んにゃ、8月んどぅ なりにゃーーん。ぴゃーむぬやー。
(もう、8月になってしまいました。早いものですね。)
きゅうぬ「くまから・かまから」や、だいず みゃーくふつ やっまかさどー。はい、なー坊よろしくいらー。
(きょうの「くまから・かまから」は、宮古方言が、たくさん でますよ。では、なー坊よろしくねー)
『最近の子供たちを考える ?食生活編?』
なー坊/著
ぶとぅとぅず 公民館 すぅるーぬありってぃどぅ、うまん「おり(折詰)」ぬ、いでたーだら。
(おととい、公民館で集まりがあって、折詰の食事がでました)
ばやー、やまかさ うとぅずぅ ぬんたいば、ばたごーごーなり、「おり」ばー やらびぬきゃーんかい つとぅ すぅーってぃー うったーし ふぁーだな やーんかい むちいきばどぅ あば、くぬぷりやらびぬきゃーやのーまいふぁーん。
(私はおとーりをいっぱい飲んで、お腹がいっぱいになったので、折詰は子供たちにおみやげにしようと、わざわざ食べないで、家に持って帰ったけど、あれ、このガキどもは、何も食べないよ)
すしまい、ぱんびんまい、わーぬ煮付けまい、やまかさあーすがどぅ あばふぁーん。だいず。
(寿司も、天ぷらも豚の煮付けもたくさんあるのに、あれ、食べないよ、大変。)
ばんたがやらびぱだー、うやぬ 結婚式からぬ つとぅーどぅ みーぬぱぎきゃーまちーなーうたーすぅが。にーかふなりゃーまい やーすーやーすわいてぃなーまちゅーたー。
(私たちが子供の頃は、親が結婚式から持って帰るおみやげを 首を長くして待っていたもんだが。夜中になってもお腹をすかせながら、待っていたよ)
つとぅといえば、やーふきやーからぬぱんびん。
(おみやげと言えば、棟上祝いの家からのてんぷら)
さりいずぅ ぬ ぱいずぃぬ あうわーあうわぬぱんびん とぅ だいばんさたぱんびん。うぬばんびんぬふぁいばーどぅ んみくずーちゃなりー んにゃてぃなー、うーたー。
(煮干の入った油っこいてんぷらと大きなサーターアンダギー。そのサーターアンダギーを食べると のどにつまらせて苦しかったもんだ。)
とぅならあいずぅー、んーぎーあいずぅー、ぴぃずちきな、んきゃーんなあんしーぬむぬーふぁいどぅ、ばたんちゅーたー。てぃ、んきゃーんぱなすぅ やらびんかいあずいーなーうー。
(ハルノゲシの和え物、芋の葉の和え物、にんにくの漬物、昔は、そういうものを食べて、お腹を満たしていたもんだよと昔話を子供たちにしている)
うわたーや、あってぃどぅ、ぜいたくどーてぃ。
(君達は、すごく贅沢をしているんだよーと。)
あんしー、やらびんかいあずやーまい、ばかっさーしー、のーまいきかん。ぷりやらびぬきゃー。
(こんなふうに、子供に言っても、相手にしないし、何も聞きはしない。このガキどもは。)
つづく。
『宮古のことわざ』
〔世ゆばぁ捨てぃばまい 自分ゅばぁ捨てぃな〕
ユゥユバァスティバマイ
ドウュバァスティナ
「世をすてる」とはすなわち職を辞したり地位や名誉を失うこと。どんな境遇にあっても自分の信念を捨ててはならないという教え。
んきゃーんじゅく 佐渡山政子/編 より
『ミャークフツ講座 野菜編』
naichar-shima/著
ゴーラ ⇒ 苦瓜
ウズゥ ⇒ キュウリ
ウプニ ⇒ 大根
スゥ ⇒ 冬瓜
タマナー ⇒ キャベツ
ナビャーラ ⇒ へちま
ンー ⇒ 芋
ヤツウサ ⇒ よもぎ
ダキョウ ⇒ らっきょう
マミナ ⇒ もやし
『お便りコーナー』
うるかの姫さんより
初めまして!沖縄タイムス7月25日の朝刊を読みました。「みゃーくふつ発信」と、あるではないか!読むまえからドキドキ!読みながらドキドキ!読み終わって笑った笑った。早速アクセスしてみて、お腹をかかえて笑ってしまった。と、同時に懐かしいような、ほっとした気持ちになりました。
私も、主人も高校まで宮古で過ごし、その後沖縄本島に住んで17年目です。
沖縄本島と宮古島、近いようで遠い!私が沖縄本島で初めに感じた言葉の違い!
19歳で学生の頃、仲良くなった那覇の友達と学校の帰りに国際通りでショッピングをしていて、この洋服が私に似合うか?聞いてみました。「オイ!この洋服ウチに似合うと思う?」すると彼女は、「・・オイ??・・」って言って、固まってました!「宮古では親しい人に、オイって言うんだよぉ?」ってフォロォーしたけど、なんか納得していない様子。そうだよねぇ?宮古島のみんなぁ?!
ショッピングが終わって帰ろうとする頃、私はまた、「ひもじいねぇ?!」と言ってしまった。 彼女はまたまたビックリ!宮古では、お腹がすいた事を「ひもじい」と言うよね! 彼女に言わせると、「ひもじい」とは、いつもお腹をすかせていて、貧乏な人が使う言葉との事・・。(確かに家は昔、貧乏だったけど!?・・)でもみんなフツーに使うよねぇ?!
PS:「オイ!このモズク養殖かねぇ??」
「和食さぁ?!」
宮古島特産味付けモズク んまい!(うまい)
* うるかの姫さんもうまい!体験談、楽しく、面白く読ませていただきました。そういえば最近「ひもじい」という言葉を使っていなかったなー。早速使ってみようっと。また、いろいろな体験談を聞かせてください。お便りありがとうございました。
『編集後記』
Hatsumi.M
宮古では何か催し物や集会があると、沖縄の料理が入った、折詰めが銘銘に配られることが多い。その場で食べても良いのですが、持ち帰る人が多いでしょうね。子供の頃は、私も楽しみでした。
私は、うぷにずう(大根の煮物)なんか好きですね。あなたの「折詰め具好きなものベスト」も教えてください。
さて、次号は、8月16日(木)発行予定です。