喪主挨拶でカンペはOK?緊張&苦手な場面は5つの例文で乗り切ろう

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喪主挨拶はカンペを使ってよいのか

喪主になった場合は、遺族を代表して通夜や葬儀などさまざまな場面で挨拶をすることになります。しかし、どのような内容を話せばいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。今回は、シーンごとの喪主挨拶の例文をご紹介します。また、文章を考える際のポイント緊張する場合の対処法なども解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

喪主が挨拶をするタイミング

喪主が挨拶するタイミング

喪主の挨拶を考える前に、まずは葬儀の一連の流れを把握することが大切です。そして、どこで喪主の挨拶が必要なのか把握しましょう。ここでは、通夜と葬儀を2日間で行う「一般葬の流れ」と「挨拶のタイミング」を確認します。

【一般葬の流れと挨拶のタイミング】

1日目

  • 通夜 
  • 会食:通夜振る舞い

2日目

  • 葬儀・告別式
  • 火葬
  • 会食:精進落とし(初七日法要を行う場合)

この中で喪主が必ず挨拶を行うのは、「通夜」と「葬儀・告別式」です。「通夜振る舞い」については、関東と関西で行う形式が異なることがあります。関西の場合は、ご遺族のみで食事をいただく場合が多いので、かしこまった挨拶は必要ないでしょう。

関東の場合は、一般の参列者にも通夜振る舞いがふるまわれることが多いため、始まる前と終わるタイミングで喪主は挨拶を行う必要があります。また、近年は火葬の後に、「初七日法要」を行うケースが増えています。この場合も、会食である精進落としの前後に喪主挨拶を行いましょう。

挨拶文を考えるときに気を付けること

いざ挨拶を考えると、故人への想いが強すぎて内容に偏りが出ることも考えられます。最後まで書き終えたら、他の親族に確認してもらったり、挨拶の練習を聞いてもらったりするとよいでしょう。また、挨拶の長さや言葉の選び方も重要なポイントです。以下で詳しく解説しますので、ご確認ください。

【挨拶の長さ】

喪主の挨拶は、3分程度で終わるように文を調整しましょう。参列者の中には遠くからお越しいただいている方もいます。余計な負担をかけないためにも、時間配分には注意する必要があります。また、挨拶文の中には、「通夜振る舞いのご案内」や「翌日の葬儀・告別式等の連絡事項」も含まれますので、しっかりと伝わるよう声のトーンにも気をつけましょう。

【忌み言葉に気を付ける】

喪主の挨拶だけではなく、葬儀には使ってはいけない言葉があります。たとえば、不幸が繰り返されると連想するような「たびたび」「いよいよ」などの重ね言葉がその代表的なものになります。

また、葬儀の挨拶でも「急死」「消える」「生きていたとき」など、不幸を連想させる言葉も使用しないのがマナーです。重ね言葉・不幸を連想させる言葉などを含む「忌み言葉」は、参列者として出席した際もご遺族に対して使用しないよう気を付けましょう。

重ね言葉・いよいよ
・ますます
・かえすがえす
・何度も
・たびたび、しばしば頻繁に など
不幸を連想させる言葉・忙しい
・急死
・更に
・散る
・終わる
・浮かばれない
・追って
・4や9の数字 など
その他の忌み言葉・終わりに
・最後に
・やばい など

【緊張するならメモを読み上げても】

喪主となった後は、葬儀の打ち合わせなどで忙しくなります。そのため、挨拶分を考えるだけで精一杯となり、暗記をする時間が取れないこともあるでしょう。また、「人前で話すのは緊張する」というタイプの方は、メモを読み上げる形でも失礼にはあたりません。無理に上手く話そうとせず、参列していただいた方に感謝の気持ちを伝えることを意識して挨拶に臨みましょう。

喪主挨拶の例文

喪主挨拶の例文

ここでは、喪主挨拶の具体的な例文をご紹介します。挨拶文でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

【通夜の喪主挨拶 例文】

通夜や葬儀の挨拶は、一般的な構成に当てはめて考えるとスムーズに決まることが多いです。ここでは、通夜における挨拶の構成のポイントと挨拶の例文をご紹介します。また、通夜振る舞いを行う場合の例文も記載するので、併せてご確認ください。

構成ポイント:通夜の場合
① 自己紹介(故人との関係)
② 弔問へのお礼
③ 故人のエピソード
④ 通夜振る舞いの案内(通夜振る舞いを行う場合)
① 私は、故人〇〇の長男〇〇でございます。

② 本日はお忙しい中、ご参列いただきまして誠にありがとうございました。

③ 特に大病もせず、定年後は楽しく過ごしていた〇(父や母など)でしたが、半年前に〇〇と診断され、入院生活がはじまりました。回復して欲しいと願いましたが、天には届かず今日に至りました。眠るように息を引き取ったことが、せめてもの救いでございます。 皆様の生前のご厚誼と、療養中のお見舞いに厚く御礼申し上げます。

