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宮古島方言マガジン「くまから・かまから」

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ぬかーぬかゆみふぃーさまち。

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    10
    松谷初美

《創刊号》2001.4.5 第1・3(木)発行

発行の挨拶:プカラサ

きょうの カギピカズ(良き日)に ミャークフツ(宮古島方言)マガジン「くまから・かまから」を発行することができてプカラッサ(喜こばしい気持ちが)しています。 私は発行人の「Hatsumi.M」と申します。

現在、東京在住ですが、ミャークでンマリ(生まれ)プドゥイ(育ち)ました。トゥス(年)を取るたびにミャークフツが懐かしく、また自分の気持ちを表すのにぴったりの言葉は、ミャークフツだとつくづく感じています。アスガ(しかし)現在ミヤークフツをパナス若者がどれだけいるでしょうか?20年、30年後を考えると夜も眠れんさー。

ミャークフツでミャークの事や、今思っていることなどをパナサー(話そう)と、このマガジンを企画しました。現在、宮古や本土・外国に住んでいる宮古出身の若者(マーンティ?ほんと?)数名で書いていきます。

ナンクル(とにかく)思いつくまま、気ままにやっていきます。ライターそれぞれの育った場所によって、言い方が違ったりすると思いますが、それもまた ウムッシハズ(面白いだろう)と考えています。クマカラ、カマカラ(ここから、あそこから)発信ということと、いろんな角度からモノを見てみようということでこのタイトルにしました。

文字にできない発音のミャークフツが多々あります。ワープロ文字で表記しにくいため、ニュアンスが違うこともあると思いますが、ユルシフィーサマチ。(お許し下さい)

このマガジンによって、バッシ(忘れ)ていたミャークフツが思い出され、古い言葉が“陽の目”をみることができれば、これ以上のプカラスムヌはありません。

読者の方からの投稿も載せながら、楽しいマガジンを目指したいと思っています。末長いおつきあいをよろしくお願いします。

宮古のことわざ

[馬んな乗りみぃる 人とお交際みいる]

ヌゥマンナヌゥリミイル
ピトゥトオピライミイル

馬は乗ってみないと駿馬か駄馬かわからない
人もつき合ってみないと外見だけでは、判断できない の意

んきゃーんじゅく
佐渡山政子/編 より

『ガンズゥーサドゥーイツバン』(元気が一番)

菜の花

ハイ。ノーシィーガ。(いかがですか?)伊良部島生れの高橋尚子です。走るのはダメ、オリンピックの参加もナシ。それでも正真正銘の高橋尚子です。今は神奈川県川崎市に住んでいます。

ヤラビ(子供)の頃は、「共通語を話しましょう」という学級努力目標があって、イラウフツ(伊良部の方言)は話さなかったさー。でもオバサンになってきたら、イラウフツも懐かしく、暖かい言葉としてでてくるようになった。誰に教えてもらわなくてもツム(心)にしみ込んでいるから自然と口にでるさー。ウチラのンマリジマ(生れた島)は、カギスマ(きれいな島)だから、皆で守らんと!

「くまから・かまから」で何でも話せーとのことだから、病院でナースのお仕事をしている私は、病院のナイショの話をあのねのねと話していくよー。仕事は、コーサ(きつさ)ばかりじゃない。お笑い番組顔負けのネタがヤマッサドー(いっぱいだよ)

この間の深夜のこと。65歳でチョーボケボケのオジーガヨー、夜中の3時頃、おもらししてベッドのマットレスまで大洪水サー。隣の患者さんが起きないように、コソコソヒソヒソとシーツを換えているのに、オジーは我が道をひたすら強引グマイウェイ。スッポンポンで廊下に出て行くしー。その上、オジーは音も立てずにベッドをぬけて徘徊する凄い技を持っている。この間の深夜は、違う病棟に迷い込んで、そのまま空いているベッドで寝てた。病院は、オジー捜索にどんだけ大変だったか…。

でも、オジーにはそれもわからんさー。看護婦のこともそうじのおばさんかお手伝いさんと思っているから、ウチラはしょっちゅう怒れらてばかり…。ダイズガーダイズ。(大変だよ、もう)でも、こんなオジーがいるから、重症の患者さんを張り詰めた気持ちで看護した後もホッとした思いになるさー。オジーは今や病棟の問題児…じゃなくてアイドルさー。ガンズゥーサドゥイツバン!これ読んでいるアンタもガンズゥーシテハマリヨー。(元気で頑張ってよー)

以上、深夜の病棟からのリポートでした。

『ミャクフツ講座・顔編』

naicyar-shima

  • カナマズ(頭)
  • フタイ(額)
  • カラズ(髪の毛)
  • ミパナ(顔)
  • カマツ(頬)
  • ミー(目)
  • パナ(鼻)
  • フツ(口)
  • スバ(唇)
  • パー(歯)
  • パンダル(鼻汁)
  • ンーパナダル(青ッ鼻)
  • ナダ(涙)
  • ミン(耳)

(例)ウワガ フタイ ヤ ウプフタイ ヤー。(あなたの額は、大きい額だね)

発音は、だいたい、平板で言えば、まちがいないでしょう。ハイ、声に出して練習しましょうねー。

ライター紹介

  • 〔アモイ〕1955年平良市生れ中国江蘇省在住。
  • 〔神童〕1960年島尻生れ。平良市在住。
  • 〔naicyar-shima〕1958年下地町生れ。東京在住。
  • 〔菜の花〕1960年伊良部町生れ。神奈川在住。
  • 〔なー坊〕1960年上野村生れ。上野村在住。
  • 〔のりぼー〕1960年平良市生れ。横浜市在住。
  • 〔Hatsumi.M〕1960年下地町生れ。東京在住。
  • 〔マツカニ〕1955年上野村生れ。神奈川在住。
  • 〔宮国優子〕1971年平良市生れ。東京在住。
  • 〔ワタリ マリ〕1960年上野村生れ。京都在住。

以上、宮古島方言5段以上のメンバーで書いていきます。

編集後記

ついに発行しました。ミャークフツメールマガジン!!

これで、ミャークフツの世界制覇も夢じゃないハズ。

あなたのご意見・ご感想もキカシフィーサマチ。(お聞かせください)

また、「自分もミャークフツで書きたい!載せたい!」とお考えのウワ(あなた)

どんどんメール下さーい。掲載しますよ。マチウンドー。(待ってるよ)

「んきゃーんじゅく」の佐渡山政子さんには、マガジン掲載を快く了解していただき、感謝しています。タンディガータンディ。(ありがとうございます)

編集・発行:Hatsumi.M

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