22日に発売になります!アルバムとしては10枚目になるとのこと。どんなアルバムか、だいず楽しみですね〜。
勇さんは、10周年のいろいろな準備で、ぱんたーぱんた(大忙し)の中、質問に答えてくださいました。
どんなアルバムかおしえていただけますか?
全曲標準語のアルバムです。提供曲や、これまでライブでは歌っていたけどCDには収録されていなかった曲、方言で歌っていた曲を標準語で歌い直している曲、このアルバムのために書き下ろした曲などが収められていますよ。
これまでのアルバムとは、また一味もふた味も違った感じですね。 わくわくします。
聴いたことのある曲でもアレンジを変えたりしているので、全体として新鮮な印象で聴いていただけるアルバムかなと思います。
ほんとにそんな感じがしますね。
さて、これまでいろいろな方に曲を提供していらして、その曲も入っているということですが、具体的におしえていただけますか?
「岩崎宏美さんに提供した『陽射しの中で』
犬山イヌコさんに提供した『帰り道』
砂川恵理歌さんに提供した『一粒の種』
ネーネーズさんに提供した『風の道』が収められています。
うわ、改めて、すごい方たちに曲の提供をされていらっしゃるんだなーと思いますねー。その歌を勇さん自身がどんな風に歌われるのか、楽しみです。「一粒の種」が入っているのもうれしいですね〜。
このアルバムにはどんな想いが?
聴いて下さる皆さんに「明日への希望」を感じてもらえたらいいなという思いが込められています。シンプルなサウンドのアルバムとなっています。みなさん是非聴いて下さい!
楽しみにしていますね。
お忙しい中、たんでぃがーたんでぃでした!
こちらこそ、ありがとうございました!
下地勇10周年記念アルバム第2弾
『STOCKOUT』
2012年6月22日発売
TECI-1337
2,500円(税込)
1. home
2. AKICAN
3. 一粒の種
4. Happyばがっふぁday
5. ハル
6. ガレキに咲く花
7. 帰り道
8. また夢でも見てみるか
9. その一歩
10. 陽射しの中で
11. 風の道
〜BONUS TRUCK〜
12. 制服
13. 南の島で[2012 RE-MIX]
14. 希望を注げ
この10年の勇さんの足跡、新たな一面、変わらぬ想い、そんないろいろなものが、ガフーッ(ギューッ)と詰まっている感じがします。あなたもぜひ手にしてくださいね。
コルシカ島の旅(パート2)
あすなろ(平良・東仲出身)
前回(vol.271)https://miyakojima.jp/kumakara-kamakara/vol-271/ の続きです。
「冥土のつすと(土産)」にと向かった世界遺産のモン・サン・ミシェル。その雄姿は、旅行会社のパンフレットでお馴染みです。「かの地」は、フランス観光で日本人が一番に訪れる場所との事。なるほど、日本人が多い。
今回利用したのは、日本人のみを対象とした「マイ・バス」と言う旅行会社。パリ市内にあります。ゴールデンウェークも手伝って、その日は大型バス3台。パリから片道5時間。午前7時半出発だが、朝から生憎の雨。心掛けが悪いのはS夫妻か私か?女房や子供達は、パリ市内でゆっくり朝市や蚤の市を探索すると言う。
郊外に出ると、車窓が一変した。見渡す限り黄色の絨毯と緑色の絨毯が交互に現れた。「くぬ、黄色ぬ ぱなぁー のーがらやー(この黄色の花は何だろう)」「くぬ、緑色ぬ ふさぁー のーがらやー(この緑色の草は何だろう)」ガイドの説明によると、黄色は「菜の花」油をとるのだと言う。フランスまで来て「高橋尚子」さんにお会いできるとは・・・。得意の脱線です。お許しあれ!
緑は「麦」との事。合間に、赤松林や、ユーカリ林達も負けじと顔を出します。牛達ものんびり草を食んでいます。
乗車から2時間ほど過ぎた頃、「オンフルール」という港町で長めのトイレ休憩。この町、勉強不足で殆ど知らない。ガイドの説明によるとセーヌ川の河口で印象派の画家達がこよなく愛した町らしい。印象派の巨匠、モネ達も訪れていたとの事。リンゴの花が満開で本当に美しい港町でした。
自由時間を利用して私達は、石畳の街並みを歩きながら小さなパン屋さんを発見。リンゴやイチゴのタルトも並んでいます。クロワッサンも美味しそう。幾つか購入し、バスの中で食したこのパン達。美味しいのなんのって、絶品です!凄く、得した気分!昨日の「タクシーの逆走」事件とは大違い!今日は順調な滑り出しです。何事も起きませんように!