④ささやかではございますが、別室に簡単な食事の用意などをさせていただきました。故人との思い出話などを聞かせていただければ幸いです。

・通夜振る舞い喪主挨拶 例文

構成ポイント:通夜振る舞いの場合
① 参列者の帰路を気遣う文
② 翌日の葬儀のお知らせ
③ お礼
本日はお忙しい中、亡き〇の通夜にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

①思い出話は尽きませんが、夜も更けてまいりました。皆様におかれましては、お気をつけてご帰宅ください。

②なお、明日の葬儀・告別式は〇時より執り行わせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

③本日は誠にありがとうございました。

【葬儀・告別式の喪主挨拶 例文】

近年は、通夜か葬儀・告別式のどちらか一方のみ参加する方が増えています。そのため、挨拶の構成や内容は通夜と同じでも問題ありません。ただし、通夜よりも挨拶を長くする傾向も見られますので、生前の故人の様子などを長めに書いてもよいでしょう。

構成ポイント:葬儀・告別式の場合
① 自己紹介(故人との関係)
② 弔問へのお礼
③ 故人のエピソード
④ お礼
⑤ 今後について
① 遺族を代表いたしまして、皆さまにご挨拶を申し上げます。私は、故人○〇の長男○○でございます。

② 本日は、お忙しいところを、○○の葬儀にご参列くださいまして、誠にありがとうございました。

③ 特に大病もせず、定年後は楽しく過ごしていた〇(父や母など)でしたが、半年前に〇〇と診断され、入院生活がはじまりました。回復して欲しいと願いましたが、天には届かず今日に至りました。生前〇は釣りが趣味だったので、退院して海に行くことを目標に頑張っていました。残念ながら叶えてあげることはできませんでしたが、最期、眠るように息を引き取ったことが、せめてもの救いでございます。

④ 皆様の生前のご厚誼と、療養中のお見舞いに厚く御礼申し上げます。

⑤ 皆さま方には、今後とも故人の生前同様にお付き合いいただき、ご指導いただけますことをお願い申し上げます。本日はありがとうございました。

【精進の落としの喪主挨拶 例文】

最近は、火葬の後に初七日法要を行い、精進落としの料理を頂くケースが多く見られます。ここでは、精進落としの際の喪主挨拶の文例を、構成と共にご紹介します。

構成ポイント:精進落としの喪主挨拶の場合
はじめの挨拶
①葬儀が終わったことを報告し、参列者にお礼を伝える
②献杯につながるように締める

終わりの挨拶
①精進落とし出席のお礼
②法要の日程が決まっている場合はお知らせ
③参列者の帰路を気遣い、締める

はじめの挨拶

①本日は、亡き〇のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、滞りなく葬儀・告別式を済ませることができました。改めてお礼申し上げます。
ささやかではございますが、精進料理の席を設けさせていただきましたので、思い出話でもしながら、お食事を召し上がってください。それでは、時間の許す限りおくつろぎください。

②〇〇様、献杯をお願いします。

終わりの挨拶

①本日はお忙しい中、最後まで参加いただき誠にありがとうございました。もっと思い出話をお聞きしたいところですが、あまりお引止めするのもご迷惑かと存じますので、この辺りでお開きとさせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

②なお、四十九日の法要は〇月〇日を予定しております。

③足元暗くなっておりますので、どうぞお気をつけてお帰りください。
本日は、誠にありがとうございました。

僧侶の方にも気持ちのこもった挨拶を

通夜や葬儀・通夜の参列者の方々以外に、2日間お世話になる僧侶の方に対して挨拶を行いましょう。喪主は、どのようなタイミングで挨拶を行うのか解説します。

【宗教者(僧侶など)への挨拶 例文】

僧侶の方に挨拶するタイミングは、「安置所や斎場などに到着した時」と「最後にお布施をお渡しする時」の2回です。葬儀が終わっても法要を予定している場合は、寺院とのお付き合いも続きますので、その旨をお願いして挨拶を締めるとよいでしょう。

到着した時

本日はご足労いただき、誠にありがとうございます。
何卒ご指導のほどよろしくお願いいたします。

お布施をお渡しする時

昨日と本日と2日間、故人のために誠にありがとうございました。
無事に通夜と葬儀を終えることができました。
今後もどうぞよろしくお願い致します。

まとめ

ご家族を亡くした直後に喪主として挨拶を考えるのは、負担が大きいと感じることもあります。しかし、基本の構成さえ分かれば、故人についての内容を加えていくだけで時間をかけずに作成することも可能です。また、暗記する時間がなければ、メモなどを用意して読み上げても問題はありません。本記事を参考にしていただき、故人とのお別れのために足を運んでくださった方々に、心をこめてお礼をお伝えしましょう。