「目的地」手前のレストランでかの有名な「オムレツ」を食する。期待していただけに、その味にガッカリ。食塩を振り掛けないと食べれないほど味が薄い。
午後1時頃、「目的地」へ到着。パンフレットで見た荘厳な佇まいが眼前に広がっています。言葉に言い表せない不思議な感覚。ようやく辿り着いた憧れの地モン・サン・ミシェル。
心掛けが悪い人を拒否するのか、急な大雨、強風に見舞われる。が、ここまで概ね順調。と思いきや、嫌な予感!
先ほどの「オムレツ」がいけなかったのか?お腹の調子がおかしい。ガイドの説明もうわの空。これ以上我慢すると危ない。有名な最上階の「美しい回廊」さしかかった時、ガイドの説明を遮って「すみません、トイレにいきたいのですが」「最下階のチケット売り場まで降りて下さい」流れと逆行するかたちで売り場へ。
お腹を押さえて「トイレ、トイレ」としっかり日本語で説明する。通じたらしい。上へ昇れと指差す。ガイドは下へ降りろと言い、売り子は上へ昇れとのたまう。私の身にもなって欲しい!ここで漏らしたら一大事。大殿筋をギュッと締めながら階段を昇る。
「あったートイレだ」神様に感謝!安心したのもつかの間。更なる悲劇が待ち受けていた。男子用トイレ(大)が1つしか在りません。なんと、先客万来!冗談をいっている場合ではありません。神様助けて下さい。これ以上は無理です。ノックするが反応がありません。再度ノック、反応なし。失神寸前にドアが開きました。なんと、出てきたのは7,8歳の青い目をした可愛らしい男の子。思わず日本語で「ボク、ごめんね!おじさんお腹が痛くて」と言い訳をする。怪訝そうな顔をして立ち去った。
一難さって又一難。今度は、2号車の仲間達が見つからない。いくら探しても見つからない。ひょとして私、迷子。S夫妻の携帯も繋がらない。途方にくれて佇んでいると、1号車のガイドさん発見。何とかパリまで帰還成功。やれやれ、2日目も無事(?)終わった。
明日は、待望のコルシカ島の西北の町カルヴィーを目指します。
つづく。
編集後記
松谷初美(下地・高千穂出身)
昨日は8月15日。戦争が終わった日ですね。くま・かま掲示板では、その日のことを、しもじよしおさんが書き込みしてくださいました。ごらんくださいね。
ロンドンオリンピックが先日終わりましたが、閉会式ではジョン・レノンの「イマジン」が流れましたね。オリンピック会場で流れるその歌は、平和の祭典にもっともふさわしい歌のように思えました。
Imagine all the people living life in peace 想像してごらん 平和の中で生きているみんなを Imagine all the people Sharing all the world 想像してごらん 世界を分かち合っているみんなを I hope some day you'll join us And the world will be as one いつか、君も仲間になってくれるといいな そして世界は一つになって生きていくんだ (ジョン・レノン「イマジン」より抜粋。訳詩は下記のサイトより http://eylyricsdiary.blogspot.com/2012/03/imagine.html )
先の戦争を忘れることなく、平和を願っていきたいと思います。
さて、今回のくま・かまぁ のーしが やたーがらやー?
私も、ジュニアオーケストラの東京公演聴きに行きました。本当に、ずみっ!な演奏でした。ビートルズ世代のサラリーマンさんならではの感想に改めて今回の演奏の素晴らしさを感じました。まーんてぃ(本当に)宮古島市オーケストラが結成される日も遠くないかもしれませんね。
下地勇さんには台湾のライブに行く前の忙しいところ、取材に応じていただきました。感謝申し上げます。10周年記念ライブも うまかま(あちこち)で開かれますね。あなたの街にも行くかもよ〜。オフィシャルサイトでぜひ、チェックしてくださいね〜。
あすなろさんの旅の醍醐味、伝わってきましたね〜。意外な風景や食べ物。トイレでの出来事。やはり、あすなろさんにはどこに行ってもウンがついて回るんですね〜。(笑)パート3(いよいよコルシカ島!)は10月を予定しています。どうぞお楽しみに〜!
今号のあなたの感想もぜひ、お聞かせください!
一番 すたー(下)にある「あなたの評価をつけてください!」で評価することができます。よかったら、ポチっとな。感想を書くこともできますので、よろしくお願いしますね〜。
くま・かま掲示板 http://6005.teacup.com/kumakama/bbs での書き込みもお気軽にお寄せください。まちうんどー(お待ちしていますよ)
お盆(沖縄のお盆は旧暦の7月13日〜15日。新暦では今年は8月30日〜9月1日になります)で宮古に帰ります。菜の花も帰りますよ〜。8月28日(火)にオフ会を予定しています。参加できそうな方は松谷の携帯までメールくださいね。(パソコンからのメールは受付けできない設定になっています。ご了承ください)
松谷携帯アドレス
kuma-kama-@ezweb.ne.jp
次号は3週間後の9月6日(木)発行予定です。
うぬときゃがみ(その時まで)がんずぅかりうらあちよー(お元気で)!あつかー、またや〜。